Vizrt、TriCaster VizionとTriCaster Mini Sという新しいフラッグシップとエントリーレベルのソリューションでTriCaster®の可能性を拡大

ライブ放送の限界を押し広げ、バーチャルカメラと拡張現実（AR）技術によって、バイラル・ソーシャルメディア・スペクタクルを生み出しました

VizrtはChampion Dataと提携し、Katy Perryのオーストラリアン・フットボール・リーグ（AFL）グランドファイナル前夜祭のパフォーマンスをバーチャルリアリティグラフィックスで実現。AR放送グラフィックスとライブ・エンターテインメントの融合による強力な製品であるこのコラボレーションは、自宅で視聴しているファンに対してより高度な放送体験を提供、ソーシャルメディア上で世界中の視聴者を魅了しました。

AFLグランドファイナルは、Seven Networkを通じて400万人という記録的な視聴者を集めることに。自宅から観戦したファンは、Katy Perryやサポート・アーティストのハイ・アクションなパフォーマンスと、銀河系を思わせるダイナミックで未来的なグラフィックの数々を織り交ぜて楽しみました。

AFLファイナルは複数のカメラ入力と広範なグラフィックオーバーレイがある手の込んだライブショーにもかかわらず、Vizrtのツールが、プロダクションのプログラミングを『セットして忘れる』状態にしてくれました。Viz Virtual StudioとViz Engineが技術的なバックボーンを形成していることを知っていたため、Katy Perryのプロダクションの提供を自信を持って行えました。彼女の演技であれ、試合当日の定番のグラフィックであれ、あまり手を加える必要はなく、すべてを完璧にまとまめることができました。

Andrew Mott、Champion Data

Viz Engine 5のシームレスな4K Unreal Engineグラフィックス統合を活用し、Seven Networkの放送チームは、Katy PerryのプロダクションチームであるSilent Partners StudioがUnreal Engineで作成したプリメイドグラフィックスを使用して、ライブ放送ストリームに拡張現実グラフィックスを難なく融合させました。

このハイブリッド拡張現実プロダクションにおいて、Champion Dataは既存のAFLプロダクション・インフラをイチから作り直すのではなく、その限界に挑戦したのです。

Champion DataチームがVizrtのセットアップを活用して、ケイティ・ペリーのショーのために創造的なグラフィックの驚くべき偉業を成し遂げたことは、Champion Dataチームのスキル、献身、専門知識の証です。かつて会場で行われる壮大なグラフィックスは、専門機器を使用する特定のハイエンド プロジェクトでのみ利用されていましたが、Champion Dataのチームは、Vizrt エコシステムを使用して同様の驚くべき結果を実現、誰もが目を見張るようなグラフィックス機能を利用できることを実証しました。

Andrew O’Neil,Vizrt スポーツ責任者

Katy Perryのパフォーマンスにおいて、Champion DataはSeven Networkの典型的なマッチデー・グラフィックス・セットアップの定番である既存のViz Virtual StudioのTracking HubとStudio Managerを活用、3台のカメラ（うち2台はメカニカル・トラッキング・データを供給）からデータを取り込みました。3台のカメラはすべてStudio Managerにデータを送信してStudio Managerでキャリブレーションを実行、当日は3台のViz Engineに出力を渡し、Mushroom Graphics Unrealベースのグラフィックをライブフィードにレンダリングすることができました。

Champion Dataが主導するこのプロジェクトには、Vizrt、Mushroom Events、Silent Partners Studio、NEP Group Inc、Seven Network、Epic Gamesなど、さまざまなテクノロジーやライブプロダクション、イベントのリーダーたちの専門知識を結集しています。

• 
•