生産現場

目次

生産現場でのハイスピードカメラの活用

ハイスピードカメラは生産現場での効率向上や品質管理に不可欠です。高速の生産プロセスを詳細に観察し、問題箇所を特定することで、生産ラインの停止や不良品の増加を防ぎ、歩留まり向上に貢献します。また製品の欠陥や不良箇所を検出し、品質の向上を図ることで、顧客満足度を高めます。さらに生産プロセスの改善点を見つけ出し、効率性を向上させれば、コスト削減や競争力の向上にも繋がります。

生産現場での活用のポイント

生産現場でハイスピードカメラを活用する際は、以下のポイントが重要です。

ポイント01 異常検知の機能を活用する

生産現場では、ノンストップで高速な動作やプロセスが行われており、いつ不具合が起こるか予想することは難しいです。通常のハイスピードカメラは撮影できる時間が限られているため、不具合が発生してもメモリがいっぱいだと記録できないという課題があります。そこで異常検知機能がついたハイスピードカメラを使用すれば、「いつもと違う動き」があったときだけ撮影しますので、人がそばにいなくてもトラブルの原因をモニタリングして撮影できます。

ポイント02 製造設備とカメラを連動させる

PLCなどの制御機器で検知したイベントの瞬間を記録するためのデジタルI/Oオプションで、簡易的な検知システムを構築できます。8chデジタルI/Oを使用すれば、設備のPLCなどからの信号で撮影を開始することもできます。例えば「装置Aが稼働中」かつ「カメラがイベントを検知」した時に撮影を開始するなど複合な条件の設定も可能です。〇分毎に撮影するなど、タイマー録画機能との組み合わせた条件設定もできます。

ポイント03 小型のカメラを活用する

小型のハイスピードカメラであれば、狭小部での撮影やロボットへの取り付けができます。生産現場や製造装置の内部に設置するケースも多いです。内部へ設置は難しいが可能な限り寄って撮影したい という場合には、ファイバースコープという工業用内視鏡をカメラに取り付けて観察します。

ファイバースコープ

撮影システムの構成

生産現場でハイスピードカメラを活用する際のシステム構成には、異常検知が可能なハイスピードカメラ、適切なレンズ・照明、固定治具(三脚・アーム・マグネット)が必要となります。そのほかに、外部機器との連携に必要な同期ケーブル、狭小部撮影用のファイバースコープなどのオプションもあります。

生産現場で撮影された映像

弊社のハイスピードカメラで実際に撮影した生産現場の映像を紹介します。

搬送機の速度ムラによるバタつき発生のメカニズム

チップコンデンサの搬送トラブル検知

充填ラインの挙動観察

生産現場での活用事例

生産現場での活用におすすめの製品

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