CAD用語解説は行

バージョン

ソフトウェアの改訂の段階を表す数値のことで、書籍などを発刊したときに使われる「版数」と同じ意味。発売したソフトをさらに機能強化して再発売する場合は「バージョンアップ」という。

パース

Perspectiveの略称。
透視図。現実、非現実の空間を表現し伝える手法または手段。建築物や部屋の見取り図など、立体感をつかむためのもの。建物外部を主に表現した外観パース、室内を主に表現した内観パースなどがある。

パース
【パース】

配置図(はいちず)

敷地に対する建物の配置や、部屋に対する設備の配置、筐体に対する部品の配置など、物の配置を示した図面。

配置図
【配置図】

ハイパーリンク

文章やオブジェクトに、他のデータ(文書,表,画像など)のファイルの存在場所を埋め込むこと。埋め込んだ文書やオブジェクトをマウスでクリックすると、関連付けられたリンク先が開くようになっている。

バックアップファイル

既存のファイルを読み込んで内容を変更して上書き保存をおこなった時に、自動的に生成される変更前のファイルをバックアップファイルという。
図脳2次元CADシリーズにはこの機能が搭載されている。

ハッチング

図形で囲まれた閉領域の内部を任意の模様で塗りつぶす事をいう。機械製図では形状断面を明示する目的で、ハッチング機能を用いて斜め平行線の群を描く。土木製図は、施工する領域を表す場合などに用いる。

ハッチング
【ハッチング】

パラメトリック

変数値を入力することによって、図形を変形させる機能。ボルトなど、形は同じで大きさ・径・長さのみが異なる場合に数値を入力して変形することが出来る機能。

パラメトリック
【パラメトリック】

バンプマッピング

ビットマップデータに、その濃淡に応じて法線ベクトル(曲面に直行するベクトルの事)に揺らぎ(凹凸感)を加えるレンダリングの手法。
これにより形状は実際平面だが、レンダリングにより凹凸感が表現される。

バンプマッピング
【バンプマッピング】

汎用CAD(はんようキャド)

「建築製図にも機械製図にも」のように、複数の分野で利用されるCADのこと。特定の分野に限定せず、様々な目的で使用できる。

ピクセル(pixel)

Picture Elementの略。
デジタル画像を構成する単位で、色のついた「点」。デジタル画像は正方形(まれに長方形)のピクセルを規則正しく縦横に並べることで一枚の画像を表現する。画素、ドットとも呼ばれる。

ヒストグラム

度数分布図。ラスタデータで使用されている色(明るさ)の成分を表すグラフ。暗色から明色を横軸、その色の出現頻度を縦軸としている。

表土(ひょうど)

一般的に森林土壌の最上層にある土壌のこと。代表的なもので関東ローム層などがそれにあたる。

フィレット

2つの曲面間を滑らかにつなぐ曲面を生成する方法。角を丸める機能。

フィレット
【フィレット】

ブーリアン演算(集合演算)(ブーリアンえんざん(しゅうごうえんざん))

重なった複数の形状に和・差・積を施すこと。ひとつの塊に合成する(和)、干渉部分を削り取る(差)、干渉部分だけを取り出す(積)といった演算処理を施すモデリング技法。

伏図(ふせず)

建物を上から見た平面図のうち、主要構造を表す図面を指す。屋根の形を示す屋根伏図、基礎の幅や基礎接地面(フーチン)の幅など、基礎に関する情報を網羅する基礎伏図、屋根を支える部分の構造と部材を示した小屋伏図、室内から逆に天井を見上げた天井伏図などがある。

部分図(ぶぶんず)

図面の中に図面を作成する機能。部分図を使用することで、例えば物件平面図と現地案内図を1枚の図面中に作成できる。縦断図のような図面中に異なる縮尺で図形を表現する場合にもこの部分図を使用する。
SXF形式で採用されたため、土木系2次元CAD製品の多くで採用されるようになった。

部分図
【部分図】

プリミティブ

「根本の」「基本の」などの意味。3次元CADでは直方体や立方体、球、円錐、円柱、角錐、角柱、楕円体、トーラスなどの基本的なソリッド形状のことをいう。

ブロック図形(ブロックずけい)

図面内に同一部品を複数配置する場合に便利な機能で、ある図形を親図形としてブロック登録し、その子図形として複数個図面内に配置しておけば、設計変更があった場合に親図形を編集すると、子図形も一括して反映させることができる機能のことをいう。ブロック図形は、図面ごとに管理する機能で、他の図面に引用することはできない。

プロッタ

主にCADなどで作図した図面データを紙に出力する装置。
一般的なプリンタは点の集合によるビットマップデータを出力するタイプだが、プロッタは図形を直線や曲線の集合によるベクトルデータで出力する。ペンを使って出力するタイプのペンプロッタや、ベクトルデータを点の集合に変換してビットマップデータを出力するラスタプロッタがある。

平行投影(へいこうとうえい)

立体を平面(パソコンの画面や紙など)で表現するときに使われる投影法。無限遠点を中心とした平行光線によって投影する方法をいう。この投影法は写実的ではないが、正確な長さが表現できる。

平行投影
【平行投影】

平面図(へいめんず)

建築計画の最も重要な図面。建物の床から1~1.5mくらいの位置で切断し、上から見た図面。間取りなどを示す図面。平面詳細図では壁内部の作り方が示される。

ベクタ/ベクター

図形(点・直線・円など)の座標位置や大きさ・方向を数値化したデータ形式のこと。CADやドロー系のアプリケーションで使用され、データ量はコンパクトになる。拡大しても、解像度に依存しない鮮明な画像を得ることが可能。なお、モニターやプリンタに出力する最終過程で、内部的にベクタ画像からラスタ画像への変換(ラスタライズ)が行われる。

ヘロン

三角形の三辺の長さを a、b、c、その和の半分を s とするとき、その三角形の面積 S は s(s-a)(s-b)(s-c) の積の平方根であるという公式。

a=6、b=8、c=10とした場合
s=(6+8+10)/2=12
面積S=12×(12-6)×(12-8)×(12-10)
√576=24

となる。

補助線(ほじょせん)

手書きの場合に下書き線をうすく書いてから製図していくように、外形線などを作図する前の下書きとして用いる図脳CADシリーズ特徴的な機能。補助線は画面に表示したままでも印刷時には出力されません。

補助線
【補助線】

墓石CAD(ぼせきキャド)

墓石の設計図や加工指示書をパソコンで使用できる墓石専用CADソフトのこと。

墓石CAD
【墓石CAD】

ポリゴン

多角形のこと。
3Dグラフィックでは3次元形状の表面をポリゴンの集合として表わす場合が多い。曲面をポリゴン(多角形)の集合として表わしたものをポリゴンパッチ面と呼ぶ。ポリゴンの最も単純な形状の三角形が、複雑な形状をいちばんよく近似でき、三角形の集合で表わした曲面を三角メッシュ面という。