導入事例創価大学様

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お客様の声 / 収録・配信

2022.05.11

ネットワーク収録システム「Spider Rec」で15教室の全自動収録を実現

導入製品
導入前の課題
  • 講義後の事後学習をフォローし教育の質を高めたい
  • 収録講義ごとに、個々の学生の視聴履歴をきめ細かく管理できるシステムにしたい
導入後の効果
  • 講義に対する学生の習熟度アップに繋がっている。教員側の教育の質向上に対する意識も高まった
  • 授業を映像で受講する風土が醸成されていたので、コロナ禍でのオンライン授業がスムーズに実現できた

創価大学は「創造的人間の育成」を理念に掲げて1971年に開学した大学で、2021年に創立50周年を迎えました。経済・法・文学部でスタートし、現在は経営・教育・国際教養・理工・看護学部も含めて計8学部10学科を有する総合大学です。2013年に動画コンテンツ管理配信システム「Power Contents Server」と中央教育棟の16教室を対象に講義収録システム「Cbox」を導入すると、徐々に対象教室を拡大。2018年にネットワーク収録システム「Spider Rec」にリプレイスし、現在では最大25教室の講義が収録できます。2019年には「Power Contents Server」を学習動画共有プラットフォーム「CLEVAS」へリプレイスし、同時に1,200のユーザーアクセスが可能になっています。
創価大学の設備・システム関係を担当する同大学教務部教務課の杉本政人氏に、導入までの経緯と効果、今後の課題について聞きました。

「教育の質保証」と「学習成果の視覚化」のために収録システムを導入

 創価大学は早くからICTの教育への活用に力を入れてきた大学です。2007年には学生・教職員の学内情報を統括した学習支援ポータルサイトを自らの手で構築するなど、具体的取組みを進めてきました。このような学内専用ポータルサイトは、全国の大学のなかでは先駆的な取組みだとされています。こうした取組みの一環で、2013年に導入したのが講義収録システム「Cbox」でした。杉本氏は、当時をこう振り返ります。

『授業の質をより一層担保するため、映像コンテンツの活用を検討していた時期でした。そうしたところ、すでにお付き合いのあったフォトロンから講義収録システム『Cbox』と動画コンテンツ管理配信システム『Power Contents Server』を提案されたのです。導入すれば、学生は講義を受けた後の復習に役立てることができるだけでなく、諸事情で講義を欠席した学生のサポートも可能になります。文部科学省の大学設置基準は学生が予習・復習に相当の時間をかけることを前提に授業を行うよう定めており、事後学習のサポートは大学の責務でもあることから導入しました』
ちょうど2013年9月に中央教育棟が完成したところだったので、最初は同棟の大きめの教室16教室を収録対象にできるよう「Cbox」5台と「Power Contents Server」をサーバー室に導入し、選択した授業の映像と音声をスケジュールで収録・配信できる環境を整えました。

『マイクのスイッチを入れれば、あとは自動的に録画されるだけでなく、翌日には学内専用ポータルサイトに自動的にリンクが張られて閲覧できるよう、パッケージでシステムを組んでいただきました。わかりやすくて使い勝手のいいシステムなので、先生方の理解を得るのは比較的容易だったと思います。なにより学長がメリットを理解し、推進の号令をかけてくださったので、導入はスムーズでした』

学生に対しては、春学期と秋学期が終わるつど、学内専用ポータルサイトで当該授業のアンケート調査を実施してきました。授業内容改善の参考にするとともに、アンケートを通じて、新たな学習サポート体制が整えられていることを周知するためです。

『その結果、認知度が徐々に向上し、『この授業も収録してほしい』という要望が寄せられるようになりました。毎年試験前になると、収録講義の閲覧数が増えることからも学生に定着していることがわかります。その後は本部棟の2教室にも導入するなど、導入教室を増やしていきました』

2018年3月にはシステムをネットワーク収録システム「Spider Rec」に入れ替え、2019年3月には学習動画共有プラットフォーム「CLEVAS」も導入しました。これらのシステム変更によって、従来同様の機能に加えて、収録講義を受講した学生一人ひとりのログイン情報や視聴履歴をより管理できるようになりました。

『従前のシステムの導入時期は携帯キャリアの過渡期だったこともあり、利用できないブラウザが一部にあったことから、それを解消したいと考えていたところ、より機能の優れたシステムの提案を受けたのです。ちょうど、「学習成果の可視化」を推進しようとしていた時期でしたので、システム全体のバージョンアップを図ることにしました。それまでも学内専用ポータルサイトではレポートやアンケートの提出状況、小テストの結果などが把握できるようになっていましたが、収録した講義を個々の学生がどれだけ閲覧しているのか、その科目に対してどれぐらい時間をかけて努力しているのかを数値化して把握できるようにしたいと考えたのです』

「Spider Rec」はブラウザからアクセスすることで、接続しているすべてのネットワークカメラの管理、プレビュー、操作、収録が行えます。予約情報を元に自動的な収録が可能なスケジュール登録機能も搭載しています。「CLEVAS」は視聴ログ分析機能を搭載しているので、視聴者はより動画を探しやすく、管理者は利用状況を分析、フィードバックできます。

『導入コストが気になるところでしたが、「Spider Rec」は従前のシステムに比べて1教室当たりの導入コストが低いこともあり、予想していたよりも抑えた予算で対応できるとの提案を受けました。2013年の導入以来、テストやアンケートの結果をみても、収録システムが学生の授業に対する習熟度アップにつながってきたことは間違いありません。そうした評価と日々のフォローに対する信頼感が決断を後押ししました。』

創価大学 教務部教務課 杉本政人 氏
創価大学 教務部教務課
杉本政人 氏

コロナ禍においてもスムーズに対応 今後は収録授業の予習的活用も

システム変更に伴い、創価大学では15教室に「Spider Rec」を導入しました。ところが、2020年早々に新型コロナウイルス問題が発生し、大学を取り巻く状況は一変しました。
『対面授業が難しくなったことから、本学では2020年3月にZoomと契約し、4月13日から2020年度の授業を原則オンラインでスタートさせることになりました。大学のなかでは早い対応だったと思います。Zoomと既存のシステムをAPIで繋ぐにあたっては、フォトロンにさまざまご協力をいただきました。いきなりすべての授業が映像コンテンツとして扱われることになったわけですが、本学では映像を通じて受講する土壌が醸成されていたので、先生にも学生にもそれほど戸惑いはなかったようです』

今後の「Spider Rec」と「CLEVAS」の活用について、杉本氏は次のように語ります。

『新システムによって管理が可能になった収録講義の、学生一人ひとりの視聴履歴とログインデータを何らかの形で早々に活用していきたいと考えています。それを準備している間に新型コロナ問題が発生し、取組みが中断していたからです。一例を挙げると、収録しているAという科目の授業が全15コマあったら、「〇〇さんは10コマ視聴しているけれども、まだ視聴していない授業が5コマありますよ」という告知を当該学生にするような活用です。あるいは、テストの点があまり良くない科目があったら、もっと収録動画を見るよう促すなどの活用も考えられます。新システムを導入してからの視聴履歴はすべて残っていますから、それも分析しながら、早期の活用を目指したいと思います』

学内では事後学習用ツールとしてだけではなく、事前学習用としての活用を求める声も出ています。

『ある先生から、現在収録している授業を来年度の予習用のツールとして活用できないかという提案を受けました。今後検討していきたいと考えています。本学は2014年度に文部科学省スーパーグローバル大学等事業「スーパーグローバル大学創成支援」の採択を受けました。世界レベルの教育研究を行うトップ大学、国際化を牽引するグローバル大学として認められたわけです。実際、キャンパスには1,000人近くの留学生を迎えています。こうした評価と期待に応えるべく、これからも教育環境の充実に取り組んでいきたいと思います』

ワークフロー

創価大学様ワークフロー

USER PROFILE

理念

創価大学の建学の精神と教育目標
創価大学はこの建学の精神に基づき、人類が直面する個々の問題に真摯に取り組み、知恵を発揮していく「創造的人間」の育成を目標としています。そのために「知力」と「人間力」を磨き、「自分力」(学生一人ひとりが有している可能性)を発見し、開花させる人間教育に取り組みます。

  • 人間教育の最高学府たれ
  • 新しき大文化建設の揺籃たれ
  • 人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ

創価大学

学長
鈴木 将史
所在地
東京都八王子市丹木町1-236
学部
経済学部 / 経営学部 / 法学部 / 文学部 / 教育学部 / 国際教養学部 / 理工学部 / 看護学部

この記事は2022年4月現在の情報です

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