EVSニュースレター2025年7月号 ~新製品『Move I/O』リリース、LSM-VIA 自由開放 DAY!開催、その他新製品、イベント情報ほか~
今号のEVSニュースレターでは、MOG Technologies社との統合により新たにリリースされた、ベースバンドインジェスト&プレイバックソリューションの『Move I/O』、ファイルインジェスト&トランスコードソリューション『Move UP』をご紹介します。さらに直感的な操作でLSM-VIAから制御できる新製品『Zoom for LSM-VIA』、最後は注目のイベント情報についてお届けします。

ニュース|Move I/Oリリース
EVSの最新のインジェスト&プレイバックソリューション『Move I/O』をご紹介します。
『Move I/O』は、次世代の放送環境に最適化されたシステムで、4K UHDやHDRを含む高品質な映像信号を取り扱いながら、IPストリーム(SRT/NDI/RTMP等)にも対応。これにより、従来のベースバンド信号から最新のIPワークフローまで、収録から再生までシームレスな運用をサポートします。
主な特長
多様なフォーマットに対応
最大4K UHDやHDRをサポートし、3G/12G SDI、SRT、NDIなど、さまざまなフォーマットに対応。また、複数のフォトーマットを1台のシステムで同時に処理可能となっています。
プレイアウト機能
「Move I/O」は、インジェストだけでなく、収録した映像やネットワーク上の素材のプレイアウトも可能です。これにより、収録したコンテンツのプレビューや、プレイリストの作成を直感的に行えるため、ライブ制作や放送現場での柔軟な対応が可能となります。
直感的なウィジェットベースのwebインターフェース
『Move I/O』は、直感的な操作が可能なウィジェットベースのWebインターフェースを提供します。高度な機能をシンプルなGUIで操作でき、ユーザーが直感的に使いやすい環境を実現。クラッシュレコードやスケジュール収録、VTR再生、プレイリスト送出機能など、放送制作に必要な機能が揃っており、これらを自由にカスタマイズ可能です。
さらに、複数台のサーバーを組み合わせた場合でも、同一のインターフェースから複数のサーバーを一元的に制御できます。
ニュース|Move UPリリース
ファイルベースのインジェスト&トランスコードソリューション『Move UP』がリリースされました。このソリューションは、複数のフォーマットやメディアアセットを効率的に処理し、スムーズにワークフローを進めるための強力なツールです。

主な特長
高速かつ効率的なファイルインジェストとトランスコード
『Move UP』は、あらゆるファイル形式に対応したインジェストとトランスコード機能を提供します。これにより、様々なフォーマットのコンテンツを迅速に取り込み、必要に応じて即座にトランスコード可能です。
多彩なフォーマットのサポート
『Move UP』は、業界標準のフォーマットをはじめ、多くのフォーマットに対応しています。モバイルデバイスやドローン、ミラーレース/DSLR、ENG、 放送カメラなど様々なカメラ素材を取り込み可能です。これにより、異なるメディアタイプ間でシームレスに作業が進められ、制作チームはさまざまなメディア資産を一元管理できます。
拡張性と柔軟性
『Move UP』は、放送局の規模やニーズに応じて簡単に拡張できます。小規模なプロジェクトから大規模な放送運用まで対応できるスケーラビリティを備えていて、制作現場の要求に応じた柔軟な運用が可能です。
ニュース|Zoom for LSM-VIAリリース
EVS社はLSM-VIAで制御可能なZoomサーバを発表しました。LSM-VIAは、スポーツ放送やライブイベントでのリプレイ作業を効率化するために、多くの放送局に導入されているIPスローコントローラですが、今回の『Zoom for LSM-VIA』機能の追加により、その機能がさらに強化されました。この新機能では、4Kカメラの映像をFHD(フルハイビジョン)でズームして切り出すことが可能となり、細部まで鮮明なリプレイを提供することができます。
主な機能
4K映像のFHDズーム切り出し
高解像度の4Kカメラ映像をズームしFHD画角で切り出せるため、非常に細かいディテールまで確認可能です。特にスポーツ放送などの瞬時の判断が求められるシーンで、重要な瞬間を鮮明に再生できます。
キーフレーム機能
LSM-VIAでコマ送りしながら、キーフレーム操作を簡単に行えます。映像のズーム率や位置調整が可能となり、視聴者に臨場感あふれる体験を提供します。
AIによるオートトラッキング&キーフレーム機能
選択したプレイヤー/対象物などの特徴点を自動でトラッキングやキーフレームを設定できる機能が実装されました。この機能によりさらにオペレーターの負担軽減につながり、より迅速なオペレートが実現しました。
イベント|関西放送機器展・九州放送機器展


2025年7月2日(水)・3日(木)に開催される「第10回 関西放送機器展」(ブース番号:A50)、および2025年7月16日(水)・17日(木)に開催される「九州放送機器展2025」(ブース番号:M89)に、ブラックボックス・ネットワークサービス株式会社様のブースにて、EVS社製品を出展いたします。
今回の展示は、ブラックボックス・ネットワークサービス株式会社のIP-KVM Emerald®シリーズと、EVS製品とのコラボレーションになります。出展予定の主な製品は以下の通りです。
- 『XT-VIA』: 世界標準のライブプロダクションサーバー
- 『XtraMotion 3.0』: AIを活用したスーパースロー映像生成&AIエフェクト
- 『LSM-VIA MultiReview』: プロキシ映像によるマルチアングルレビュー機能
- 『XFile3』: ファイルゲートウェイサーバ
これらの製品を実際に体験できる機会ですので、ぜひご来場ください。
イベント|\ LSM-VIA 自由開放 DAY!/~解き放て想像力、あなただけのLSMVIAを見つけよう~

2025年7月29日(水)から7月31日(木)の3日間フォトロン本社にて、「\ LSM-VIA 自由開放 DAY!/」を開催します。
今回のイベントは、「EVS製品の稼働率が高く、なかなか自由に操作して学べる機会がない」というお客様からの声を受けて、企画しました。
LSM-VIAをはじめ、XFile3、LSM、IPDirectorなど、EVS製品を自由に操作できる環境をご用意しています。通常のトレーニングとは異なり、こちらから順序立てた操作説明は行いません。
普段の疑問点の検証・解消や新しい操作方法の試行など、思う存分ご活用いただければと思います。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています!
イベント|EVS DAY
2025年9月第4週、フォトロン本社(東京都千代田区)にてEVS製品を展示ならびにご紹介するイベント「EVS DAY」を開催予定です。
EVS本社からプロダクトマネージャーが来日し今後のロードマップ等の発表を予定しています。普段展示会等で展示及びご紹介しきれないEVS製品/サービスが一堂に介するイベントです。また、製品をさわりながらみなさまの想いやご意見など、より気軽に、率直にお話しいただけるよい機会にしたいと思っています。
詳細については別途ご案内予定です。どうぞご期待ください!
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