導入事例CADの増強で営業力・提案力を強化(株式会社大生機械 様)

株式会社大生機械 様
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お客様の声 / 2D CAD

2010.12.20

株式会社大生機械様では、「図脳RAPIDPRO」の旧バージョンを合計33ライセンス使ってきました。
現在では、「図脳RAPIDPRO」が40ライセンスそろった統一環境を整備。
営業力・提案力の強化と、業務効率向上に大きな成果をあげています。

ライセンス
  • ライセンス増強前
    設計者以外の人がCADを活用できなかった
  • ライセンス増強後
    営業技術が、WebサイトからダウンロードしたDXFファイルやPDFファイルを図脳RAPID16PROで編集して、説得力ある営業資料・提案資料を作成している
バージョン
  • バージョン統一前
    ファイルが開けなかったり、障害対応に手間がかかったりした
  • バージョン統一後
    業務の流れがスムーズになり、障害で仕事が長時間ストップするリスクも軽減された

CADの増強で、営業力・提案力の強化を目指す
同時に40ライセンスを一斉バージョンアップして業務環境を統一

株式会社大生機械株式会社(以降、大生機械)では、フォトロンの2次元CAD「図脳RAPID8PRO」と「図脳RAPID13PRO」を合計33ライセンス使ってきましたが、2010年3月に、ライセンスの増強と、同時バージョンアップを敢行しました。現在では、「図脳RAPID16PRO」が40ライセンスそろった統一環境を整備。営業力・提案力の強化と、業務効率向上に大きな成果をあげています。

手描き製図に馴染んだ人が違和感なく使えた図脳RAPIDシリーズ

埼玉県鶴ヶ島市に本社を置く大生機械は、もやし生産トータルシステムのパイオニアです。栽培コンテナの洗浄・熱殺菌から、もやし栽培、洗浄、根取り、脱水、計量、包装まで、一貫して自動化できるシステムを開発してきました。 「当社の社是は、『技術立社』です」と、常務取締役の中林研一氏。クリエイティビティを重視するだけに、企画・設計に軸足を置いており、社員数48名のうち約60%が技術系設計者。CADもいち早く導入してきました。「10年ぐらい前、電気設計のために導入したのが、フォトロンの2次元CAD『図脳RAPID』シリーズです。手描きで絵を描く感じで、大変に使いやすいうえ、低コストだったこともあり、ドラフターや別のCADを使っていた機械設計もどんどん移行してしまいました」と、開発設計部の井坪和子氏は言います。
「寸法をきっちり指定しなくても、スケッチ感覚でとりあえず形状を描けるので、親しみやすかった。また、描くイメージがそのまま図面として出図されるので、コンピュータを使っているという違和感がなく、わたしのように手描きの製図に馴染んできた人間も抵抗感なく移行できたのです」と中林氏は言います。

2010年、ライセンス数増強と統一バージョンアップを同時に実行

その後、図脳RAPID8PROと図脳RAPID13PROを合わせて33ライセンスを活用する体制が続きましたが、2010年3月、7ライセンスを加えて合計40ライセンスにしました。また、バージョンアップをして、最新バージョンの図脳RAPID16PROで全体を統一しました。
ライセンス数増強と統一バージョンアップを同時に実行したのです。

ライセンス増強で、設計者以外の人もCADを活用した提案資料を自在に作成

設計者の人数を超えるライセンスをそろえたのは、設計者以外の人も、CADを活用できる環境を整えるためです。具体的には、営業技術の提案力強化がねらいでした。「営業技術は、新しい事業を開拓する部署です。これからは、ハードウェアの機能ではなく、出来上がったものの使い方や組み合わせ方で差別化する時代。営業技術も、さまざまな業界へアプローチして、レシピを開発したり、ミックス野菜の自動化工程を提案するなどの努力をしています」と中林氏。営業技術は、いままでは設計部門から紙図面をもらって、提案活動に使っていました。ライセンスが強化されて
からは、図脳RAPID16PROを自分で操作して、より説得力ある提案資料を作るようになりました。海外のWebサイトからDXFデータやPDFデータをダウンロードし、CADへ取り込んで、編集して資料を作ります。設計部門がPDF出力した図面データと組み合わせて、プレゼンテーションツールを作ることもあります。図脳RAPID16PROのAutoCAD互換、PDF入出力機能が大変役に立っているのです。「われわれの持っているクリエイティビティを、提案力強化へ反映させるために、図脳RAPID16PROのライセンスを増やしたのです」と中林氏は語ります。

40ライセンスを図脳RAPID16PROで統一してリスク管理も強化

合計40ライセンスを、最新バージョンで統一したのは、社内の業務効率アップと、リスク管理が目的です。「以前は、社内で使っているバージョンが違うために、渡されたファイルが開けなかったり、記号が化けてしまったりすることがありました。バージョンが異なっていると、仕事の流れが停滞したりして、効率が悪いのです」と井坪氏。バージョンを統一すれば、トラブル対応にかかる時間が短縮できるのも大きなメリットです。設計も、営業技術も、日常的なツールとして図脳RAPID16PROを使っていますから、トラブルが発生すると、仕事がストップしてしまいます。そのリスクを少しでも減らしておくために、同時バージョンアップを敢行しました。40台のバージョンアップは山田氏が1人で実施しましたが、作業は大変スムーズだったとのこと。図面ファイルも、完全上位互換であるため、すべて問題なく移行できました。「各自のカスタマイズ設定の移行、認証情報の移行も、ボタンをクリックするだけのワンプロセスで簡単に自動処理されました」と山田氏。「バージョンアップしても、以前のアイコンが使えるため、操作を覚え直す必要がありませんでした。これも図脳RAPIDシリーズの良いところ」と中林氏は補足します。実は、今回の増設・同時バージョンアップにあたって、AutoCADへの移行を勧める取引先もありました。ワールドワイドでのシェアが高いツールを使っていたほうが、製造の協力会社を新規開拓しやすいというのがその理由です。
「しかし、図脳RAPID16PROは低価格なので普及が速い。当社の取引先の場合、半数ぐらいが導入しています。また、AutoCADとのダイレクト互換はどんどん精度アップして、再現性が99%にまで達しました。もう市場シェアに無理にこだわらなくても、使いやすいものを選べばいいと判断しました」と山田氏は語ります。

他のCADより年間数百万円安いランニングコスト

図脳RAPID16PROのもうひとつの魅力は、経済的であることです。「導入コストは、他のCADに比べて、一桁安いというイメージ。ランニングコストも、圧倒的に安い。当社では40ライセンスも使っていますから、保守料金が無料の図脳RAPIDシリーズであるというだけで、年間で数百万円のコスト削減効果につながっているのです」と山田氏。さらに、「3年前に全社のIT維持コストを見直しましたが、保守料金がかからないのは、MicrosoftOfficeと図脳RAPIDだけでした。社員のほぼ全員が使うようなツールは、保守料無料が本来の姿でしょう」と語ります。

レイヤ機能などを活用して設計ルール標準化やチーム設計効率化を目指す

最新バージョンの図脳RAPID16PROになったことで、設計者の作業効率も向上しました。「図形再選択の機能は、作業をやり直すときに大変便利。レイヤ単位のコピー機能も活用しています。作業中にもうひとつレイヤを作り、他の設計者が描いたデータをそこへコピーして、組み合わせて使ったりしています」と井坪氏。さらに山田氏は、「充実したレイヤ機能のほか、ブロック属性、パラメトリック機能などを、設計ルールの標準化やチーム設計をやりやすくするために活用していきたい」と語ります。
「大生機械は、もやし/豆腐/パンというターゲット食品単位で設計者が3つのグループに分かれていますが、詳細を見ると、同じような機能を果たす機械や部品を重複設計しています。今後は、グループを超えた部品共有や標準化を行って、コスト削減をさらに追求していきたい。そういうことを工夫できる高機能なツールを手に入れたのだと思っています」と中林氏は意欲的に語ります。もやし生産トータルシステムは、海外ビジネスの可能性が広がっています。年間を通じて安定供給のできるもやしは、健康志向の強い欧米人はもとより、寒冷地や砂漠での計画生産も検討されているのです。
さらに独創的でクリエイティブな企業活動を世界に向けて発信していくために、大生機械は、全社全部門で、図脳RAPID16PROを活用していく方針です。

株式会社大生機械

もやしの栽培から計量・包装出荷まで、のトータルシステムのパイオニア。

もやし生産トータルシステム、豆腐包装機器、パン包装ラインなどの メーカー。もやし生産トータルシステムでは、圧倒的な国内シェアを 誇る。いずれも鮮度と衛生管理が強く求められる日配食品を扱うシス テム機器であるため、安心・安全を第一に製品づくりをしている。社員 は企画・設計に軸足を置いており、製造は基本的に協力会社で行う。

本 社
埼玉県鶴ヶ島市三ツ木2-1
設立
1975年4月13日
資本金
6,000万円
従業員
48名
URL
http://www.daisey.co.jp/

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