株式会社アドヴァンス企画様・日芸様と産学連携

2024年11月に幕張メッセで開催されたInter BEEに出展した弊社の展示ブースを株式会社アドヴァンス企画様と日芸様の産学連携に基づいたデザインで施工していただきました。
働き方・教育・制度 パートナーシップ・共生・地域貢献
貢献する主なSDGs(持続可能な開発目標)


概要
先日、開催された「Inter BEE 2024」での弊社の展示ブースのデザインは、株式会社アドヴァンス企画様と日本大学 芸術学部 デザイン学科・若原研究室の方々との産学連携に基づいたデザインで施工していただきました。
産学連携について
民間企業と大学などの教育機関が連携し新しい技術の研究開発や新事業の創出、新しい製品の開発などを行うことを指しています。
株式会社アドヴァンス企画様について
当社と長年(20年以上!)お付き合いいただいている会社様で、展示会のブースやイベントでの販促物制作にご協力いただいています。
展示会では企画・デザイン・施工をプロデュースしてくださり、毎回納得のいくブースを作り上げてくださいます。
少々前の2018年には、当社の50周年記念内覧会で巨大製品年表の制作や、内覧会ブースの成功なども携わっていただきました。
経緯
施工会社選定のコンペ段階で、最終的に発注するアドヴァンス企画様から日芸様との産学連携を行いたいと依頼を受け、快諾したことがきっかけとなっています。
施工までの流れ
1、ヒアリング・調査
2、企画・設計
3、デザイン制作
4、確認・プレゼン・修正
弊社の要望を元に学生の皆さんがそれぞれアイデアを出してくださいました。学生の皆さんが出したアイデアをアドヴァンス企画様のプロジェクトメンバーが知識と経験をもとにブラッシュアップを行いました。
その後、弊社と打合せを重ね、使い勝手と施工方法を検討しながら最終的なデザインが完成しました。Inter BEEの当日のデザインは映像ネットワーク事業本部側の小間を学生の皆さんが提案したデザイン案を元に施工しています。


展示会当日
モニターを見ながらの商談可能な机もブース内に設置し、解放的ながらも世界観を大切にしたデザインになっています。企業ロゴも上部に大きく設置することで通路からの視認性が高いです。

導線も広く取ることで閉鎖的ではなくゆったりと製品を見ていただける空間が演出されています。スタッフにとっても落ち着いて接客が可能な空間が出来上がっています。

学生案メインの映像ネットワーク事業本部側の小間には直線的なオブジェクトや柱をメインとし、先進的なイメージが表現されています。3小間ながらも奥行きのある空間では、お客様に安心感を感じていただけるように、曲をイメージした上部のサインで多方向からの視認性とやわらかさを演出しています。

ブースに「日藝」のロゴを入れたところ、日芸OBの方からも連日複数の方から声をかけていただきました。ブースデザインもいらっしゃったお客様から大変好評でした。
学生の感想
今回のデザインを出してくださった学生の皆さんに今回の産学連携についてコメントをいただきました。
相田さん:改めて完成したブースを見て、PC上で作っていたものが実物として形になった瞬間に感動しました。また、仕事の現場を初めて経験する中で、企業の方々との会話を通じて「仕事とはこういうものなんだ」と肌で感じられたことが嬉しく、とても勉強になりました。
島田さん:現場に来て初めて知ることが多く、新鮮でとても面白かったです。個々で出した案を持ち寄り、みんなで合作にまとめる過程が印象的でした。それぞれの案を深掘りしながら、どの部分を活かすかを相談し、現実的な案にしていくために話し合った時間が思い出深いです。
今後の展望
学生の皆さんのダイナミックで、常識にとらわれないアイデアには、弊社も大変驚かされました。マンネリ化しがちな展示会のブースデザインにおいて、今回のような斬新なアイデアは今後も大切にしていくべきだと感じています。
今回のように学生の皆さんのアイデアを形にできるプロジェクトに弊社も引き続き貢献できれば嬉しいです。

関連動画
アドヴァンス企画様が今回のプロジェクトを5回に渡るシリーズ動画としてYoutubeに載せています。ぜひご覧ください。
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