解説動画の作り方3ステップ!メリット・デメリット・コツも紹介

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目次

「解説動画に興味はあるけど、どのように作ればいいのかわからない」と悩んでいませんか。

Youtubeなどの動画プラットフォームが増え、動画はより身近な存在になっています。その中でも解説動画は、視聴者が欲しいと思う情報を分かりやすく提供できるので、作り方に興味がある人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、解説動画の作り方3ステップとメリットやデメリット、動画作成のコツについてご紹介します。おすすめの動画編集アプリもご紹介するので、ぜひ参考になれば幸いです。

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解説動画とは?

解説動画とは、何かを説明したり視聴者に理解してもらうことを目的とした動画です。例えば、自社商品の使い方や申込手続きの手順解説など、文字だけではイメージしにくい説明を動画で分かりやすく解説します。

解説動画には大きく分けて3種類あるため、それぞれの特徴を続けて見ていきましょう。

解説動画の種類は主に3つ

ここでは3種類の解説動画について紹介します。

  • 文字解説動画
  • インフォグラフィック動画
  • 番組形式動画

種類1.文字解説動画

文字解説動画とは、動画に文字を入れ解説をおこなう動画のことをいいます。

文字解説動画のイメージ

映像だけをただ流していると、「何の映像なのか」「何をしているのか」など把握できないことがあります。テロップや字幕、説明文章などの文字を入れることで、映像の補足ができて内容がより分かりやすくなります。例えば、商品説明動画や研修動画、動画広告などは文字解説動画におすすめです。

種類2.インフォグラフィック動画

インフォグラフィック動画とは、インフォメーション(information)とグラフィック(graphic)で成り立つ動画です。グラフやチャートといったデータを、図解映像として分かりやすく見せられることが特徴です。

インフォグラフィック動画のイメージ(引用:ユニセフ)

経営状況の変化や業績の伸び率など難しい数字も、インフォグラフィック動画にすることで視聴者も感覚的にデータを理解しやすくなります。また、会議や商談などでグラフやチャートを用いた動画を営業ツールとして活用することも可能です。

種類3.番組形式動画

番組形式動画とは、通販番組のように商品やサービスの紹介をするインタビュー形式の動画のことをいいます。番組形式動画にはインタビュアーと紹介者が出演している場合が多く、視聴者が気になっている点や不安点をインタビュアーが代弁してくれます。

番組形式動画のイメージ(引用:Marketing-Robotics株式会社)

視聴者が知りたい情報を中心に話が進行するため、自然な形で視聴者の興味を引きつつ商品をアピールできる点が特徴です。

このように解説動画にはいくつか種類がありますが、基本の作り方は大きく変わりません。続いて解説動画の作り方を紹介します。

解説動画の作り方を3ステップで解説

解説動画は以下の3ステップで作成しましょう。

  1. 台本・構成案を作成する
  2. 映像や素材を用意する
  3. 動画を編集する

ステップ1.台本・構成案を作成する

まずは構成案と台本の作成です。構成段階で、「誰に向けて」「何を達成するための動画なのか」を明確にします。そうすることで動画の方向性や目的を見失わず作業しやすくなります。

台本には挿入するテキストやテロップ、ナレーションの台詞、映像のイメージなどを書き入れましょう。台本を作らずに撮影すると途中で話がそれたり、必要な素材が足りないことに気付いて撮り直しになる可能性があります。事前に準備をしてから次のステップに臨みましょう。

ステップ2.映像や素材を用意する

続いてのステップは、映像や素材の用意です。インフォグラフィック動画は、イラストやグラフといったグラフィックデータを用意します。グラフィックデータはIllustratorなどのツールを利用して作成するか、自社にリソースがない場合は外注も考えましょう。

文字解説動画や番組形式動画は、必要な映像を撮影します。人物を撮影する場合には、複数アングルで撮影しましょう。1つのアングルからだと手元の細かい作業など見えない可能性があるためです。

室内では照明器具やレフ板などを使用すると、綺麗に動画を撮ることができ、高品質な動画を撮影できます。音声を録音する際は、雑音が多いとマイクが音声を拾えない可能性があるので、静かで雑音が少ない場所で撮影することが大切です。

ステップ3.動画を編集する

収録した動画をカットしたり音声を繋ぎ合わせてひとつの形にします。長く面白みに欠ける動画は途中で離脱されるので、長くても10分程度で伝えたい内容を動画にまとめることがポイントです。BGMや効果音なども組み合わせると、メリハリが出て飽きにくい動画になります。

できれば最後は第三者にも動画を確認してもらい、自分では気づかない矛盾点や不明点を確認してもらいましょう。

なお、どのような動画編集ツールを使うかによって、動画編集の方法や編集しやすさが変わります。おすすめの動画作成アプリについては以下の記事で紹介しているため、こちらもぜひご覧ください。

>>動画作成アプリのおすすめ10選!iPhone・Androidで簡単に編集できる

分かりやすい解説動画を編集するための2つのコツ

分かりやすい動画を作成するために2つのコツがあります。意識しておくと、より分かりやすい動画に仕上がります。

  1. 動画時間を長くしすぎない
  2. テロップを挿入する

コツ1.動画時間を長くしすぎない

長々と説明が続くと、どんなに良い内容を話していても途中で飽きられる可能性があります。

伝えたいことだけを簡潔に分かりやすい動画に仕上げ、目安としては3~5分程度に収めると良いでしょう。TikTokでは視聴者が集中して見れる時間として、動画時間を最大3分に設定しています。

もし動画が長くなってしまうときは、項目ごとに分けて複数動画を作成します。例えば「事前準備から申込完了まで」といった1本の動画を、事前準備・申込手続き・手続き完了後の3本に分けるなどです。長い動画を最初から最後まで見なくても、視聴者は知りたい情報だけを見られます。

コツ2.テロップを挿入する

解説動画ではテロップを効果的に使いましょう。動画はミュートで視聴する人もいるため、テロップで情報を補足することで音声説明がなくても内容を理解しやすくなります。

挿入するテロップは、説明の台詞をすべて文字に起こすのではなく、内容を簡潔にして挿入するようにしましょう。すべて文字起こしすると画面の情報量が多くなってしまい、肝心の映像に目がいかなくなってしまいます。テロップを上手く活用することで、分かりやすい説明動画を作成できます。

なお、無料の動画作成アプリだとテロップを決まった位置でしか挿入できなかったり、フォントの種類が少ないなど、不便な点も多いです。

Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンビデオクリエイター)は有料アプリですが、音声認識による自動テロップ生成やテロップ・字幕の自動多言語翻訳があり、手軽にテロップを挿入できます。

1ヶ月の無料トライアルもありますので、ぜひお気軽にお試しください。

解説動画の3つのメリット

解説動画のメリットは3つあります。

  1. 視覚や聴覚からの情報を伝えられる
  2. 時間や場所に縛られずに視聴できる
  3. コスト削減につながる

上記のようなメリットがあり、紙の説明資料などに比べて優れている点も多いので紹介します。

メリット1.視覚や聴覚からの情報を伝えられる

解説動画は、視覚と聴覚の両方から情報を伝えることが可能です。紙による説明は静止画や文字でしか情報を伝えられませんが、動画なら実際の動きや音声など伝えられる情報が増えます。

字幕などが入っていればミュートにしていても内容は理解されますし、複雑な作業の場合は、実際に作業している場面を撮影し理解度を深めることができます。映像・文字・音声といった幅広いアプローチで、正確に情報を伝えることが可能です。

メリット2.時間や場所に縛られずに視聴できる

解説動画は、PCやスマホなどで見られるので、時間や場所に縛られることなく動画を視聴できます。紙の場合は持ち運ぶ必要があるため、必要なときに手元にないことがあります。動画であればクラウドに共有するなど、オンライン上での視聴が簡単です。

社内向けの動画なら、自宅や出張先など、いつどこでも見返せるので業務効率の向上にも繋がります。また、一般向けに制作された解説動画は、YouTubeに投稿することでインターネットに繋がる世界中の人々に発信可能です。

メリット3.コスト削減につながる

動画は一度作成すれば共有するだけで視聴できるため、1人1人に印刷して渡すなどの費用が発生しません。テキスト、紙の資料にするための印刷コストを大幅に削減することができます。

解説動画にはこのようなメリットがある一方で、デメリットも存在します。

解説動画の2つのデメリット

解説動画のデメリットは以下の通りです。

  1. 動画作成の工程が多い
  2. 動画制作の専門知識が必要

デメリット1.動画作成の工程が多い

解説動画は、企画から撮影、編集まで数々の工程を踏んで1本の動画になります。初めて解説動画を作成する場合は、大変に感じることがあるかもしれません。

また、動画作成ツールはワードやエクセルとは使い勝手が異なります。基本的なパソコン操作に慣れていても、編集作業に慣れるまで時間がかかることもあります。

動画作成に慣れるまでは最初から最後まで1人でおこなおうとせず、動画作成チームを組むなど複数人で協力して役割分担しながら作業しましょう。

デメリット2.動画作成の専門知識が必要

動画作成には少なからず専門知識が必要です。動画構成の練り方や動画編集ツールの使い方など、知識やスキルをもっている方が完成した動画のクオリティも高くなります。

動画作成のプロに依頼すると多額のコストがかかるので、少しでもコストを抑えたいのであれば、独学で身につけていく必要があります。

とはいえ、動画作成が本業ではない限り、プロ並みの動画クオリティを解説動画に求める必要はありません。説明がしっかり伝わっているかが解説動画では重要ですので、動画の出来やクリエイティビティにこだわりすぎなくても大丈夫です。

まとめ:解説動画は簡単3ステップで作れる!

この記事では、解説動画の種類と作り方についてまとめました。解説動画にもメリット・デメリットはもちろんありますが、スマホなどの媒体を使って気軽に見られるため、解説動画は今後ますます需要が高まると期待できます。

解説動画を作るには、動画を作成するためのアプリが必要です。無料アプリだと、テロップを決まった位置でしか挿入できなかったり、フォントの種類が少ないなど不便な点が多いので有料アプリを利用するのがおすすめです。

Photron-Mobile Video Creator(MVC、フォトロンビデオクリエイター)は、十分な機能が揃いつつも低コストで導入できます。まずは、1ヶ月の無料トライアルがあるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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