
学生時代から映像制作に興味があり、映像制作の技術に関わる仕事に就きたいと考えたことが入社のきっかけです。
もともと別のグループ会社で主に社内向けのサービスを開発していましたが、開発部門統合によってフォトロンに転籍になり、より幅広いジャンルの開発に携われるようになりました。
映像業界について事前にある程度勉強はしていましたが、入社して実際に打合せなどに参加してみると、業界用語と製品名と自社で開発したサービス名が飛び交っていて、何についての話をしているのかわからなかった覚えがあります。聞けば丁寧に教えてもらえたので、聞き慣れない言葉を端から書き留めて自分用の用語集を作っていました。
主にクラウドを利用したWebアプリの開発を担当しています。開発するWebアプリは業務効率化のためのツールが多く、たとえば今までメールで一件ずつ対応していた業務をWeb上でまとめて管理できるようにしたい、というような要望を叶えています。
基本的にチーム開発で、ひとつの案件にチーム全員で取り組んでいる時もあれば、複数の案件に並行で取り組む場合もあります。
具体的な工程としては顧客へのヒアリングと仕様決め、設計、クラウドでのインフラ構築、実装、テスト、保守等を行なっています。
いかに顧客に満足していただけるものを提供できるか、というのがやりがいでもあり難しいところでもあります。案件によって期限を重視するもの、機能性を重視するもの、確実に動作することを重視するもの、金額を重視するものがあり、その優先度をきちんと確認した上で提案や開発を進める必要があります。
求められるものが複雑であればあるほど4つのバランスを取ることは難しくなりますが、そのぶん達成できた時の感慨もひとしおです。
知識面と、問題への対応力です。
たとえば開発中エラーが出た際にこの部分が怪しい、と目星をつけて実際に当たっていた時には、過去にうまく動かず頭を悩ませた時間と経験が知識になっていることを実感できます。
また、起きた問題への対処がスムーズにできた時だけではなく、事前に起きる問題を予測し、先回りできた場合も同様です。たとえばこの仕様だと将来こういう変更が起きた時に対応できないのでこうしませんか、という提案ができるようになったことは成長だと感じます。
UIUXデザインに力を入れていきたいと考えています。
既存のワークフローや顧客の要望をそのままWebアプリにすると、必要以上に複雑な機能になってしまうことがほとんどです。言われるままに機能を複雑にするのではなく、仕組み自体を変えられるよう働きかけ、その上でシンプルかつ使いやすいWebアプリを提供できるようになりたいと思います。
最近は羊毛フェルトに夢中になっています。ふわふわな羊毛を針で刺し固めて形にしていくのですが、思い通りの形を作れるとなかなか達成感があります。
道具さえあれば型紙などの準備はほとんど必要なく、いきなり作り始められるところも気に入っています。
会社を選ぶ上でやりたいことを重視するか、働きやすさを重視するか、人によって優先度はさまざまだと思います。
もし働きやすさを重視するのであれば、私は部門再編で部署ごと転籍になった経験から、働きやすさは制度と周囲の人に大きな影響を受けると実感しています。
一緒に働く人の雰囲気を感じ取れるインターンなどの機会をぜひ活用して、ご自身に合う職場を探してみてください。