FIFAがEVS社「Xeebra」にVOLとVARの認証を付与
- EVS
サッカー協会が主催する最新の認証テストでは、ビデオアシスタントレフリーとバーチャルオフサイドライン技術を統合したシステムの精度が確認された
EVS社のマルチカメラレビューシステム「Xeebra®」は、8月にスウェーデンのグリムスタIPスタジアムで行われた独立したFIFA公認テスト機関による一連のテストを経て、FIFAバーチャルオフサイドライン(VOL)およびビデオアシスタントレフェリー(VAR)の認証を取得しました。
この試験では、「Xeebra」をはじめとする審査システムの精度と一貫性が評価され、VOLおよびVARのFIFAクオリティプログラムで定められた特定の技術要件を満たしていることが確認されました。国際的に認められたこの2つの認証は、2年間有効で、試合の意思決定プロセスを改善するためのFIFAの継続的な取り組みの一環です。
VARのクオリティプログラムが導入されたのは今年が初めてでしたが、「Xeebra」は2019年のVOLに向けて、切望された品質ラベルをすでに取得していました。今回の更新の成功は、FIFAの新しいテストプロトコルの厳しい要件の下で、仮想オフサイドラインを生成する「Xeebra」の能力を証明するものです。
EVS社のマルチカメラレビューシステム「Xeebra」は、マッチオフィシャルが、完全に同期して表示される複数のアングルから、与えられたアクションを迅速に確認できるようにすることで、より自信に満ちた判断を下すことができます。サッカーのVARコールの多くを占めるオフサイドの状況では、機械学習技術を用いてフィールドオブプレーを自動的にキャリブレーションし、放送された画像に仮想のオフサイドラインを数秒でオーバーレイします。
「Xeebra」に搭載されているVOL技術は、2Dと3Dの垂直コンポーネントを生成することができ、三角測量モードで配置されているため、試合審判は、地面から離れている選手の体の一部がオフサイドライン上に位置しているかどうかを判断することができます。
また、「Xeebra」では、より高い精度を得るために、攻撃側と守備側の2つのラインを配置することができます。この機能は、現在の認証プロセスには含まれていませんが、FIFAの研究目的でテストされており、オフサイドポジションの判断が不明確な場合に非常に有効であることがわかっています。
“当社のお客様は、業界をリードする当社の技術を様々な競技で活用することができ、また、FIFAの厳格な評価により、導入したソリューションが最高水準で構築されていることを確信することができます”
FRANÇOIS GILLET, SOLUTIONS SPECIALIST AT EVS
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