EVSニュースレター7月号
~ハードウェアだけじゃない!
EVSが提唱する"Balanced Computing"~
今号のEVSニュースレターでは、3年ぶりの開催となった「EVSトレーニング in福岡・名古屋」の参加者様の声をお届けします。今月開催予定の「第7回 関西放送機器展」「九州放送機器展2022」EVS出展内容や「EVS XT-GO LiveCeption Pureウェビナー」の詳細、今後の「EVSトレーニング」の開催情報もご紹介します。
また、EVS社が提唱する”Balanced computing”についてもご紹介します。
イベント|EVSトレーニング in 福岡・名古屋 レポート

6月15日(水)・16日(木)に福岡、6月28日(火)・29日(水)に名古屋で約3年ぶりに「EVSトレーニング」を開催しました。今回のEVSトレーニングでは、『EVSオペレーションをいちから覚えたい』『EVSオペレータを増やしたい』といったお客様向けに「EVS LSMオペレーションベーシックトレーニング」「EVSサーバテクニカルトレーニング」の2つのコースを開催しました。
福岡・名古屋あわせて総勢約50名のお客様にご参加いただき、実施後のアンケートからも満足度の高さがうかがえました。今後は、7月27日(水)・28日(木)に「EVSトレーニング in東京」を開催予定のほか、大阪・仙台でも開催を予定しています。ぜひこの機会にご参加ください。
今後も、ユーザー様に寄り添った様々な企画を検討して参りますので、お気軽にご意見・ご要望をお寄せください。
EVSトレーニングに参加したお客様の声
- すごく分かりやすかったです。優しく丁寧に教えてくださりありがとうございました!
- 質問に丁寧に答えてくれて嬉しかった。難しかったけど興味が湧きました。
- もっと時間をかけて勉強したい。
- 競技ごとの具体的なオペレート/ノウハウなどをトレーニングに盛り込んでもらえたら嬉しいです。
- 学んだことを忘れないように、またトレーニングを受けたいと思います。
- エラー情報や対処方法等のより実践的な内容を取り入れてほしい。
- 定期的にEVSトレーニングを開催して欲しいです。とても面白かったです!
EVSトレーニング in東京 開催情報
EVS LSMオペレーションベーシックトレーニング ※各回定員6名様 |
・7/27(水) 13:30-15:30 満席 ・7/27(水) 16:00-18:00 ・7/28(木) 13:00-15:00 ・7/28(木) 15:30-17:30 満席 |
EVSサーバテクニカルトレーニング ※各回定員8名様 |
・7/27(水) 10:00-12:00 満席 ・7/28(木) 09:30-11:30 |
会場 |
株式会社フォトロン 本社(千代田区神田神保町) アクセス |
イベント|第7回 関西放送機器展 / 九州放送機器展2022

2022年7月13日(水)・14(木)に開催される「第7回 関西放送機器展」、2022年7月21日(木)・22日(金)に開催される「九州放送機器展2022」に、「Avid」「EVS」「Vizrt」などを出展し、クラウド&オンプレミスのハイブリッドソリューションをはじめ、番組制作におけるIP活用・バーチャル/AR演出をご提案します。
3年ぶりに開催される各展示会においてEVSは、“ライブプロダクションの現在とこれから”をテーマに、現在のワークフローだけでなく、これからのワークフローを皆様にご紹介します。
IPバックパネル搭載のライブプロダクションサーバ「XT-VIA」、IP接続EVSリモートコントローラ「LSM-VIA」を展示します。新たに搭載されたタッチスクリーンやその他の新機能による効率的なIPプロダクション環境をご提案します。また、SDI製品・IP製品が混在する現場においてSDIとIPをシームレスに橋渡しするIPベースビデオ/オーディオプロセッサ「Neuron」を展示し、SDI/IPゲートウェイのみならず多種多様な機能を持つ「NEURON」による効率的な機器構成、ワークフローをご紹介します。
イベント|EVS XT-GO LiveCeption Pureウェビナー

2022年7月15日(金)、限られた予算でハイクオリティーな中継制作/スタジオ制作を実現するワークフローをご紹介する「EVS XT-GO LiveCeption Pureウェビナー」を開催します。
昨今、プロスポーツチームが多数誕生するなど、スポーツ市場は盛り上がりを見せています。その盛り上がりは、リアルスポーツだけに留まらず、ネット配信やeスポーツなど様々なライブイベントにも拡大し続けています。これらの需要の高まりを受けてEVS社は、幅広いライブ中継をサポートする新ソリューション「LiveCeption Pure」を発表しました。
本ウェビナーでは、新ソリューション「LiveCeption Pure」のコンセプトの中核製品であり、中継制作のみならず、スタジオ制作でも活用できるEVSサーバのエントリモデル「XT-GO」の製品情報を中心に、実際のユーザー様の声や運用事例などを交え、限られた予算でハイクオリティーな中継制作/スタジオ制作を実現するワークフローをご紹介します。
ニュース|ハードウェアだけじゃない!EVSが提唱する”Balanced Computing”

EVSはハードウェアだけの企業??
皆様は、「EVS」という企業に、どんなイメージをお持ちですか?
「XT-VIA」や「XFILE3」などの“ハードウェア”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実はEVS社は、「Multicam」というソフトウェアに代表されるように、ご提案の90%はソフトウェアがベースのものとなっています。「XT-VIA」等の特注のハードウェアはもちろん、サードパーティ製品、クラウドなど、ありとあらゆる場所にインストールができるものとなっています。
コンテンツ管理ツールである「IPDirector」は、以前からクラウドに展開することもできるようになっていますし、コンテンツ配信プラットフォームの「Mediahub」もクラウド上に展開され、国際スポーツイベント向けに利用されました。さらに、以前にEVSニュースレターでもご紹介した「XtraMotion」も、クラウドで処理されています。ブロードキャストコントローラー「Cerebrum」は、オンプレ機材とクラウドサービスを繋ぐ、そんな役割を担っていく構想もあります。
EVSが目指す姿
日本でもクラウドサービスが台頭しつつあるものの、大規模な中継制作をおこなう場合はオンサイトにハードウェアを展開したほうが最終的に効率は良くなります。なぜなら、4K、1080P、スーパー、スーパースローのような大きなデータを移動させるインフラを考えた場合、また”セキュリティ”が重要視される場合は依然として乗り越えるべき障壁が決して低くないからです。
ただ、仮にオンサイトにハードウェアを展開した方が効率が良くなるとしても、制作現場を支える一つの手段としてクラウドを活用することは現時点でも可能です。
たとえば、ノーマルカメラしか設置できないような現場で、より高精細なスロー再生が必要になった場合などです。「XtraMotion」に一部のクリップを転送すれば、疑似的なスーパースローを二アライブで実現することが可能です。
このように、中継車や放送局の機材とクラウドの間に、ハードウェアとソフトウェアを適切に組み合わせることによりそれぞれのメリットを最大限に活用できる最適なバランス、それこそがEVSが提唱する“Balanced Computing”です。
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