Avid、NAB Show New Yorkで「Avid Content Core」を米国初公開 — データ活用型の未来を切り拓く

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POINT

  • 受賞歴を誇るプラットフォームが、運用を効率化し、ROI最大化とTCO削減を実現する、インテリジェントで連携性の高いメディアワークフローの新時代を創出
  • 「Avid NEXIS | Remote」をニューヨークで発表 ― どこからでもオンプレレベルの編集パフォーマンスを提供
  • 拡張されたソリューションとパートナー連携により、AI機能やライブ配信ツールなどをMediaCentralおよびMedia Composerに直接統合

Avidは、2025年10月22日から23日にかけて開催されるNAB Show New York 2025(ブース547)にて、画期的なAvid Content Coreを米国で初公開します。本イベントでは、Avidが業界初となるクラウドベースの制作およびコンテンツデータプラットフォームを、北米のメディアプロフェッショナルに直接披露します。

Avid Content Core

先月のIBC2025で発表されたAvid Content Coreは、クラウド上でスタジオレベルの編集を可能にする新しいストレージ機能Avid NEXIS | Remoteとともに紹介されます。
また、最先端のAI、自動化、ストリーミングツールをAvidのワークフローに直接統合する、その他のソリューション拡張やパートナー連携の強化も発表されます。これらの展示は、Avidが推進するクラウドとオープンエコシステムによるイノベーションを中心とした、放送・ポストプロダクション戦略の進化を示すものです。

IBC2025でBest of Show Awardを受賞したこの新しいプラットフォームにより、Avidは、メディアおよびエンターテインメント業界が断片的なシステムから脱却し、メディア資産をインテリジェントで接続されたデータとして扱えるよう支援します。
世界中の放送局やニュースルーム、大手スタジオ、ポストプロダクションスタジオなどで、Avid Content Coreは成果物のスピード向上、運用の効率化、ROI(投資対効果)の向上、TCO(総保有コスト)の削減、そして成長機会の拡大を実現します。

Avid Content Coreは、従来のメディアアセット管理システムの限界を超えるコンテンツデータプラットフォームです。
インジェスト、検索、オーケストレーション、アセットインテリジェンスをひとつのクラウドネイティブなプラットフォームに統合し、ブラウザベースのツールを通じてどこからでもアクセスできます。
メディア資産を単なる孤立したファイルではなく、相互に関連する「活用可能なデータ」として処理することで、AIによる検索やレコメンドを実現します。
各メディア資産には固有のフィンガープリント(識別情報)が付与され、Avidエコシステム内での真正性の確認、利用履歴の追跡、そして将来的なROI測定が可能になります。

Wellford Dillard, Avid CEOのコメント

Avid Content Coreは、メディア業界における変革的な一歩を意味します。
コンテンツの制作、管理、価値創出をひとつのクラウドネイティブなプラットフォーム上に統合するものですお客様から寄せられた初期の反応に非常に期待を感じており、今後このプラットフォームの可能性を最大限に引き出していただけることを楽しみにしています。
これらの機能を統合することで、メディア企業が創造性を発揮し、異なる拠点間でシームレスに協働し、コンテンツからのリターンを最大化し、新たなビジネスモデルへの転換をより迅速に進められるよう支援します。」

米国のメディアプロフェッショナルが、Avid NEXIS | Remoteを初めて実際に体験

AvidはAvid Content Coreに加え、NAB Show New YorkにてAvid NEXIS | Remoteを正式発表しました。

この革新的なソリューションは、分散したチームにスタジオレベルの編集パフォーマンスをもたらします。
クラウド環境での導入が可能となったAvid NEXIS | Remoteにより、Media Composerユーザーはクラウド上のAvid NEXISストレージへ直接接続し、リアルタイムかつ高解像度の編集ワークフローを実現できます。

堅牢なスマートキャッシング機能と、Avid、Adobeをはじめとする各種ツールとのシームレスな連携により、
Avid NEXIS | Remoteは制作チームに以下のような利点を提供します。

  • どこからでも、オンプレミス環境と同等の速度と信頼性で作業可能
  • プロキシのやり取りを行わず、Media ComposerやPro Toolsで直接編集が可能
  • 弾力的でスケーラブルなクラウドストレージにより、コストと柔軟性を最適化

クラウド版のAvid NEXIS | Remoteは今月より提供を開始しており、Avid NEXIS Fシリーズへの対応は2026年にリリース予定です。

NAB Show New York 2025、ソリューションとパートナー連携による最新の革新を紹介

Avid Content CoreおよびAvid NEXIS | Remoteに加え、来場者は制作を効率化し、ワークフローを簡素化し、納品スピードを加速させるための、幅広い統合ソリューションおよびパートナーデモを体験できます。

  • Wolftech News と MediaCentral の統合:ニュースルームにおけるストーリー中心の計画、制作、公開を単一のユーザーインターフェース上で実現。
  • Stream IO:ライブおよび即納ワークフロー向けの柔軟なインジェスト、ループ録画、プレイアウトソリューション。同期マルチカメラインジェストと強化された一括エクスポート機能により、より迅速で効率的なメディア運用を可能に。
  • Media Composer パネル:Quickture(文字起こしとシーケンス生成)、Flawless(セリフ編集)、Acclaim Audio(レベル調整とノイズ除去)、Streamwell(低遅延ライブ配信とコラボレーション)によるAI連携機能を搭載。

今回のNAB Show New Yorkでの展示は、Avidが掲げる「メディア業界における制作・コラボレーション・配信の再定義」という継続的な使命の最新章を示すものです。

Avidは、Avid Content Coreが編集・運用・ビジネス各チームを横断して、シームレスかつコンテンツ中心のコラボレーションを実現する強力な基盤であることを紹介します。

また、AI、クラウド、オープンエコシステムがメディア制作を変革する中で、Avidがクリエイターに複雑なシステム統合ではなく、創造そのものに集中できる信頼性の高いソリューションを提供していることを示します。

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