Videonの知られざる特長について~「配信する、だけでないエンコーダ」とは⁉~

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みなさん、Videonエンコーダをご存知でしょうか?
「どんなエンコーダかわからない」と感じる方も多いかもしれません。

実はこのVideonエンコーダは、AWS Elemental Link のOEM元(提供元)として採用されている製品です。 つまり、VideonエンコーダはAWS Elemental Limkとして世界中で利用実績のあるエンコーダなのです!

「配信する、だけでないエンコーダ」とは?

Videonには「配信する、だけでないエンコーダ」という製品コンセプトがあります。

配信する、という文言の通り、Videonは配信に特化したエンコーダです。配信用、ということで、対応プロトコルはYouTubeで利用可能なRTMPプロトコル、SRT、Zixi等に対応しています。

Videonの製品ラインナップは主に以下のとおりです。

デバイスとしてはLiveEdge® NodeとLiveEdge® Maxの2種類の展開があります。

LiveEdge® Nodeの入力はHDMI1.4または 3G-SDI input、LiveEdge®Maxの入力は HDMI 2.0または2x 12G-SDIです。エンコード機能は1chにつき3ストリームまで可能です。

その他にも持ち運び用のLiveEdge® 2Go等があります。こちらは本体にSIMを挿入することができるので、このワンボックスを拠点に持っていけば映像伝送が可能になるという特長を持っています。

そんな、「配信する、だけではないエンコーダ」ですが、なぜ配信するだけではないのか、深堀していきます!

配信するだけではないという強み

LiveEdge® CloudControl

VideonにはLiveEdge® CloudControlという、Webブラウザ経由で遠隔地からデバイスの制御ができる機能があります。つまり、Videon本体から離れた場所にいてもVideonのGUIに入り、操作することができます!これにより、現場の方が不慣れな状況でも、デバイスをインターネットに接続されていれば遠隔地から管理者が設定・確認をすることができます。

LiveEdge® Graphix

Singular Liveで設定のグラフィックをデバイス上でストリームにオーバーレイさせることが可能です。Singular Liveとは、クラウドベースで動作するリアルタイムに対応してるグラフィックシステムです。

なので、映像を配信するだけではなく、クラウド上でVideonと連携しグラフィックを付けることが可能です。これにより、クラウドサービス(例えばMedia Live)を利用せずともグラフィック付けが可能なので、コスト面を抑える効果があります。

LiveEdge® Compute

Dockerを利用して、デバイスに機能拡張が可能です。

これにより要件に満たないケースであってもそれに対応したソフトウェアをデバイス上で稼働させることができるため、お客様のご要望に沿って柔軟に対応することができます。

サブスクリプションでの提供

Videonはデバイス自体の販売をしているのですが、年単位でのサブスクリプションで利用することも可能です!つまりデバイスを資産として管理する必要はなく、比較的コンパクトな値段で、使いたい年数を選択して利用することができます!サブスクリプションの期間中に万が一機材のトラブルがあっても、もちろんフォトロンのサポートを受けることができますし、機材自体の不具合であれば、機材を交換することが可能です!

接続のしやすさ

エンコーダ/デコーダを利用する際に、IPアドレスが迷子になった経験はありますでしょうか?Videonはそんな、ストレスを感じることなく接続することができます。

なぜならば、VideonはメーカーがDiscoveryツールを用意しているからです。

下部画像内/上:LiveEdge® Node、下:LiveEdge® Max

このツールは、起動しているVideonのIPアドレスを表示してくれるのでデバイスのIPアドレスが迷子になることはほとんどありません。

LiveEdge® Maxの場合、LiveEdge® Nodeと大きく異なる点があります。それはデバイスに小窓が付いていることです!

LiveEdge® Maxの場合、この小窓にIPアドレスが表示されます。これにより簡単にIPアドレスを知ることができ、接続もスムーズになります。

まとめ

Videonのコンセプトが「配信する、だけでないエンコーダ」という理由がお分かりになりましたでしょうか?Videonは配信するだけではなく、様々な便利な機能がついているためお客様の用途に合わせて多数の使い方が可能です。

また、VideonはSDカードの挿し口もついているので、伝送と同時にSDカードに録画することも可能です。さらに、HLS pushの機能も実装されました。

このように、Videonはコンパクトながら、様々な機能が付いているので、この記事を読んで少しでも興味をお持ちになられた方は、機材の検証をすることも可能ですので、以下のフォームからお申し込みください。

LiveEdge® Maxは以前よりアップデートされたLiveEdge® Max2がリリースされています。

LiveEdge® Max2についてご関心のある方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。

今後もVideonのアップデート情報にご期待ください!

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また、Videon製品に限らずクラウドやIPを活用するために様々なお手伝いをしていますので、何かお困りのことや実現したいことなどございましたらお気軽にご相談ください。


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