動画マニュアルの導入事例6選│社内教育に効果的な動画マニュアルを解説
- 動画作成
- #動画マニュアル
- #動画作成アプリ
「どんな企業で動画マニュアルが採用されているのか」「動画マニュアルの導入事例が知りたい」と気になっていませんか。
動画マニュアルの導入を検討するなら、得られる効果やメリットを他社の事例から学んでみるのがおすすめです。
本記事では、動画マニュアルの導入事例を6選まとめました。動画マニュアル導入時の課題やその解決策などを一緒にご紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
動画マニュアルの導入事例6選
ここでは、動画編集アプリの導入事例を6選ご紹介します。動画マニュアルの導入に際し、似たような問題に悩むお客様は数多くいらっしゃいました。各企業で抱えていた課題とその解決策をお伝えしますので、ぜひご参考にしてください。
事例1.芝浦機械株式会社(技能伝承マニュアル)
芝浦機械株式会社は、工作機械や産業用ロボットなどの製造・販売メーカーです。芝浦機械株式会社では、熟練者の技能を後継者に伝える方法として動画マニュアルを導入しました。
課題:動画マニュアルの制作に時間がかかる
芝浦機械株式会社で抱えていた課題は、動画マニュアルの制作に時間がかかる点です。家庭用ビデオカメラでの撮影は、編集のために動画データをパソコンへ移す手間がかかります。さらに、パソコン用の編集ソフトは小難しく、編集に慣れている人でも数時間以上かかることが珍しくありません。現場で動画制作に時間をかけられないことから、動画マニュアルの実用化は難航しました。
効果:2日間かかっていた制作時間を3時間へ短縮
芝浦機械株式会社では、動画マニュアルの導入により、2日間かかっていた制作時間を3時間へ短縮することに成功しています。使用した動画作成ツールPhotron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)は動画撮影から編集までスマホ1台で完結し、動画データをわざわざパソコンに移し替える必要がありません。編集画面もシンプルなため、複雑な編集ソフトより短い時間で動画制作できます。
制作時間を短縮できたことで、芝浦機械株式会社では通常業務と並行して動画マニュアルを作れるようになりました。
事例2.ミニストップ株式会社(業務マニュアル)
創業当時より、ファストフードの店舗調理に力を入れるコンビニエンスストアの「ミニストップ」。ミニストップ株式会社は、外国人スタッフ用に多言語の動画マニュアルを用意しています。
課題:無料アプリでは字幕調整や翻訳機能が弱い
ミニストップ株式会社では、もともと無料アプリ「iMovie」で動画マニュアルを作成していました。しかし、無料アプリではテロップ編集や翻訳機能に限界があり、動画マニュアルとしてのクオリティが低い課題がありました。
効果:自動翻訳機能により多言語の動画マニュアルを簡単に作成
そこで導入されたのが、多言語に対応した自動翻訳機能と、読み上げ音声機能のある動画マニュアル作成ツールです。Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)は100ヶ国語以上に自動翻訳できるため、日本語版の動画マニュアルから手間をかけずに多言語のマニュアルが作れます。
この翻訳機能の活用により、ミニストップ株式会社では英語・中国語・ベトナム語のマニュアルを短期間で用意することに成功しました。
事例3.スーパー・小売(顧客サービスマニュアル)
動画マニュアルは顧客サービスの品質向上にも活用できます。
課題:顧客サービスが社員によってバラバラだった
スーパーや小売業では、顧客サービスのバラつきを改善するために動画マニュアルを導入されています。顧客サービスはトーク内容や姿勢・雰囲気など、テキストベースで表すのが難しいケースも多いです。サービス基準が個人の主観に委ねられてしまうと「あの人はやってくれたのに、この人はやってくれない」など顧客満足度を下げる要因となってしまいます。
効果:サービス品質が全社的に向上
顧客サービスを動画マニュアルにすると、口頭や文書での説明が難しいシーンなども動画でレクチャーできます。顧客サービスの基準となるモデルができれば、社員は見習うべき正解が分かるようになります。動画マニュアルの導入によって、会社全体でのサービス品質向上に繋がりました。
事例4.切削工具の製造業者(作業手順マニュアル)
切削工具の製造を営む企業では、作業手順・作業準備の工程などを動画マニュアルにしました。
課題:動画と紙のマニュアルを両立したい
現場での作業の様子は、映像にすると微妙なニュアンスや細かい動きまで理解しやすくなります。そのため、作業手順の動画マニュアル化自体には初めから前向きでした。しかし、現場からは「動画マニュアルだけでなく、紙のマニュアルも欲しい」という声がありました。動画マニュアルと紙マニュアルをどちらも用意するのは、手間と時間がかかり大変な作業となってしまいます。
効果:ドキュメント出力機能で紙マニュアルも同時に作成
そこで決め手となったのが、動画マニュアルのドキュメント出力機能です。動画マニュアル作成ツールの中には動画マニュアルのデータを、そのままExcelやHTMLに出力できるものがあります。Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)の出力機能を使い、動画マニュアルと同じ内容の紙マニュアルを即座に作ることに成功しています。
事例5.セラミックス製品の開発・製造業者(安全教育マニュアル)
セラミックス製品の開発・製造を行う企業では、現場の安全教育のために動画マニュアルを作成しました。
課題:工場内ではインターネット・クラウドが利用NG
こちらの企業では、セキュリティー上工場内でのインターネット接続ができません。さらに、社外秘の情報が含まれる動画マニュアルを、クラウドにあげるのがNGとなっています。そのため、動画マニュアルをローカルに保存できることが条件でした。
効果:保存先はローカル・クラウドを自由に選択可能
使用した動画マニュアル作成ツールPhotron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)は、作成した動画マニュアルの保存先をローカル・クラウドどちらでも選べます。クラウドにしか動画マニュアルを保存できないという縛りがないため、セキュリティ規則が厳しい現場にも柔軟に対応できました。
事例6.電子部品メーカー(技能伝承マニュアル)
電子部品メーカーの企業では、熟練者の技術伝承の方法として動画マニュアルを導入しています。
課題:作業分析ツールでは動画編集機能が弱い
製造業でよく作成される動画マニュアルとして、熟練者と新人の比較映像を使う場合があります。こちらの企業でも作業の分析・比較ツールを導入しており、そのツールで熟練者と新人の比較映像を作成していました。しかし、作業の分析・比較ツールでは動画編集機能が乏しく、1から作業手順の動画を作成するのには不向きでした。
効果:比較映像を含めた動画マニュアルで作業分析も両立
そこで、作業の分析・比較ツールで動画マニュアルを作成するのではなく、動画編集に特化した 動画マニュアル作成ツールが導入されました。Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)には2つの動画を並べて比較できる機能(ピクチャーインピクチャー)があり、良い例と悪い例を比較できます。作業の分析・比較も両立できるため、技能伝承マニュアルとして活躍しています。
動画マニュアルを利用する4つのメリット
動画マニュアルを利用するメリットは主に4つあります。
- 紙のマニュアルより直感的に分かりやすい
- 新人教育にかける時間を効率化できる
- 教育の質が均一になる
- 繰り返し復習できる
教える側にとっても学ぶ側にとっても、従来の紙マニュアルより良い効果が得られます。動画マニュアルのメリットについてそれぞれ見ていきましょう。
メリット1.紙のマニュアルより直感的に分かりやすい
紙マニュアルに比べ、動画マニュアルは感覚的に理解しやすくなります。
紙マニュアルの場合は静止画やテキストでの説明しかできません。微妙なニュアンスの違いや、「カン・コツ」など説明が難しい情報などは、動画で伝えるのが適しています。
百聞は一見にしかずと言うように、一度実際の作業を動画で見ることで理解度が大幅に上がるでしょう。
メリット2.新人教育にかける時間を効率化できる
動画マニュアルは、新人教育にかける時間を短縮する効果も期待できます。
動画マニュアルをクラウドなどに保存しておけば、自ら動画を見て学習可能です。教育係の社員が毎回口頭で説明する機会を減らせます。また、新入社員に動画マニュアルを事前に見てもらい、不明点は随時質問してもらうという方法もあるでしょう。
付きっきりで業務を教えなければいけないことが減り、新人教育にかける時間を効率化できます。
メリット3.教育の質が均一になる
動画マニュアルにより教育の質を均一にできるのも、メリットのひとつです。口頭でレクチャーする場合、教える人によって言っていることがバラバラだったりやり方が微妙に違ったりします。
動画マニュアルで全員の基準となるマニュアルを用意しておけば、教える人によって教育の質が変わることを防げます。
メリット4.繰り返し復習できる
あまり慣れていない作業や久しぶりの業務だと、「どうやるんだっけ」と不意にやり方を忘れてしまうことは誰しもあるでしょう。そのようなふとした瞬間に、繰り返し復習できるのが動画マニュアルのメリットです。
動画マニュアルがあれば、誰かに聞きにくいときでも自分ですぐ復習ができます。誰でも簡単に復習できる環境が整っていると、新人以外の社員が改めて正しい作業手順に気付くなど、業務改善に繋がることもよくあります。
動画マニュアルの作成前に知っておきたい2つのデメリット
動画マニュアルのメリットがある一方、デメリットは以下のような点です。
- 人によっては動画の撮影や編集に苦手意識がある
- 部分的に見たいときは紙マニュアルが適している
職場の性質や特徴によっては、動画マニュアルと紙マニュアルを両立させる方が良い場合もあります。それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
デメリット1.人によっては動画の撮影や編集に苦手意識がある
高齢の労働者など、人によっては動画マニュアルの撮影や編集を任せるのが難しい場合があります。特に、パソコンやスマホに慣れていない人が多い職場では、動画撮影や編集と聞くだけで「難しそう」と苦手意識をもつ人もいる場合があります。
また、現場の熟練技術者の中には「マニュアル化することで自分の仕事を奪われるのでは」と恐怖心を抱き、動画撮影に対し非協力的になる人もいます。従業員が動画マニュアルの作成にネガティブな気持ちをもたないよう、動画マニュアルの必要性を理解してもらうことが大切です。
デメリット2.部分的に見たいときは紙マニュアルが適している
マニュアルの内容を部分的に確認したいときは、紙マニュアルの方が扱いやすい側面があります。
紙マニュアルの場合はページ数や目次を見て、確認したい部分を比較的すぐに見つけられます。しかし、動画だと「何分何秒あたりで該当事項を説明していたか分からない」といったこともあるでしょう。そのため、動画を少しずつスキップしながら見たい部分を探す、といった手間がかかります。
動画マニュアルの部分的な確認をスムーズにおこなう方法として、動画作成ツールのドキュメント出力機能を使うのがおすすめです。ドキュメント出力機能は動画マニュアルの内容をExcelやHTMLなどに自動出力し、紙マニュアルを作成できる機能です。動画と同時に紙でもマニュアルを残せるため、状況に合わせて使いこなせます。
そこで続いては、ドキュメント出力機能があり、動画マニュアルの作成におすすめな「Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)」をご紹介します。
動画マニュアルのおすすめツール「Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)」
Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)は、動画マニュアルの作成に必要な機能がすべてそろっています。
Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)の特徴
- 動画編集初心者でも扱いやすいパワポのような編集画面
- 動画の撮影から編集までスマホ1台で完結
- 作成した動画はローカル・クラウドどちらでも保存可能
- 自動音声認識や自動多言語翻訳などの便利な機能付き
シンプルで使いやすい動画作成アプリを、低コストで導入したい企業にPhotron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンモバイルビデオクリエイター)はおすすめです。無料の動画作成アプリより機能が充実しており、手間を軽減しながらクオリティの高い動画マニュアルを作成できます。
また、作成した動画マニュアルの管理・運用はお客様自身で決められます。そのため、保存先をローカルやクラウドいずれかに縛られず、職場に合わせた運用が可能です。
まとめ:事例を参考に動画マニュアルを導入してみよう
本記事では動画マニュアルの企業事例をご紹介しました。動画マニュアルの導入にあたっては、各企業の特徴や環境によって生じる課題が異なります。自社にはどのような課題があるのかを、今回ご紹介した事例を参考に考えてみてください。
自社で抱えている課題が分かると、「どんな動画マニュアルが適しているか」「動画作成ツールはどのようなものが良いか」が見えてきます。弊社で動画マニュアルの導入相談にのることも可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
画像・映像のことなら
フォトロンにお任せください
お問い合わせは
こちらから
株式会社フォトロンに関する
お問い合わせはこちらから
資料を
ダウンロード
フォトロンおよびグループ企業の
会社紹介資料をダウンロードできます