ITV Sport、Vizrt/AE Live(AE)のARビジュアルにより、「Euro2020」の印象的な報道を実現

英国のトップ放送局の一つであるITV Sportは、UEFA欧州選手権2020のAE Live（AE）との提携による拡張現実（Augmented Reality）グラフィックスに、Vizrt XR（Extended Reality）セットソリューションを採用しています。

ノルウェー・ベルゲン – 2021年7月9日 – メディア制作者のためのソフトウェア定義ビジュアル・ストーリーテリング・ソリューション（#SDVS）のリーディング・プロバイダーであるVizrtは、英国のトップ放送局の一つであるITV Sportが、AE Live（AE）とのパートナーシップにより、UEFA欧州選手権2020の拡張現実（AR）グラフィックスにVizrt XR（Extended Reality）セット・ソリューションを使用していることを発表しました。

AE社はITV社と協力して、ITV社の物理的・仮想的なスタジオに調和する独自のコア・グラフィックスと拡張現実（AR）グラフィックスのセットを作成し、2020年のEurosの報道を強化しました。VizrtのViz Engineでレンダリングされ、Vizrt XR SetソリューションでコントロールされるARグラフィックスには、選手のプロフィール、グループテーブル、国別バナー、ヒーローバナー、フロアマップなどがあります。このワークフローは、各試合のグラフィックをカスタマイズしたり、最新のスタッツやデータをビジュアライズしたりするための簡単なツールセットとして、プロデューサーに提供されています。

ITV社のシニアディレクター兼エグゼクティブプロデューサーであるPaul McNamara氏は、『ARグラフィックスはスタジオに大きな付加価値を与え、編集上の柔軟性を常に提供してくれました。』と話します。

AE社のプロジェクトマネージャー Mark Crawley氏は、『待望のEuros 2020では、全国の視聴者を惹きつける演出とグラフィックが必要でした。中心となるプレゼンテーションやハイライトのグラフィックに加えて、バナー、選手のプロフィール、表、ラインアップなどの拡張現実コンテンツを制作する必要がありました。Vizrtの技術により、ITV Sportはこれらのグラフィックをあらゆる環境で柔軟に使用することができ、チャンピオンシップに独自のビジュアル・ストーリーテリング能力を提供することができました。』と述べています。

昨年、COVID-19の影響で延期されたEuros 2020ですが、ファンがチャンピオンシップの開始を心待ちにしている中、開始時から印象的なビジュアルを提供することが重要でした。先日放送されたスコットランド対イングランドの試合では、ITVでは2,000万人以上の視聴者が集まりました。

VizrtのGlobal Sports and Virtual Advertising部門のSVPであるJonathan Roberts氏は、『世界的な舞台に戻ってくるスポーツ選手権は、私たちが常に求めている “ビッグモーメント “のクリエイティブなチャレンジです。』と述べています。『当社のソリューションを使用することで、ITV Sportの制作チームは、ヒーローや国のバナーからフロアマップまで、ユニークなグラフィックを比類のない使い勝手で表現することができ、ITV Sportはすべての視聴者を魅了するストーリーを制作することができます。』

Vizrt XR Setのオーグメンテッドリアリティ、バーチャルセット、ビデオウォールのツールは、一つのワークフローの中で作業することにより、様々な屋内外のプロダクションに対応し、視聴者の体験を向上させます。Vizrt XR Setは、Vizrtの5つのソフトウェアソリューションスイートの1つで、Flexible Accessでのみ提供されています。

Vizrt XR Setを含むFlexible Accessプランの詳細については、こちら。

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