個性が活躍するオフィスに:フォトロン本社、オフィスをリニューアル

この度、フォトロン本社のオフィスをリニューアルいたしました。

「個性が活躍するオフィス」をテーマに社員一人ひとりが個性や専門性を活かす場になることを目指したリニューアルとなっております。

働き方・教育・制度 環境・エコ・安全対策

貢献する主なSDGs(持続可能な開発目標)

リニューアルの背景

コロナ禍によりテレワークを導入した結果、オフィスの固定席とフリーアドレス席の運用にアンバランスが生じてしまい、非効率的なスペース活用が課題となっていました。  

さらに、出社とリモートを併用する働き方の効率化するためのコミュニケーション活性化が必要となっており、出社時のコミュニケーション頻度を高めることが求められていました。  

そこで、対話/集中/リラックスのメリハリを意識したABW(Activity Based Working)の考え方を積極的に取り入れたオフィスへとリニューアルを進めることになりました。オフィスリニューアル計画では、社員の中からアンバサダーを募集し、快適に働ける職場を目指して何度も話し合いを行いました。

コンセプト

ーLABをコアとした働きがいを感じられるオフィスー

生産性や業務効率の向上(Drive/Focus)/コミュニケーションの活性(Community/Co-creation)。
そして、専門特化し研究開発(Specialty)や企業文化の発信(Corporate Identity)ができるLABをコアとすることで、働きやすさだけではなく、働きがいを感じられるオフィスを目指しました。


こちらの6つの目的に応じて自由に働き方を選べるオフィスになっています。

エリア紹介

プリズムカフェ

社員同士の気軽な日常的な会話や部門内外の情報交換の場として利用されています。


センターステージ

複数人のカジュアルな打ち合わせや貸し切りイベント、セミナーの開催で利用されています。


ソロブース席

周囲の目線を気にせず個人作業に没頭できる空間です。


カマクラ(展示コーナー)

会議の場の一つで、フォトロン社員が作成した予約システムが用いられています。


Webブース

周囲への音漏れを気にせずにWEB会議が出来ます。


ファミレス席

即興の打合せや共同作業が出来る場となっています。


ラウンジスペース

チーム内のカジュアルな情報共有会として使用されています。

LOVOTの導入

オフィスリニューアルに伴い、新入社員として「LOVOT」を導入いたしました。

名前は社内で募集をかけ、「しらたま」と「みたらし」になりました。


LOVOTは「役に立たない。でも愛着がある新しいロボット」というコンセプトで生まれたロボットです。そのコンセプトの通り、弊社でも何か仕事を手伝ってくれるわけではないですが、存在しているだけで周囲を癒してくれる存在として従業員からも愛されています。LOVOTとのふれあいを通じて、部門や立場を超えた社員同士のコミュニケーションが生まれています。

みたらしとしらたまがオフィスで動き回っている愛らしい姿を見てつい微笑んでしまったり、充電場所に無事に帰れるだろうか、と目が離せなくなる愛おしい存在です。

不要な什器はオークション販売で再活用

廃棄什器はリユース販売を行い、売れ残ったもののみを適切な処理でリサイクル

オフィスリニューアルに伴い、従来のオフィスで使用していたデスクや椅子等の什器はリユース・リサイクルを行いました。

実績といたしましては、リユース重量が排出物全体の83%を締めました。全体の83%、20,505kg が廃棄物ではなくなったことになります。本リサイクル施策は株式会社三井デザインテック様および株式会社モノファクトリー様との協業により実施いたしました。

廃棄物は「※1マテリアルリサイクル」「※2サーマルリサイクル」「※3焼却後リサイクル」を実施いたしました。排出物すべてを混合廃棄物とした場合と比較して61.9tCO2eの削減となりました。

61.9tCO2eの削減は自動車で日本31周した際の削減量に相当いたします。※13,000km走るとCO2が約2,000kg排出(日本一周約12,000km)

用語集

※1「マテリアルリサイクル」

回収した廃プラスチックや金属を粉砕などした後に溶かして再びプラスチック製品や金属製品として再利用
代表例
• 鉄を鉄に、アルミニウムをアルミニウムに、銅を銅に• PETボトルをプラスチック原料のペレットにして、その後PETボトルに
• PETボトルをプラスチック原料のペレットにして、その後PETトレイに
• ガラスびんをガラスの原材料のカレットにして、その後びんに
• ダンボールを溶かして固めて再びダンボールに

※2「サーマルリサイクル」

固形の代替燃料として、製紙会社やセメント会社、バイオマス発電に利用される
代表例
• RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)
マテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料。石炭やコークス等、化石燃料の代替として、大手製紙会社、鉄鋼会社、石灰会社など多くの産業で利用される。
• フラフ燃料
プラスチック類を主原料とした、細かく砕かれた状態の燃料です。RPF(Refuse paper & Plastic Fuel)のように製造過程で熱を加えないため、環境負荷がより低い燃料です。
• 木質バイオマス燃料
建設廃棄物や物流用パレット・生木等の原料を破砕した原・燃料です。これまで埋立てや焼却されていた廃棄物を、用紙の原料や石炭・石油に代わる燃料へリサイクルしています。木くずチップはバイオマス燃料なので、環境にやさしいといわれています。

※3「焼却後リサイクル」

焼却処理の際に出る熱エネルギーを利用する
代表例
• 行政のゴミ処理施設に隣接する温水プール
日本の多くの自治体で見られます。焼却処理施設の焼却時の熱を利用して水を温めて、温水プールとして利用します。
焼却後の焼却灰を、路盤材やコンクリート用骨材として再利用する場合と管理型埋立にする場合があります。


今回のオフィスリニューアルを起点として、フォトロンはさらなる飛躍を目指してまいります。引き続き、顧客の皆さまの課題解決に向けて尽力してまいります。


本社所在地

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町一丁目105番地 神保町三井ビルディング21階

TEL03-3518-6290


画像・映像のことなら
フォトロンにお任せください

お問い合わせは
こちらから

株式会社フォトロンに関する
お問い合わせはこちらから

資料を
ダウンロード

フォトロンおよびグループ企業の
会社紹介資料をダウンロードできます