Avid、Google Cloud、メディア制作にエージェンティックAIを導入するパートナーシップを発表
- Avid
GeminiモデルとVertex AIを『Media Composer』および『Avid Content Core』に統合

Avidのクリエイティブツールに、生成AIおよびエージェンティックAIを統合するための数年間にわたる戦略的パートナーシップを発表しました。GoogleのGeminiモデルとVertex AIをAvidのソリューションに直接組み込むことで、ビデオ編集を従来の手作業中心のプロセスから、インテリジェントなAI支援型体験へと変革し、メディアの検索や制作に要する時間を大幅に短縮することを目指します。
世界的なコンテンツ需要の高まりに伴い、制作チームは膨大な高解像度メディアの管理や、従来のオンプレミス・ハードウェアの限界という課題に直面しています。これらを解決するため、AvidはGoogle CloudのAIおよびデータ分析機能を、テクノロジースタックの主要な2領域に統合します。一つは、プロフェッショナルな映画・テレビ制作における業界標準の非線形編集システムである『Media Composer』。もう一つは、グローバルなメディア資産のための統一されたインテリジェント・データ層として機能する、新しいクラウドネイティブなSaaSプラットフォーム『Avid Content Core』です。
GeminiとVertex AIの活用により、これらのプラットフォームはメディアの文脈を自動的に分析・理解できるようになり、制作チームは自然言語でコンテンツを検索できます。また、視覚スタイルのマッチング、素材に含まれる感情的な手がかりの特定、メタデータ記録の合理化など、複雑なタスクを自律的に管理するデジタルアシスタント「エージェンティックAI」のワークフローも実現します。
本記事のハイライト
- 『Avid Content Core』の一般提供開始: グローバルメディアの統一データ層として機能するクラウドネイティブ・プラットフォームが、商用利用可能になりました。Google CloudのBigQuery、Vision Warehouse、Vertex AI Searchを活用することで、受動的なストレージをアクティブなライブラリへと変え、世界中のクリエイティブチームがどこからでもビデオファイルにアクセスし、管理できるようになります。
- 『Media Composer』へのGemini統合: 業界標準の編集システムに、Geminiを搭載したマルチモーダル拡張機能が追加されました。これにより、インテリジェントなメタデータの強化、自動ロギング、Bロール(挿入ショット)の生成など、ポストプロダクションを効率化し、クリエイティブチームの手作業による負担を軽減します。
- エージェンティックな検索と発見: 両プラットフォームでVertex AIとマルチモーダルGeminiモデルを利用することで、システムがすべてのファイルの文脈を理解します。検索は、視覚的なアクション、会話、感情的な手がかりなど、ユーザーが欲しいものを説明する自然な対話形式になり、数週間かかっていた手作業によるアーカイブ検索を、数秒の自動インサイトへと変貌させます。
これらのAI機能は、Avidのポートフォリオ全体における将来的なエージェンティック統合の基盤となり、ポストプロダクションを効率化して、制作チームが価値の高いストーリーテリングに注力できるよう設計されています。
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Avid 最高経営責任者 Wellford Dillard
お客様は、既存のワークフローに組み込め、かつ創造性を拡張できるインテリジェントなツールを求めています。Google Cloudとのパートナーシップにより、Avidの相互運用性と適応性を維持しながら、安全でAI主導のイノベーションを提供する能力が強化されます。Google Cloudとの提携を通じて、製品全体のインテリジェント機能を拡張し、現代のメディア制作における可能性を再定義していきます。
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Google Cloud 戦略産業部門グローバル・マネージング・ディレクター Anil Jain
ビデオエディターが日常的に使用するツールにエージェンティックAIを直接埋め込むことで、単なる自動化を超えた進化を遂げようとしています。『Media Composer』とGoogle Cloudを組み合わせることで、エディターはインテリジェントなエージェントと連携してアセットを即座に作成したり、スタイルのマッチングやタイムラインの埋め合わせといった負荷の高い作業を任せたりできるようになります。これにより、クリエイターはインフラ管理ではなく、ストーリーテリングに集中できるのです。
ハイブリッド環境でのシームレスな運用
『Avid for News』は、オンプレミスとクラウドが混在するハイブリッド環境に最適化されています。高コストな移行作業を必要とせず、既存の環境を活かしながらクラウドの利便性を享受できます。 今回の展示では、ストレージ・ソリューションである『Avid NEXIS』や、最新のインジェスト・送出ソリューション『Stream IO』との統合も公開。『Stream IO』にはサブクリップ作成やトリミング機能が追加され、スピード重視の現場をさらに強力にサポートします。
2026 NAB ShowでAvidを体感
NAB Showにご来場の皆様は、ぜひブース N2226 にお立ち寄りいただき、Avidの最新ソリューションを直接ご体験ください。
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