ハイエンドライブプロダクションサーバ EVS XT-VIA

XT-VIA

スポーツライブ中継の感動を8K/4K/HD映像で発信
IP/SDI対応ハイエンドライブプロダクションサーバ

VIA

8K 2ch、4K 6ch、HD/FHD 12ch、
ST2110、HDRコンテンツ対応

EVSサーバは、スポーツやライブイベントでのスローリプレイやハイライト送出に加え、ドラマやバラエティ番組のマルチカメラ収録、スタジオ送出など、幅広い用途に対応できるライブプロダクションサーバです。
4K 6chおよびHD 12chの収録/送出を実現する「XT-VIA」は、スローリプレイ、マルチカメラ収録&再生、プレイリスト編集に対応しています。さらに、4K/HDスーパーモーションカメラやHDRコンテンツにも対応しており、筐体内蔵の大容量ストレージにより、長時間の4K/HD中継制作を強力にサポートします。

概要

特長01 世界標準 トップシェアの実力および抜群の安定性を誇る「Loop Recording」技術

EVSサーバは、全世界100カ国以上の放送局やプロダクションで使用されており、スポーツ中継のデファクトスタンダードとして高い評価を受けています。さらに、大規模スポーツイベントの国際放送センターでもホスティングシステムとして採用。EVS独自の「Loop Recording」技術は、失敗が許されないライブ中継において、卓越した信頼性とクオリティを提供し、その優れた操作性と合わせてスローオペレーターから絶大な支持を得ています。

※Loop Recording:HDDの容量に関係なく収録し続ける機能

特長02 先進的な接続インターフェィス

ビデオインターフェィスは1.5G、3G、12G-SDIに対応し、オーディオはMADIおよびエンべデッドに対応しており、AES/EBUもオプションで追加可能です。導入時には、SDIパネルまたはIPパネルのいずれかを選択できます。IPパネルは、IP to SDIアダプターを使用することで、運用に合わせてIPまたはSDIでの運用が可能になります。

EVSは、IPベースのライブ制作ワークフローを実現するため、AIMS(Alliance for IP Media Solutions)協定のメンバーとして、NMOS IS-04/05やSMPTE ST 2110/2022-6/-7などのオープンプロトコルの利用、開発、標準化を積極的に推進しています。
(詳しくは www.aimsalliance.org をご覧ください)
さらに、XHub VIAのIP Aggregatorモードと組み合わせることで、1本の100GbEケーブルで4K6chまたはHD12chの信号をメディアネットワークに接続することが可能です。

特長03 高速メディア共有ネットワーク XNet-VIA &10GbE

EVS独自のビデオネットワークとして、従来の「XNet(3GbE)」をサポートしつつ、次世代ネットワークである「XNET-VIA」 (10G)での接続も可能です。
最大34台のEVSサーバを接続し、数百入力、数百出力を持つ一台の大きなサーバとして運用できます。
XNet-VIAを使用することで、サーバ間の素材共有がさらに高速化されるだけでなく、ネットワーク上のカメラの共有も従来のXNet-3Gに比べ、ディレイを5秒から0.5秒にまで短縮されました。

さらに、4Kのような大容量ファイルの入出力に対応できるようGigabit Ethernet/10GigEthernetポートを実装しており、それぞれチーミング機能もサポートしています。

特長04 多様な制御アプリケーションを用意

EVS社製のアプリケーションはもちろん、フォトロンやサードパーティから提供されるアプリケーションとも連携が可能です。
映像制作に必要なあらゆるツールを搭載したプロダクションコントロール/メディアマネジメントシステム「IP Director」、 EVSサーバ用ファイルゲートウェイ「XFile3」、 ハイライト/追っかけ編集・送出マネジメントシステム 「Photron OnAir Director」等、 用途に合わせて組み合わせることで最適なプロダクション環境を実現します。
さらに、フォトロンが自社開発した統合管理・一括制御可能なシステムオーケストレーター「STORC」を組み合わせることで、SDI、ST2110、NDI、SRTといった異なるフォーマットやフレームレートが混在する環境でも、最適なデバイスを自動的に選択し、ユーザーはフォーマットを意識せずに運用することができます。これにより、映像制作現場の効率性が大幅に向上します。

特長05 4K 6チャンネル/FHD 12+チャンネル入出力に対応

4Kマルチチャンネル対応

LSMコントローラを使用して、4K収録やリプレイが可能です。これにより、EVSオペレータは特別なトレーニングを受けることなく、従来と同じ操作感で4Kライブスローを実現できます。さらに、入出力チャネルすべてを1画面で確認できる4系統のマルチビューワー用出力ポートにより、オペレーションを強力にサポートします。

最大で12チャンネルのHD SDI入出力をサポート

ノーマルカメラでの「8入力4出力」や2,3,4,6,8,16倍速スーパースローカメラを組み合わせたあらゆるチャンネル構成に対応します。
スーパースローカメラとノーマルカメラを同時入力/収録するコンフィグレーションなどその組み合わせは多岐に渡り、毎回のイベントに合わせた設定を行うことが可能です。

特長06 多様化する制作スタイルをサポートする
マルチコーデック収録(イントラ+プロキシ)

様々なコーデックをネイティブでサポートし、運用に合わせてノンリニア編集システムとの連携を実現します。

《対応コーデック》

  • UHD-4K:XAVC-Intra,DNxHR or ProRes 4K
  • HD/FHD:XAVC-I,AVC-I,DNxHR or ProRes
  • PROXY:MJPEG or H.264

また、ファイルゲートウェイと組み合わせることでトランスコードしながらのバックアップが可能で、ポストプロダクション工程の効率化を図ることが可能です。

EVSファイルゲートウェイ使用時

《主な対応コーデック》

Apple ProResLT/SQ/HQ, AVC Intra 100, DNxHD 145/220, DVCPRO HD, H.264 AVC, MJPEG EVS/Standard, VC-1, VC-3 100Mbps, XAVC 100, XDCAM EX, XDCAM HD 420/422, XAVC 4K Class300/480, ProRes422 4K(LT), DNxHR 4K (LB, SQ, HQ, HQX)

《主な対応コンテナファイル》

EVS MXF, MXF OP1a, MXF OPAtom (Avdi), MXF OPAtom (P2), QT movies, QT Ref, MP4, TS, Blue-Ray

特長07 ハイフレームレートカメラ対応

スロー映像を鮮明にとらえるハイフレームレートカメラに対応しています。HD 2倍速/3倍速/4倍速/6倍速/10倍速/16倍速カメラまで幅広く対応しています。
また、4K 2倍速/3倍速/4倍速カメラにも対応可能です

特長08 世界中で使用されているLSMリモコン

世界中のスポーツ中継/放送現場で使用されているEVSリモートコントローラ。その優れた操作性、応答性、機能で他の追随を許さない圧倒的なパフォーマンスを実現します。
また新たに発売されたIPベースリモコン「LSM-VIA」は、すべてのライブオペレーションに対して前例のない使いやすさ、柔軟性、速度、そして制御を提供します。
※リモコンは選択可能です。

仕様

事例

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