囲って、置いて、押すだけの画像検査の新しい「カタチ」|目視検査を改善する画像検査装置『AZVision』取り扱いを開始

ニュースリリース 製品・サービス

株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 瀧水隆)は、株式会社ウイングビジョン(長野県安曇野市、代表取締役 河原盛人)と代理店契約を締結し、 新たなデジタル製造支援ソリューションとして簡単且つ高精度に検査ができる画像検査装置『AZVision』の取り扱いを2020年10月28日より開始いたします。

製品名 AZVision
取り扱い開始日 2020年10月28日
価格 価格はお問い合わせください。

『AZVision』の主な特長

1. 検査範囲を囲うだけで高精度検査を実現 

AZVision(製造元 株式会社ウイングビジョン)は、高画素カメラと「メッシュマッチング」ソフトウェアテクノロジーにより、目視検査をサポートする画像検査装置です。人間の目を使ったアナログ目視検査を、画像を使ったデジタル目視検査へ進化させることで生産性向上に貢献します。専用画像検査装置とは異なり、簡単かつ直感的なユーザーインターフェースにより誰でも短時間で設定が可能で、小ロット生産で課題になるロバスト性や費用対効果を解決する手段として、多品種少量生産における検査の新たな選択肢として活躍が期待されます。

「メッシュマッチング」は株式会社ウイングビジョンの特許です。(日本国特許第6233824号)

簡単且つ高精度な検査設定・検査方法

最短10分で検査が開始できる簡単さが特長です。検査設定は専門的なスキルを必要とせず、検査方法も製造品をカメラの下に置いてボタンを押すだけです。
検査画像、履歴に加えて作業時間や生産台数の保存も一度に可能で、人のバラつきによる見逃しの削減や検査スピードの向上に貢献します。

2. 「メッシュマッチング」テクノロジーとは 

「メッシュマッチング」とは良品画像の検査したい範囲をマウスで囲うだけで、範囲内に貼られた多数のメッシュを検査単位とし、良品との「形」と「色」の違いを数値化する検査手法です。左は撮影された画像そのまま、右は「メッシュマッチング」の設定画面です。

画像は無数の細かなメッシュで分割されていて、検査したい部分をマウスで囲えば初期設定は完了です。検査の方法はシンプルで、あらかじめ撮影した良品の画像と検査画像の同一箇所にあるメッシュ同士をマッチング比較します。判定基準の許容値が設定値を下回ると、そのメッシュはNGと判定され赤色表示されます。(下図参照)

メッシュ設定は「標準」・「甘め」・「厳しめ」の3種類が用意されており、専門知識を必要とせず基本設定が完了できるほか、複数範囲の個別設定や、詳細な判定パラメータ設定により、部品サイズが大きく違うような場合でもフレキシブルな設定が可能です。
マッチングの内部処理についても、画像のコントラストや偏差などの特徴に応じて数種類のアルゴリズムを使い分けるなど、他の画像処理ライブラリーにはない独自性の高い検査手法となっています。

検査用途例

『AZVision』の構成・仕様

1. 構成・オプション

AZVisionの構成はタブレットPC、デジタルカメラ、ボタンボックスとシンプルです。照明、作業一体型誘電マット、基板用ガイドレールなどのオプションもご用意しています

2. 仕様比較表と検査範囲目安 

AZVisionは構成が異なる6つのモデルをご用意しています。

【株式会社ウイングビジョンについて】 ※AZVision 製造元

本   社: 〒399-8303 長野県安曇野市穂高5951-1 301
代 表 者: 代表取締役 河原盛人
創   業: 2018年6月
資 本 金: 1240万円
事業内容: 工業用画像検査装置の開発・製造販売
U R L: https://www.wvision.co.jp/

関連情報

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