Avidニュースレター2025年2月号 ~Wolftech社買収、Inter BEE 2024やユーザーミーティング等イベントレポート、プロモーション情報と新製品情報をお届け~

Avid社の製品、サービスやサポートの最新情報を定期的にお伝えする「Avidニュースレター」。
2025年2月号では、Avid社によるWolftech社買収のニュース、またInter BEE 2024や同会期中に開催したユーザー等のイベントレポート、さらにはAvid NEXIS Pro+スターターパッケージのお得なプロモーション情報や最新の製品情報も提供します。
今後も定期的に情報をお届けしますので、お楽しみに!

ニュース|Wolftech社の買収を完了

Avid社は、クラウドベースのマルチプラットフォーム・ニュース・プランニング、制作、パブリッシング・ソリューションで業界をリードするWolftech Broadcast Solutionsの買収完了を発表しました。
Wolftech社の買収により、Avid社はニュース制作組織が次のことを実現できる独自のAI搭載機能を備えたツールの統合スイートを提供できるようになります。

  • サイロの解消:デジタル、放送、長編チーム間のサイロを解消することで、創造性と運用の明確さを解き放ちます。
  • 効率の向上:高度な計画および分析ツールでリソースを最大限に活用します。
  • ストーリーに焦点を当てる:あらゆる配信プラットフォームで視聴者を引き付け、ストーリーをより迅速に増幅します。
  • チームの対話を得る:Web ツールとモバイル ツールを使用して、ニュースルームからリモート、フィールドまで、コミュニケーションを一元化し、チームのコラボレーションを最適化します。
  • テクノロジーの進化に合わせて動く:統合エンジン、オープンAPI、AIフレームワークを活用して、レンズから編集、さらにその先まで、革新的なモジュール式ワークフローを簡単に構築および進化させ、究極のコネクテッドニュースルームを実現します。

https://www.photron.co.jp/service/videosolution/topics/2024/avid_1105/

レポート|Avidユーザーミーティング2024開催

2024年11月にAvidユーザーミーティングを開催しました。今回はTBSアクト様、関西テレビ様、Avid様をお招きし、様々な情報をお聞きすることができました。
座談会を中心にAvid製品の良さはもちろん、日常の業務で使用されているショートカットや便利グッズをご紹介頂き、Avid Media Comoserでの生の編集状況、Tipsを知ることができました。
Inter BEEのご来場とともにご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。

レポート|Inter BEE 2024のご来場ありがとうございました

今年のフォトロンは、「新たな発見と繋がり」をテーマに3つのゾーンで構成した展示を行いました。
またAvid製品についてはAvid様、Boris FX様、フラッシュバックジャパン様をお招きしブース内でセミナーも実施し、各回とも多数のお客様にご来場いただき大盛況でした。
セミナーではAvid様からは、Avid MediaCentralとMedia Comoserの新機能である文字起こしを中心にAvid AIソリューションAvid Adaのご紹介、Boris FX様からは、Sapphire及びBorisBCC2025での幾何学学習機能をご紹介頂きました。
セミナー後にはご参加いただいたお客様からセミナー内容に関連したご質問も多数いただき、充実した時間となりました。

レポート|Boris FX社プラグインを活用した Avid Media Composer 映像制作ワークフロー ハンズオン セミナーを開催しました

11月19日にBoris FX様ならびにフラッシュバックジャパン様をフォトロン本社へお招きし、「Avid Media Composer 映像制作ワークフロー ハンズオン セミナー」を開催しました。
弊社からはMedia Composer基本エフェクト、Boris FX Ben様によるContinuumとSapphire講座を、AWS上にデプロイしたMedia Composerを使用して実施しました。
リクエスト頂いたエフェクトや新エフェクトをとても熱心に操作をされていました。お忙しい中、ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

また実施後のアンケートでは、お客様から貴重なご意見を頂くことができました。

ハンズオンセミナーに参加されたしたお客様の声

  • Boris FXの色々なプラグインが理解できました。
  • Media Composerの知らなかった機能を知ることができた。エフェクト機能の使い方なども詳しく知ることができた。
  • 2時間でも短く感じたので、1日受けられる講座なども開催してほしい。
  • 新機能が知れて良かった。
  • 使ったことがないエフェクトの例が見れて参考になりました。Keyや消しや光系などエフェクトのジャンルも色々で良かったです。

今後も、ユーザーの皆さまに寄り添った様々な企画を検討していきますので、お気軽にご意見・ご要望をお寄せください。

プロモーション|Avid NEXIS Pro+スターターパッケージのご案内

NEXIS PRO +(永続モデル)及びDell Poser Switch N3224T-ONをセットで購入時に、割引キャンペーンがございます。
数量に数限りがありますので、詳細は営業までお問い合わせください。

製品情報|Avid MediaCentral 2024.10リリース

2024年11月にAvid MediaCentralの新バージョンがリリースされました。

主な新機能

  • Avid Ada 搭載の文字起こし(トランスクリプション)
    Avid Ada Transcribeは、Avidの新しいAIを活用したトランスクリプションサービスです。MediaCentral | Production Managementに取り込まれているビデオクリップから文字起こしを作成します。ユーザーが自動化または手動で行うことができるトランスクリプトの作成に加えて、スピーカーの特定、名前の変更、エラー修正の為のトランスクリプト編集、トランスクリプトの検索等が可能であるため、ジャーナリスト、プロデューサー、リサーチャーが必要な資料をすばやく見つけることが容易になり、時間を節約し、創造的なプロセスをスピードアップできます。
  • 強力な RulesEngine により、ユーザーは通常のタスクを自動化し、効率を向上させることができます。
  • ライトモードとダークモードを備えたiNEWSクライアントを更新
  • MediaCentral | Cloud UX内のRundown App上で強化されたニュースルーム制作機能が加わり、ブラウザでより多くのことが可能になります。
  • MediaCentral |Acquire では、クリップのセグメンテーションや、開始時間と終了時間、期間などのタイムライン内のイベントを変更する機能など、ユーザビリティが向上しました。
  • MediaCentralの編集 エクスペリエンスも向上し、カラーエフェクトの波形スケーリングによるタイムラインの強化により、編集スイートからの編集がさらに可能になりました。

https://connect.avid.com/mediacentral-2024-10-what-is-new-jp.html
※Avid社ホームページへ遷移します

製品情報|StreamIO 2024.10リリース

2024年10月にStreamIO 2024.10がリリースされました。

主な新機能

  • SMPTE 2110 による非圧縮 IP ベースのインジェストとプレイアウト
  • サポートされているハードウェア構成での SRT および RTMP による圧縮 IP ベースのインジェストとプレイアウト
  • DNxHD 1080p 50 および 59.94 のサポート
  • (認定された Dell および HP マシンに加えて) Supermicro サーバーのハードウェア 追加サポート
  • テレメトリ モニタリング
  • 拡張 OSD (オンスクリーン ディスプレイ) パラメータ

https://connect.avid.com/whats-new-in-avid-stream-io-jp.html
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製品情報|Avid NEXIS 2024.11リリース

2024年11月にAvid NEXIS 2024.11がリリースされました。

主な新機能

  • NEXIS Client における Apple Silicon Mac のネイティブ対応
  • オンプレミス Rocky Linux クライアントのサポート
  • CentOS サポートアップデート
  • Avid NEXIS | Cloud Storage システムにおいて 600 クライアントサポート

https://www.photron.co.jp/service/videosolution/support/isis/nexis/102516.html

製品情報|Avid Media Composer 2024.10リリース

Inter BEE会場でもご紹介したMedia Composer 2024.10が2024年10月にリリースされました。

主な新機能

  • 文字起こしツールの改良
    トランスクリプトツールにファストメニューが追加されたことで、クリップから文字起こしを作成、サブキャップを作成、文字起こしをテキストでエクスポート、サブキャップをエクスポートなどの一般的なトランスクリプト機能に素早くアクセスできます。さらに、タイムコードとスピーカーID情報を表示または非表示にしたり、フォントの設定オプションを使用してフォントを選択、そのサイズを変更することで、トランスクリプト・ツールのレイアウトをカスタマイズできます。
  • 新Avid Titler+ レスポンスの向上
  • タイムライン波形表示オプション
  • タイムコードで配置
  • リストツールでUnicodeのファイル出力をサポート
  • マーカーツールのパフォーマンス改善
  • NRCSウインドウでシークエンステンプレートをサポート

https://www.photron.co.jp/service/videosolution/support/mcfamily/release/102506.html

https://connect.avid.com/avid-media-composer-launches-new-features-202410-jp.html
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製品情報|Avid Media Composer 2023.12.4 リリース

2024年12月に Media Composer 2023.12.4がリリースされました。

いくつかの不具合が修正されています。
https://www.photron.co.jp/service/videosolution/support/mcfamily/release/102507.html

製品情報|EUCON 2024.10リリース

EUCON 2024.10は、いくつかの新機能を備えつつ、安定性やパフォーマンスの改善に主眼を置いたアップグレードとなっています。
EuControl, Avid Control及びS4/S6に対して、パフォーマンス最適化や安定性向上の為の50以上の改善が施されています。

EUCON 2024.10の主なハイライトは下記となります。

  • Avid Control“タブレットモード”セレクター:
    Avid Control各モードを、手動で選択してEuControl内でロックできるため柔軟性が向上します
  • ラッチング/ノン・ラッチング・トークバック・オプション
  • 新しいサーフェス・ソフトキーを使用して、入力、インサート、ダイナミクス、センドなどのさまざまなノブセット(機能)にフォーカス可能
  • ファンクション・ページ・ナビゲーション用のソフトキーを用いて、チャネルモードのオンとオフの切り替え、およびフリップのオンとオフを切り替えます
  • 1つのソフトキーで強力なサーフェス・ナビゲーション・マクロを作成
  • ハードウェア・コントロール・サーフェスOLEDのチャネルモード表示の改善
  • 改善されたマーカーの表示と設定
  • Avid Control Desktop Show/Hide設定の改善:
    接続されているサーフェス上のフェーダー、ノブまたはスイッチにタッチするとAvid Control Desk Topが、調整可能なタイムアウト機能に従ってフォアグランドに表示されます。Avid Control Desktop Show/Hideのソフトキーを使用します。
  • S4 と S6 の起動時間の短縮、PEC/DIR メーターの同期修正 など

https://resources.avid.com/SupportFiles/ProMixing/Whats_New_in_EuControl_v2024.10.pdf

※Avid社ホームページへ遷移します

製品情報|AJA Desktop Software v17.1.3 リリース

新しい AJA Desktop Software がリリースされました。
https://www.aja.com/products/io-4k-plus#support
※AJA社ホームページへ遷移します

この新しいドライバによってAJAとApple Silicon Macでみられた再生時の不具合MCCET-5232が修正されます。

2024年12月には、Artist DNxIVとDNxIPに対応したドライバ v17.1.3をダウンロードできるようになりました。
https://my.avid.com/esd/Product/Information/112
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製品情報|nablet XDCAMXAVC5.6リリース

XDCAM、XAVCファイルがAMAリンクできるプラグインです。
このバージョンでは特定の処理に関する CPU 負荷が軽減します。

v5.6
埋め込み LUT と CineEI の処理を GPU で行い、CPU 負荷を軽減します。

https://nablet.com/xavc-xdcam-ama-plugin
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製品情報|nablet ARRI3.4.2、3.5.0、3.5.1リリース

ARRIカメラ素材をAMAリンクできるプラグインです。いくつかのバージョンがリリースされました。


v3.5.1

  • 時間処理を必要とする ARRIRAW クリップの再生を修正

v3.5.0

  • ALEXA 265、ALEXA 35 モノクロ、ALEXA 35 SUP 2.2.0 をサポートする ARRI Image SDK v8.3.1 を使用します。
  • 垂直ミラーと埋め込み Look LUT が同時に適用された場合の ProRes クリップの画像の歪みを修正します。

v3.4.2

  • 埋め込み Look LUT の適用が有効になっている場合の ProRes クリップの再生を修正しました。
  • 色が間違っているため、従来の12ビット映像での Apple Metal GPU の使用を無効にしました。

https://nablet.com/arri-ama-plugin
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製品情報|nablet RAW X‐OCN 5.2.0リリース

Sony RAWをAMAリンクできるプラグインです。新しいバージョンがリリースされました。

v5.2.0

  • サポートされている GPU (OpenCL、Metal) 上で埋め込み LUT のアプリケーションを処理して、CPU 負荷を軽減します。

https://nablet.com/sony-raw-ama-plugin
※nablet社ホームページへ遷移します

製品情報|Portour製品ページ公開

Portour(ポーター)の製品ページが公開されました。
PortourはAdobe Premiere ProからAAFファイルをエクスポートする強力なPremiere Proプラグインです。
このプラグインはPremiere Proタイムラインからタイトル、位置やスケールなどの基本エフェクト、オーディオチャンネルのマッピングを変換しAAF情報+素材ファイルとしてAvid MediaComposerへ受け渡すことができます。
トライアルも申し込みできますのでお気軽にご相談ください。

https://www.photron.co.jp/service/videosolution/products/portour/

技術情報|Avid製品サポートページ

サポート情報等を随時更新しています。ぜひご覧ください。

Avid NEXIS vs Client OS 対応バージョンの変化(2024/11/15)
https://www.photron.co.jp/service/videosolution/support/isis/nexis/102518.html

Avid Media Composer v2024.10コマンドパレット一覧(ボタン一覧)(2025/01/21)随時更新中
https://www.photron.co.jp/service/videosolution/support/mcfamily/normal/102522.html

次回の配信は2024年5月を予定しています。ご意見、リクエスト等ありましたらぜひご連絡ください。お待ちしています!

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