高速度カメラ制御から撮影・再生・出力まで一貫してサポート
Photron FASTCAM Viewer(PFV)は、フォトロン製ハイスピードカメラ「FASTCAM」シリーズをPC上から制御するためのコントロールソフトウェア。カメラ制御から撮影・再生・画像編集・簡易解析・保存・レポート作成まで一貫して計測をサポート。また、シンプルな操作性で直感的に使えるPFV4は、多種多様なアプリケーションを迅速かつ正確に撮影するための多彩な機能も搭載。研究開発現場での撮影をスマートにサポートします。
特長
特長01 直観的に使える操作性
整理されたツールボックス (画像クリックで拡大)
特長02 撮影・再生・出力をスマートに
撮影
- 違う担当者が交代で撮影するが、撮影の再現性を維持したい
- 都度保存せずに続けて撮影して、撮影時間を短縮したい
- ハイスピードカメラとデータロガーを同期して撮影したい
再生
- 複数の動画を同期して再生したい
出力
- 複数の動画を並べて保存したい
- 撮影時は保存速度の速い形式で保存、 後で一括に別の形式に変換したい
- 撮影した動画をレポートとして出力したい
[撮影]
撮影条件再現
オートフォーカス機能
探査範囲を決めてボタンを押すと自動でピントを調整。
(※FASTCAM Nova Sシリーズ接続時にEFマウントレンズを装着時のみ)
画像重ね合わせ機能
表示している画像に他の画像を重ね合わせて表示
画角の再現、撮影角度の異なる動画の比較、CAEとの比較に有効
バリアブル機能
任意の撮影速度と解像度をチャンネルに登録可能(最大20個)
連続撮影
パーティション
保存先のメモリを分割、連続撮影が可能
(※カメラのメモリが分割されている場合のみ)
アナログ波形同期
FASTCAM DAQ (※オプション)
PFV上でハイスピードカメラとデータロガーを簡単に同期・撮影データと波形を動画ファイルに合成出力可能
[再生]
同期再生機能
フレーム同期または時間同期を選択し、複数動画を同時に再生
[出力]
複数データ比較・保存
レイアウト保存機能
複数の撮影データを自由にレイアウトして保存可能
異なる実験条件の比較、異なるアングルの合成に有効
波形データと組み合わせてレイアウト保存も可能
複数データ変換
一括データ変換機能
複数ファイルを特定ファイル形式に一括変換して保存可能
簡易レポート出力
レポート出力機能
画像や速度などの撮影情報をWord・PowerPoint・Excelに出力可能
専門知識を持った担当が
製品の提案から解析方法までサポートします
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機能
撮影補助機能
レンズ制御機能
PCから絞りとフォーカスの遠隔操作可能
(※FASTCAM Nova Sシリーズ接続時にEFマウントレンズを装着時のみ)
ピント補助機能
カメラのピントが合っている箇所を色で表示
レンズ歪み補正機能
レンズの歪みを補正可能
ライブ画像にも適用でき、広角レンズ撮影の確認や画像から計測をする際に有効
斜め補正機能
画像の傾きを補正可能
被写体を正⾯から撮影できない際に有効
手動追跡
映像上の点をフレームごとにクリックして簡易トラッキング可能
追跡点の座標をグラフ表示、CSVファイル出力可能
移動原点表示機能
動画内で動いている対象を固定して表示、
さらに動画でも保存可能
回転体を固定して表示したり、カメラが揺れる設置環境の場合に手振れ補正として有効
画像処理機能
ソーベルフィルタ機能
粒子やホコリのエッジを強調可能
飛沫、ホコリの可視化に有効
疑似カラー機能
モノクロの濃さの変化を疑似的に
カラー表示可能
流体現象の簡易可視化に最適
LUT/自由曲線機能
LUT(Look Up Table)を設定し
画像の明るさを調整可能
また自由にLUT曲線の調整も可能
HDR機能
画像の暗部を強調し、明部のコントラストを下げることで、暗い被写体と明るい被写体が混在する際に、その両方を同時に見やすくすることが可能
簡易計測機能
表⽰されている画像の距離や⾓度、面積などの計測可能
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仕様
対応ハイスピードカメラ | ・FASTCAM Nova Sシリーズ ・FASTCAM Nova Rシリーズ ・FASTCAM MH6、MH6 LT ・FASTCAM Mini シリーズ ※ 販売終了製品は別途ご確認ください。 |
対応OS | Windows 11 Pro、Windows 11 Enterprise、 Windows 11 Education Windows 10 Pro、Windows 10 Enterprise、 Windows 10 Education ※64bit 版推奨 |
CPU | Intel Core i5 以上 (Intel Core i7 以上を推奨) ※SSE2 必須 |
メモリ | 4GB 以上 (8GB 以上推奨) |
ハードディスクまたはSSD | 1GB 以上の空き GRAW形式で保存する場合はM.2 SSDを推奨 |
グラフィック | Intel HD Graphics VRAM( ビデオメモリ)1GB 以上 (NVIDIA グラフィックカード VRAM 4GB 以上を推奨) ※OpenGL3.0以上必須 ※AMDグラフィックカードはサポートしていません。 ※複数台接続時は推奨容量をご準備ください。 |
表示解像度 | WXGA(1280×768)の24bit カラー以上 (FullHD(1920×1080)の24bit カラー以上を推奨) |
その他 | ・撮影画像データ保存時に大容量のハードディスクまたはリムーバブルメディア装置DVD-ROM装置(インストール時仕様) ・Gigabit Ethernet接続する場合、1000Base-T対応NIC「ジャンボフレーム」対応を推奨 ・10 Gigabit Ethernet接続し、GRAW形式で保存する場合、10GBASE-T対応NICとNVMe接続のSSD「ジャンボフレーム」対応を推奨 ・SDカードリーダー(SDカードに保存された画像を再生する場合) ・USB端子(USB接続でカメラを制御する場合、またはFAST Driveに保存された画像をUSB経由で再生する場合) ・CFastカードリーダー(CFastカードに保存された画像を再生する場合) 表示する画像によって、推奨環境以上の動作環境が必要になることがあります。 |
保存形式 | MP4、AVI 、MOV 、MROW、BMP、JPEG、TIFF、PNGなど |
※ 「Windows10 Fall Creators Update」の適用について
PFVをご利用いただくには、PC側でネットワーク通信を遮断する「Windows ファイアウォール」機能の例外設定をする必要があります。
2017年10月に公開された「Windows10 Fall Creators Update」をPCに適用した場合、
【PFVの例外設定が外れてしまう】という症状が多数報告されており、ハイスピードカメラとPCが接続できなくなっております。
上記症状が発生した場合、お手数ですが対処方法として、PFV4マニュアルの
【PCへのGigabit Ethernet インターフェース接続】をご参照いただき、PC側にもう一度例外設定をおこなっていただきますようお願いいたします。
レンタル・アフターサポートサービス
購入ではなく低予算でレンタルも可能です
今やハイスピードカメラ(高速度カメラ)は様々な研究や開発の現場で欠かせない機材になりつつあります。「使用してみたいけれども機材をいきなり購入するには高額すぎる」という現場からの声もあります。弊社では高速度カメラをもっと気軽にご使用頂くために「ハイスピードカメラ(高速度カメラ)レンタルサービス」を行っております。
撮影・解析方法の提案など購入後の充実した支援
ハイスピードカメラを使って目的とするデータを得るには、最適な設置や解析方法に関する専門知識が必要です。どのように撮影すればいいかわからない、いきなり高額な機材を購入するのはハードルが高い、という方は撮影・解析サービスにお任せください。
ご利用後も充実したサポート内容をご用意しています
製品の販売だけではなく、適切な撮影方法、解析方法の提案までが可能です。また撮影・解析の実施までも支援できます。
ハイスピードカメラの選定・販売・レンタルから
撮影・解析までお任せください
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