小川 公則の写真

開発×小川 公則

小川 公則
所属:技術開発本部 ソフトウェア開発部
職種:ソフトウェアエンジニア
入社:2016年
出身校:長岡技術科学大学 電気電子情報工学部
QUESTION 1

フォトロン入社のきっかけ/決め手を教えてください。

新卒入社で5年ほど半導体の生産設備/検査装置メーカーの生産技術開発部門で働いていました。学生時代に画像処理技術の研究をしていたのですが、前職では、生産技術寄り、且つ既存製品を組み合わせる設備開発が多く、画像処理の開発スキルをもっと伸ばしたい、ソフトウェアメインでバリバリ開発したいという思いから転職活動を始めました。転職活動のなかでフォトロンを知り、“画像にこだわる独創企業”というコンセプトが、自分のやりたいことにマッチしていると感じたのと、フォトロンのハイスピードカメラが面白そうだなと思い、入社を決めました。

ソフトウェア開発を担当している小川さん
QUESTION 2

入社後のギャップなどはありましたか?

入社前は、“フォトロン=ハイスピードカメラのメーカー”というイメージを持っていたのですが、放送局や教育業界などに向けた幅広い事業を展開していることを知って驚きました。また、それらの事業がすべて、画像に重きをおいていることにも “フォトロンの画像へのこだわり”を感じました。
現在はハイスピードカメラのソフトウェア開発がメインの業務ですが、希望すれば様々な事業の仕事にチャレンジできる土台が整っていることに、フォトロンの将来性と柔軟性の高さを感じました。
前職では、自分が関わっている製品のプロジェクトメンバーとしか接する機会がなかったのですが、フォトロンでは、色んな職種の人が同じフロアで働いているので、たとえば営業や技術の方とも気軽に交流できることがとても新鮮でした。また、コロナ禍では、テレワーク推進やそのための環境整備の動きの早さなど、大企業ではないからこそのフットワークの軽さに感動しました。

QUESTION 3

小川さんの主な業務内容を教えてください。

当社のハイスピードカメラを様々なお客様が使いやすいように制御するソフトウェアの開発を担当しています。入社してすぐイチからソフトを作る経験をしたり、GPUを使った画像処理ソフトの開発などもおこなってきました。リアルタイムで撮影しながら画像処理をおこなうカメラの制御用ソフトの開発にも携わったのですが、これはかなりチャレンジングで面白い仕事でした。

QUESTION 4

部門/チームの特長、好きなところを教えてください。

「技術開発本部 ソフトウェア開発部」は、様々な事業部の多種多様な製品に関わる、ベテランから若手まで、千差万別の開発メンバーが在籍しています。一般的に開発というと、ある1つの技術を使用して製品を作っていることが多いのですが、フォトロンの技術開発本部には、色々なコア技術のスキル持った人達が沢山いて、それぞれの得意分野を持つ色んなタイプの人達から日々刺激を受けていますし、とても勉強になります。
私が所属するハイスピードカメラのソフトウェア開発チームは、入社5年目くらいまでのフレッシュなメンバーが多いのも特長です。ハードウェア開発チームのメンバーとの交流も活発で、ハードウェアの知識を吸収しながらソフトウェア開発をおこなえるので、製品としての統一感や品質向上に繋がっています。

QUESTION 5

仕事のやりがい/難しいところはどこですか?

エンジンの燃焼や電気の流れる様子など、肉眼では捉えられない事象を撮影できる当社のハイスピードカメラは、最先端の研究をおこなう大学の研究室や研究所などで使われています。これらの最先端の研究に役立つ製品の開発に携わっていること、間接的に業界の技術革新・発展に貢献していることがやりがいに繋がっています。撮影したものを解析してシミュレーションするツールの開発など、チャレンジングで面白いことに関わることができるのも、魅力のひとつだと思います。
難しいと感じるのは、特殊な機能を持つ個性的なハイスピードカメラを、いかにお客様にとって使いやすく開発するか、というところです。肉眼で見えるものは通常30~60fpsですが、当社のハイスピードカメラはその約20倍以上の処理をおこなわなければならないため、細かい部分まで工夫してプログラミングをおこなう必要があります。超高速で撮れる映像データをいかに高速で転送/処理するかを考えて開発する難しさもあります。

QUESTION 6

自身で成長を感じるところはどこですか?

通信技術、画像処理技術に関して成長したと感じています。
当社のハイスピードカメラは超高速での撮影が可能ですが、その分画像データが膨大になるという特徴があります。そのため、高速で転送する技術と常に隣り合わせです。通信技術については基礎的な知識しか持っていなかったので、入社後に猛勉強して、実際に製品に搭載できた時は嬉しかったですね。

QUESTION 7

これからやってみたいことは何ですか?

色々な技術について勉強させてもらい、画像処理技術に関して大きく成長できたと感じているので、ハイスピードカメラだけでなく、異なる分野や業界の製品開発にもそのスキルを活かしていけたら、と考えています。また、周りの力を借りながら、新しい製品を創り出すプロジェクトをリーダーとして推進してみたいとも思っています。

QUESTION 8

仕事以外で夢中になっていることはありますか?

今は子育てに夢中です(笑)フォトロンが積極的にテレワークを導入してくれたことで、子供と接する時間も取れているので、とても助かっています。
子供が生まれる前は映画鑑賞や海外旅行などが趣味でしたが、子供が生まれてからは、いない時にはなかった新しい楽しさや幸せを発見している毎日です。コロナが落ち着いたら、色々な所に家族で出掛けたいと思っています。

QUESTION 9

就職活動中の学生さんへのメッセージをお願いします!

コロナ禍で就職活動が大変になったかもしれませんが、反面、リモートで会社説明会や面接を受けられるのは大きなメリットだと思います。また、日本にいながら海外の企業で働くこともできる時代なので、チャンスは広がっていると思います。働くイメージを持てるか、自分にマッチするか、自分の目と耳で様々な企業の話を聞いて欲しいです。新卒での就活は人生に一度しかありません。ぜひ納得のいく就職活動をして欲しいと願っています。

ある日のスケジュール
出社
9:30
出勤打刻、メール確認/メッセージ確認
9:45
デイリースクラム(画像処理ソフト)
10:00
設計/開発/レビュー(画像処理ソフト)
12:00
ランチタイム
13:00
ウィークリーMTG(チーム、ハイスピードカメラ)
15:30
設計/開発/レビュー(ハイスピードカメラ制御ソフト)
19:15
翌日のTODO整理/日報
19:30
退勤打刻
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