Vizrtニュースレター 2025年8月号 ~Viz Experience、アドバンスド・トレーニング、海外展示会視察のレポートをお届け~
Vizrt社の製品、サービスやサポートの最新情報を定期的にお伝えする「Vizrtニュースレター」。
2025年8月号では、3つのイベントレポートをお届けします。
今後も定期的に情報をお届けしますので、お楽しみに!

レポート|Viz Experience 2025 開催報告

7月30、31日の2日間、海外からVizrtのトップエキスパートをお招きして、最新ソリューションをご紹介するイベント「Viz Experience 2025」を開催しました。ご多忙のなか、本当にたくさんの方にご参加いただき、大盛況のうちに終えることができました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
今回のイベントでは、Vizrtデザインワークフローのトップエキスパートである台湾のDot Connector 創設者 Kenneth Tsai(ケネス・ツァイ)氏をゲストにお迎えしました。ケネス氏は、米国のNBCやCNNをはじめ、世界の有名放送局でバーチャルセットや最新のオンエア・グラフィックスを手掛ける、まさにこの分野の第一人者です。彼の手がけた、ワクワクするような革新的な事例を、映像や音声も交えてご紹介いただきました。
さらに、最新プロダクトのアップデート情報もたっぷりお届けしました!Viz 5.4の新機能Reality Connect や、リリースが近いAI Keyerの最新機能を実機デモでご紹介。AWS上でのクラウドソリューションのデモブースも用意して、グラフィックスだけではないVizrt製品の幅広い可能性を感じていただける機会になりました
ご参加いただいた方からは、「大統領選挙の大規模なバーチャルセットやデータ連携の事例に、ものすごく刺激を受けた!」「Vizだけでリアルな質感やライティングが作れるなんて、すごい!」といった、嬉しいお声をたくさんいただきました。
これからも、Inter BEEをはじめとするイベントで、皆さまに興味を持っていただける企画を考えていきますので、今後もご期待ください。
レポート|Viz Artist アドバンスド・トレーニング Vol.2 開催報告

このたびは 「Viz Artist アドバンスド・トレーニング Vol.2」 にご参加いただき、誠にありがとうございました。
6月に開催した本トレーニングには延べ23名の皆さまにご参加いただき、中級者向けに、より実践的な内容を中心とした講習を実施しました。
講習では、Viz5のユーザーインターフェースや最新バージョンの紹介をはじめ、ContainerFXを活用したコンテンツ制作やGFXを駆使したシーン制作のテクニックなどを取り上げました。
既に一定数のViz Sceneを制作されている方々を対象にしたため、「知っていた機能の思いがけない使い方を学べた」「使用したことのなかったプラグインを知れて、業務に役立ちそうだ」といった声が多く寄せられています。
さらに、「大量のコンテナのリネームを効率化する方法が学べた」「なんとなく使っていたプラグインを改めて理解できた」「時間のかかっていた作業を短時間で実現できることを知り、大変勉強になった」など、具体的な業務改善につながる気づきがあったとの感想もいただきました。
今回のトレーニングを通じて、参加者の皆さまが新しい表現方法や効率的な制作手法を習得し、今後のシーン制作や運用に活かしていただけることを期待しています。
なお、今回使用した講習資料は以下よりダウンロード可能です。復習や日々の業務の参考にぜひご活用ください。
今後も、受講者の皆さまのスキルアップや業務効率化に役立つトレーニングを定期的に開催してまいります。
引き続き多くの方にご参加いただければ幸いです。次回開催の際には、ぜひお気軽にご参加ください。
レポート|BIRTV 2025 視察報告

2025年7月23日~26日に北京(中国)で開催された北京国際放送・映画・テレビ展(BIRTV)に、当社テクニカルマーケティング担当者が視察のため参加しました。
この展示会では出展企業の多くが中国企業でしたが、バーチャルスタジオ関連をメインに出品していたのは、中国企業を含めてもVizrt社のみで、同社ブースは連日多くの来場者で賑わっていました。
一方、バーチャルスタジオやバーチャルリアリティの利用は盛んで、放送局だけでなく政府・企業・メディアにも広く活用されている様子が見られました。
興味深い事例として、AIが生成した背景CGだけでなく、人もすべてデジタルヒューマン(数字人)化されており、コンテンツ制作の全てをクラウド上の仮想空間で完結させていました。オンプレとクラウドを組み合わせることで生じる技術的な課題を回避するだけでなく、AIを活用した効率的な制作、人員やスペースの省力化、さらに配信までを一貫して実現しており、非常に斬新な取り組みだと感じました。
なお、AIは番組制作だけでなく、報道やメディア分野でも積極的に活用されており、こうした点は中国ならではの取り組みと言えます。
中国市場の方向性や技術的傾向を知るうえで、非常に有意義な経験でした。来年以降も当社からの視察派遣を検討したいと考えており、ご興味のあるお客様はぜひご一緒にいかがでしょうか。

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