BSQUARED、4KでのフィニッシングにDaVinci Resolve StudioとBlackmagic Cloudを導入

  • Blackmagic Design

東京、日本 – 2024年8月15日 (木)

Blackmagic Designはこの日、グラスゴーの新しいポストプロダクション・スタジオであるBSQUAREDが、グレーディングおよびフィニッシングの全作業にDaVinci Resolve Studioを導入したことを発表した。

同スタジオは、「原潜ヴィジル 水面下の陰謀」、「The Tattooist of Auschwitz」、「シェトランド」などを手掛けた、Blazing Griffinからのコリン・ブラウン(Colin Brown)とジョン・ブルース(Jon Bruce)の両氏によって設立された。また、Time Based Arts、Blazing Griffin、Revenantで共に仕事をしたプロデューサーのショーン・ユインズ(Sean Ewins)氏がチームに加わった。

「ジョンと私は、それぞれのスキルがスタジオの運営面で互いを補っていると常に感じていました」とブラウン氏は語る。「人材であれテクノロジーであれ、仕事を改善するにあたってのあらゆる意思決定がクリエイティブによって行われる、ポストプロダクション専門スタジオを設立するのは理にかなっています。」

スタジオを設計する上での最優先事項は、創造面における柔軟性とコラボレーションだった。「DaVinci Resolveは、何年にもわたってクリエイティブ面におけるワークフローの基盤となっており、信頼を置いているので、自然な選択肢でした。最大の課題は、レイアウトを決めることと、クライアントが満足いくようなスタジオを設計することでした」と同氏は続ける。

「クライアントが参加するセッションに重点を置いており、クライアントが満足し、仕事の質の高さを示すことができるように、物事を決める必要がありました。」

同社は、Mac Studio M2 Ultraを中心とした2室のグレーディングルームを構築し、それぞれにDaVinci Resolve Mini PanelとDaVinci Resolve Speed Editorを設置した。

「2024年だけではなく、将来を見据えて、最新のテクノロジーを導入したスタジオを構築しました。一貫したモニタリングができるようにQD-OLEDや、同時に正確な色でのモニタリングができるDaVinci Resolveのリモートモニタリングを使用しています。これは、同じ部屋にいても、遠隔で撮影監督、ディレクター、プロデューサーとプロジェクトを共有する必要がある場合でも、iPadで完璧に機能します。」

グレーディングルームおよびオンラインスイートにおいて、スタジオ内でのコラボレーションを推進するために、同社はBlackmagic Cloud Storeネットワークストレージを使用している。「これは、チーム間でプロジェクトやメディアへのアクセスを共有できるだけでなく、必要に応じてVFX制作を外部に委託し、場所を問わず、高い才能や技術を持った人々に作業を依頼することができます」とブルース氏は語る。

同社は、最も優れたクリエイティブチームと多様なプロジェクトのパイプラインを構築するだけでなく、次世代のポストプロダクションのプロたちに対するサポートとトレーニングにも力を入れている。「弊社は互いに協力して作業することに重点を置いており、スコットランドでこの業界を成功させる役に立ちたいと考えています。これは、長い目で見て弊社だけでなく、他のスタジオにも利益をもたらします」と同氏は締めくくった。

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