Telestreamニュースレター

Vizrt社の製品、サービスやサポートの最新情報を定期的にお伝えする「Vizrtニュースレター」。
2025年12月号では、Inter BEE 2025 のイベントレポートをはじめ、Viz Artisユーザの情報・ノウハウ共有を目的として新たに立ち上げた『Viz Artist community Japan』のご案内、さらに製品アップデート情報など盛りだくさんの情報をお届けします。

今後も定期的に情報をお届けしますので、お楽しみに！

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Inter BEE 2025 フォトロンブースへお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました！

今年は、Viz Engineの最新バージョンの案内に加え「Viz Engine × Pixotope Fly」 を活用したドローン映像向けリアルタイムAR合成のデモを実施。

非常に多くの方からご注目いただき、特にドローンでのTTL（スルー・ザ・レンズ）トラッキングによるバーチャル表現が大変好評でした。実際にブースでも多くのお問い合わせがあり、現場での活用イメージが広がる手応えを感じました。

※「Viz Engine × Pixotope Fly」 を活用したドローン映像向けリアルタイムAR合成例

また、当日ご案内したお客様もいますが、ドローン映像やロケ素材をお送りいただければ、デモンストレーションとしてトラッキングテストを行うことも可能です。

導入イメージの確認や、実検証として、ぜひお気軽にお問い合わせください！

今後も最新情報や活用事例を継続的に発信してまいりますので、引き続きご期待ください。

このたび、Facebookにて、Viz Artist Japan Communityを立ち上げました。

Viz Artistは非常に高機能である一方、日本語での情報が限られており、現場ごとに我流で工夫しながら使っているケースも多い状況があります。

そこで、日本国内でViz Artistを扱う皆さんが、業界を問わず気軽に情報交換や相談、ノウハウ共有ができる“つながりの場”をつくりたいという思いから、本コミュニティをスタートしました。

テレビ、イベント、配信、教育、研究など、どの分野の方でも参加いただけるオープンなコミュニティです。

日々の疑問やTips、作例紹介、トラブルシューティングなど、ユーザー同士で助け合い・学び合いながら、Viz Artistの活用をもっと広げていくことを目的としています。

Viz Artistユーザーの皆さん、ぜひお気軽にご参加ください！

Viz Engine の最新バージョン v5.4 がリリースされました

主な強化点

• 4K／8K LED出力対応
  単一エンジンでの高解像度出力に対応し、大規模LEDウォールや高精細演出を、よりシンプルな構成で実現可能となりました。
• ネイティブ HDR 対応
  シーン単位での色空間・輝度管理が可能となり、HDR制作時の画質安定性と運用性が向上しています。
• Dynamic Geometries／Blendshapes 対応
  3D モデルのリアルタイムな形状変形に対応し、キャラクターや演出オブジェクトの表現幅が拡大しました。
• Unreal Engine v5.4／v5.5 サポート追加
  最新 Unreal Engine との連携が可能となり、バーチャルセットやハイブリッド制作の選択肢がさらに広がります。

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AIによるキャリブレーションとキーイング機能により、ライブARとバーチャル広告を次のレベルへ

VizrtのライブARおよびバーチャル広告パッケージであるViz Arenaの最新バージョン 「Viz Arena 6」 がリリースされました。AIによるキャリブレーションと次世代AIキーヤーにより、従来の手動調整にかかっていた作業時間を大幅に削減し、制作チームはより視聴者のエンゲージメントを高める演出に集中できるようになります。

Viz Arena 6は、ライブ制作における煩雑な準備作業を最小化し、「すぐに使えて、高速で、安定した成果が得られる」という現場の理想を実現します。

AIキャリブレーション搭載により、10倍高速かつ高精度

従来の手動キャリブレーションに伴う負担をAIによる自動キャリブレーションにて大幅に軽減します。

新しいキャリブレーションコンポーネントはビデオフィード上で直接動作し、よりスマートで「粘り強い」追従性を実現。

高速なカメラパンやスイッチング時にも、ARグラフィックやバーチャル広告が揺らぐことなく正確な位置を維持します。

次世代「スポーツ・インテリジェントAIキーヤー」

アメリカンフットボール、サッカー、ラグビー、オーストラリアンフットボール、さらにモータースポーツなど、スポーツ特化アルゴリズムで最適化された新しいAIキーヤーを搭載。

手動調整なしでクリーンかつ一貫したキーイングを提供し、どのスポーツ制作シナリオでも期待どおりの結果を得ることができます。

単一インターフェースでの統合ワークフロー

キャリブレーションから、グラフィック制御まで、ライブARグラフィックスに必要なすべての機能を単一のインターフェースに集約。

オペレーターはワークフロー全体を直感的に管理でき、制作効率が大幅に向上します。