Vizrtニュースレター 2025年2月創刊号 ~新製品『Viz Virtual Studio Go』やユーザーミーティング等イベントレポート、製品アップデート情報をお届け~

Vizrt社の製品、サービスやサポートの最新情報を定期的にお伝えする「Vizrtニュースレター」。
創刊号となる2025年2月号では、新製品の『Viz Virtual Studio Go』『Vizrt PTZ3 PLUS』『PTZ3 UHD PLUS cameras』のご紹介、またInter BEE 2024や同会期中に開催したユーザーミーティング等のイベントレポートや最新の製品アップデートも提供します。
今後も定期的に情報をお届けしますので、お楽しみに!

製品情報|【新製品】Viz Virtual Studio Go

Vizrtは、新たにARグラフィックスとバーチャルスタジオの機能を1つのパッケージとして提供する『Viz Virtual Studio Go』をリリースしました。NDIに対応した本製品は、小規模なスタジオやネット配信や企業内の映像制作に最適です。

主な特長

  • 即時使用可能:事前設定済みで、開封後すぐに使用できるため、時間とコストを節約できます。
  • 使いやすさ:Viz Arc® ARコントロールパネルを使用して、魅力的な体験を簡単に制作できます。
  • Viz Artistによる視聴者エンゲージメントの向上:没入感のあるARグラフィックスやバーチャルセットを使用することで、視聴者の注目を集め、維持することができます。
  • TriCasterとの互換性:NDIワークフローに対応し、TriCaster制作との相性が良いです。
  • カスタマイズ可能:グラフィックスの色やデータ値の変更、3Dオブジェクトのインポートが可能です。
  • 無料のトレーニング:Viz Universityを通じて、スキルアップのための無料のトレーニング・コースにアクセスできます。
  • 下段で紹介する『Vizrt PTZ3 UHD Camera』同梱モデルもご用意しています。

https://www.vizrt.com/products/viz-virtual-studio/viz-virtual-studio-go
※Vizrt社ホームページへ遷移します

製品情報|【新製品】Vizrt PTZ3 PLUS & PTZ3 UHD PLUS cameras

Vizrtは、『PTZ3 PLUS』および『PTZ3 UHD PLUSカメラ』をリリースしました。本製品はHD/UHD画質、20~30倍ズーム、AIトラッキング、NDI®|HXを介したFreeDカメラトラッキングデータ埋め込みなどの特徴を持つ、洗練されたコンパクトなデザインのPTZカメラです。

主な特長

  • AIプレゼンター・トラッキング
    AIによるプレゼンター・トラッキング機能を利用することで、手動でカメラを調整する手間を省き、プレゼンターを自動で画面内に収めることができます。この機能は、顔認識によってプレゼンターがカメラに背を向けた場合でも追尾を続けます。
  • NDI|HXストリームへのFreeDトラッキングデータの埋め込み
    NDI|HXストリームに対してFreeDプロトコルを直接埋め込み、カメラの位置、回転、レンズデータを各フレームに含めることができます。これによりAR/XRシステムのセットアップが簡素化され、追加のハードウェアが不要となり、制作環境の複雑さから開放されます。また『Viz Virtual Studio Go』のようなグラフィックスシステムと連携することで、放送品質のコンテンツをこれまで以上に便利に作成できるようになります。
  • 高性能オーディオ
    ファントム電源対応のミニXLRポートにより、+48Vのマイクロフォンをアンプなしで接続可能。誤操作防止の二段階確認機能付きで、さまざまなワークフローに簡単に統合でき、機器の削減を実現できます。

https://www.vizrt.com/products/ptz3-plus-cameras
※Vizrt社ホームページへ遷移します

詳細をご希望の方は弊社営業までお問い合わせください。

レポート|Inter BEE 2024

Inter BEEにご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!
フォトロンブースでは今回、【Vizrt】の『Viz v5.3』『Viz Arc』と【フォトロン】の『Unreal DataSync Server』を参考出展し、多くの方々にご覧いただけたことを嬉しく思います。
『Viz v5.3』『Viz Arc』は、ARやバーチャルセットの一元的な操作を実現し、インターフェース作成の簡便さや、パラメータ調整が迅速に行える点にご注目いただきました。また、フォトロンの『Unreal DataSync Server』は、Unrealプロジェクトのデータ同期作業を効率化し、シンプルで使いやすい設計が好評を博しました。
ご質問やご興味、デモ依頼等ございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

レポート|ユーザーミーティング2024

Inter BEE 2日目終了後に開催された「Vizrtユーザーミーティング2024」には、今年も多くのVizユーザーの皆様にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。
参加者同士でのコラボレーションの可能性も広がり、非常に有意義な時間となりました。
今後もこのような企画を継続し、皆様との情報交換やコラボレーションの機会をさらに増やしていきたいと考えています。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

製品アップデート|Viz Engine v5.3 リリース

v5.3で追加された機能をいくつかご紹介します!

  • 新しいパーティクルシステム
    火や煙を生成するプラグインが実装されました。サードパーティのパーティクルプラグインもAPI経由で使用可能になります。
  • 改善されたPBRワークフロー
    画像セットのインポート時に一致する画像が検出されると自動的にマテリアルを生成することができるようになりました。
  • XR/ARへの対応
    ARエレメントの実装がより簡単になりました。またViz EngineとUnreal Engineのレンダリング処理に、別々のGPUを指定することができるようになりました。
  • クリッププレーヤーの機能向上
    NVIDIAを利用したGPU処理に切り替えることでClip Player Proのパフォーマンスが大幅に向上します。
  • NDI 6とHDR対応
    NDI 6のサポートが追加され、HDR HLGの入出力に対応しました。
  • Viz Engine移行補助ツール
    v3などで作成したクラシックレンダーモードのシーンを、VizEngineレンダーモードのシーンへ移行・変換するアシストをします。

https://docs.vizrt.com/viz-artist-guide/5.3/New_in_Viz_Artist.html
※Vizrt社ホームページへ遷移します

製品アップデート|Viz Universityのご紹介

Viz Universityは、Vizrtの学習プラットフォームであり、顧客、パートナー、フリーランサーに、トレーニング、スキルアップ、資格取得のための製品・技術コースのライブラリを提供しています。無料で受講できるコースもあるので、登録方法についてご案内いたします。
詳細は以下リンクの遷移先をご参照ください。


また弊社で昨年に実施しました、2つのVizトレーニングの資料も下記のリンクからご覧いただけます。

  • ベーシックチュートリアル詳細はこちら
  • アドバンスドトレーニング詳細はこちら

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