EVSがLSM-VIA用新機能「Zoom」を発表、リプレイ精度が向上

直感的な新しい機能により、オペレーターは簡単なタッチジェスチャーでライブリプレイにズームインし、あらゆるプレイを捉えます

EVSは、定評あるLSM-VIA®リプレイおよびハイライトシステムの機能を拡張する新機能「Zoom」を発表しました。ラスベガスで開催される2025 NAB Showで披露される「Zoom」は、プレミアムライブスポーツ制作における試合分析とストーリーテリングを強化するために設計されています。

この機能はLiveCeption®ソリューションファミリーに統合され、LSM-VIAから直接制御できるため、直感的でユーザーフレンドリーな操作性を実現します。リプレイオペレーターは、タッチスクリーンインターフェース上で簡単なタッチジェスチャーでカメラフィードにズームインし、アクションの重要なディテールを簡単かつ正確に捉えることができます。

ライブ制作ワークフローをさらに効率化するため、オペレーターは関心領域を事前に設定しておき、タップ1回でアクションの重要なエリアに瞬時にズームインできるオプションも用意されています。さらに、ズームシーケンス内にキーフレームを追加することで、変化する焦点にフォーカスを固定し、決定的な瞬間を鮮明に捉えることができます。

リアルタイム操作向けに設計された「Zoom」は、4K入力をクロップして鮮明な1080p出力を提供することで高画質を維持し、あらゆるリプレイシーケンスにシームレスに統合します。最大4フェーズのスーパーモーションカメラを含むUHDカメラと完全に互換性があります。また、SDIとSMPTE ST-2110の両方のビデオ規格をサポートしているため、様々な制作環境に適応できます。クリップはキーフレームとともにメタデータとして保存できるため、将来の編集で簡単に再利用・調整でき、外部システムへのエクスポートも簡単です。

実際のライブ制作中に顧客と一連のテストを成功させた後、NAB Showで新機能「Zoom」を披露できることを嬉しく思います。

Ignacio Revuelto、EVS LiveCeptionプロダクトマーケティングマネージャー

EVS LiveCeptionプロダクトマーケティングマネージャー、Ignacio Revueltoは次のように述べています。「実際のライブプロダクションでお客様と一連のテストを成功させ、NAB Showで新機能「Zoom」を発表できることを大変嬉しく思います。オペレーターの皆様からは、その完璧な動作、驚くほどの使いやすさ、そしてタッチコントロールのスピードと反応性に感銘を受け、大変ご好評いただいています。「Zoom」機能の開発により、ライブリプレイを真に次のレベルへと引き上げることになります。」

さらに鮮明な視聴体験を実現するために、EVSのAI搭載ツールであるXtraMotion®を使用することで、ズームされたコンテンツをさらに鮮明にすることができます。XtraMotion®は、スーパーモーションやブレ補正映像を作成し、かつてないほど鮮明なズームリプレイを実現します。

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