EVS、VIA Media Asset Platform (VIA MAP) 1.0の正式市場投入を発表

EVSは、最新のメディア企業の要求に応えるべく設計・構築されたEVSのメディア資産プラットフォームであるVIA MAP®バージョン1.0のリリースを発表しました。IBC2023で発表されたVIA MAPに続き、EVSの顧客は、ライブ収録、ストーリー作成、制作、ポストプロダクションから配信、収益化に至るまで、コンテンツのライフサイクル全体をサポートする一貫した統合環境の恩恵を受けることができます。

「私たちは通常、コンテンツに最初に 「触れる」立場にあるため、エンド・ツー・エンドのソリューションを構築できるユニークな立場にあります。VIA MAPにより、当社はお客様が当社のソリューションのユニークな機能を簡単に組み合わせることができ、それによって人とコンテンツを最も効率的に活用できるプラットフォームを構築しました。これは、現代のメディア組織の日常生活で典型的な、時間的制約のある要求や作業負荷に対処するために、お客様を支援するものです。」と、EVSのアセット・マネジメント・ソリューション担当SVPであるMike Shoreは言います。

直感的なHTML5ウェブ-インターフェースを通じ、ユーザーはVIA MAPのコアおよびクリエイティブ-アプリケーションにアクセスすることができます。各アプリケーションは、ベースバンド・インジェスト、ファイル-インポート、高度な編集、コンテンツ-メタデータのエンリッチメントと管理、アーカイブなど、特定の機能向けに細かく調整されています。

EVSソリューションを統合するプラットフォームの能力はますます明白になり、それが可能にするつながりは時間とともに自然に大きくなっていくでしょう。

VIA MAPとMediaHub：コンテンツ価値の最大化

EVSのコンテンツ交換・配信ソリューションMediaHub®を統合することで、VIA MAPはライブ制作とコンテンツ配信および収益化をシームレスに結びつけます。

この統合により、コンテンツ所有者は、ライツホルダー、パートナー、または複数サイトのチームに、セルフサービスのオンデマンド・コンテンツ・ポータルへのアクセスを提供することで、価値を最大化することができます。メタデータで強化されたコンテンツを活用し、リアルタイムの検索と配信を可能にし、人間であれ、高度なAIであれ、あるいはその両方の組み合わせであれ、分散された多様なロギング作業を最大限に活用します。

VIA MAPとLiveCeption：オペレーター、プロデューサー、編集者のコラボレーションを強化

LiveCeption® と共に、VIA MAPはライブプロダクションとポストプロダクションのチーム間のリアルタイムのコラボレーションを可能にし、コンテンツの迅速かつ効率的な利用を実現します。

複数のオペレーターや編集者が同時に同じ制作に参加し、収録中のコンテンツをその場で閲覧・編集し、ソーシャルメディアに配信する場合など、必要に応じて関連するセグメントだけを外部に出力できます。プロデューサー、ロギングやリプレイのオペレーター、編集者など、制作に関わるすべての人が継続的にコンテンツを充実させることで、誰もがより簡単にリアルタイムで最適なクリップを見つけ、閲覧、選択が可能です。さらに、リプレイ・オペレーターは自分の位置から直接VIA MAPプラットフォームに効率的にアクセスし、放送用に配信されたクラフト編集アセットを即座に検索して簡単に見つけることができます。このプラットフォームは、プロダクション・チェーン全体を通じてメディア・コンテンツの準備と配信を加速するために、場所に関係なく、異種のプロダクション・チームを統合する橋渡しの役割を果たします。

VIA MAPはまた、EVSの柔軟なMediaInfraソリューションも活用しており、高度なルーティング、監視、オーケストレーション、メディア処理フローを通じて、ライブ映像の運用においてIPベースのバックボーンをフルに活用することができます。例えばCerebrumの上で使用される場合、VIA MAPはルーター制御と自動化機能を可能にします。その結果、生産チームは遅延の減少という恩恵を受け、他の部門への依存度が低くなり、運用効率が向上し、全体的なコストが削減されます。

Mike Shoreは次のように結論づけています。
「VIA MAP® の導入により、EVS のすべてのソリューションが収束し、互いに緊密に統合されて運用が効率化され、最善のサードパーティ統合を最大限に活用し、コンテンツの価値を最大化するプレミアム ライブ エコシステムという EVS のビジョンが実現します。」

EVSのVIA MAPは、9月13日から9月16日まで、IBC2024、ホール5、ブース5.G08で展示されます。

VIA MAP® 1.0の全機能を知るには、ウェビナーをご覧いただくか、個別のデモをご予約ください。 https://evs.com/via-map/launch-webinar

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