「宇宙教育」とハイスピードカメラ

「宇宙教育」とハイスピードカメラ

毎年8月中旬に開催される日本最大規模の学生/社会人によるロケット打上および自律ロボット制御のアマチュア大会「能代宇宙イベント」で、宇宙教育の普及と宇宙開発を支える人的資源の育成を支援しています。

技術・製品・サービス 働き方・教育・制度 パートナーシップ・共生・地域貢献

貢献する主なSDGs(持続可能な開発目標)

能代宇宙イベントとは

「能代宇宙イベント」は、秋田県能代市で毎年8月中旬に開催される「日本最大規模の学生/社会人によるロケット打上及び自律ロボット制御のアマチュア大会」で、宇宙教育の普及と宇宙開発を支える人的資源を育成することに加え、航空宇宙技術の交流を通じた地域活性化を目指しています。

このイベントに参加する学生は、会場である秋田県外からも非常に多く訪れ、多い年では300名を超える学生、20を超える大学や団体が集まり実験を行い、大きな盛り上がりを見せています。

ロケット打ち上げ風景

打ち上げで抱えていた課題

このイベントは、学生の教育や研究を目的にしていますので、発射したロケットを様々な角度から解析する必要が有ります。

従来(ハイスピードカメラを使う前)の解析では、ロケットに小型のロガーを積み、打ち上げ後にこのロガーを回収して様々な数値情報を取得し、その情報から様々な検証を行っていました。

しかしながら、ロケットの状態によってはロガーを回収できないことも多々あり、「せっかく打ち上げたのに検証用の情報がとれない、、、」ということもありました。

ハイスピードカメラの役割

ロガーが見つからず回収できない場合でも、ハイスピードカメラで撮影した映像と動画解析ソフトを組み合わせることで、ロケットがランチャーから離れた時の速度や角度など、様々な解析することが可能になり、ロケットの性能向上に貢献。また、ロケット打上げ撮影以外にも、ロケットエンジンの燃焼実験なども撮影しており、宇宙に関わる様々な面から技術向上に貢献しています。

ここで撮影・解析したデータは、ロケットの技術革新・精度向上につなげるため、能代宇宙イベントに参加した人に提供しています。

能代宇宙イベント[ 打ち上げ その1 ]

能代宇宙イベント[ 打ち上げ その2 ]

能代宇宙イベント[ 燃焼 ]


能代宇宙イベント


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