「PowerRecSS」の導入により誰でも簡単に講義収録を行えるIT教卓システムを構築。FDや大学間連携などの多様なコンテンツ作成に貢献

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香川大学 様

香川大学様

必要最低限のコンテンツが生成できる「Power Rec SS」の導入で運用の負担を削減。必要な情報通信機器を集約してコンパクト化し、教員が一人でも簡単なコンテンツを生成できるIT教卓を実現した香川大学様の導入事例をご紹介します。

香川大学

導入製品
  • 収録システム
    Power Rec SS
導入前の課題
  • ビデオカメラを設置して、講義収録・編集などを手作業で実施しており、作業負担が大きかった。
  • 既設システムは誰でも使えるものではなかった。
導入後の効果
  • 運用負担が少ない講義収録を実現できた。
  • 誰でも使える香川大学型 IT 教卓システムを構築できた。
目次

導入の経緯

香川大学型IT教卓システムの開発

香川大学では、撮影機材をもちいて講義映像を収録したり、収録した映像を編集しコンテンツにするなど、情報通信機器を積極的に教育の取り入れてきました。しかしながら、すべて人手でおこなっていただけでなく、導入した機材の操作が複雑で効果的な運用が難しい状況になっていました。
『香川大学では、ICTを活用した教育の高度化、豊富化に関する取り組みを推進していましたが、システム運用の負担が大きく、教職員の頑張りだけでは運用しきれない状況になっていました。そこで新しいシステム導入にあたり、新しい情報通信機器や情報システムが効果的かつ効率的に運用できるよう配慮されたシステムを導入する必要がありました』と、工学部電子・情報工学科(併)総合情報センター 八重樫氏は語ります。

香川大学工学部電子・情報工学科 (併)総合情報センター 准教授 八重樫 理人 氏

誰でも使えるシステムで運用の負担を少なく講義収録を行うことはできないだろうか?

これら問題を解決するために、八重樫氏らは香川大学型IT教卓システムを開発しました。香川大学型IT教卓システムに講義収録機能を持たせるために選ばれたのは、フォトロン製小型講義収録システム「Power Rec SS」でした。
八重樫氏は、『高機能なコンテンツ生成システムを使いこなす人員も能力もない状況なので、その状況でも簡単な操作で必要最低限のコンテンツが生成できるPower Rec SSは、試行錯誤しながら設計・開発をしていた香川大学型IT教卓システムに最適でした。 』と語ります。

小型講義収録システム Power Rec SS

導入の効果

教員・職員問わず誰でも簡単に通常講義、遠隔講義、講義収録を行える香川大学型IT教卓システムを構築

『講義実施にともなう運用スタッフの負担を軽減し、効果的に情報通信機器を用いた講義実施、遠隔講義、講義収録ができる香川大学型IT教卓システムがついに完成しました。 IT教卓内に必要な情報通信機器を集約してコンパクト化を実現し、教室に設置されている情報通信機器のインターフェースや操作方法の違いを教職員に意識させず、簡単に操作可能なシステムが実現できました。 』

『Power Rec SSは、教員が一人で簡単なコンテンツを生成できるため、講義の様子を振り返るコンテンツ、卒論発表会・修論発表会やFD講演会、他大学との遠隔講義など、通常の講義だけではなく多様なコンテンツが作成されるようになりました。収録・編集作業に人員を割けないが、コンテンツを作成したいというニーズは多くあると思います。高付加価値コンテンツだけでなく、対象をしぼったコンテンツ作成も引き続きフォトロンには支援して欲しいと思います。』

必要な情報通信機器を1つに集約した コンパクトなIT教卓システム

教室の設置された情報機器

講義収録システム:PowerRecSS
遠隔会議システム
教材表示装置:電動昇降スクリーン/DLPビデオプロジェクタ/フルハイビジョンPDP/ホワイトボード(黒板)
天吊カメラ:講義収録、遠隔講義用
映像装置:シームレススイッチャ/デジタルRGB分配器/AV制御システム
拡音装置:スピーカ/デジタルパワードミキサ/赤外線ハンド型マイク/赤外線タイピン型マイク/赤外線2chレシーバ
教材提示装置:HDDブルーレイデッキ/書画カメラ/常設PC

IT教卓内には、講義収録システムをはじめ、 さまざまな情報通信機器がコンパクトに収納されている

ワークフロー

USER PROFILE

理念

世界水準の教育研究活動により、創造的で人間性豊かな専門職業人・研究者を養成し、地域社会をリードするとともに共生社会の実現に貢献する。

  • 教育の目標
    豊かな人間性と高い倫理性の上に、幅広い基礎力と高度な専門知識に支えられた課題探求能力を備え、国際的に活動できる人材を育成する。
  • 研究の目標
    多様な価値観の融合から発想される創造的・革新的基礎研究の上に、特色ある研究を開花させ、社会の諸課題の解決に向けた応用的研究を展開する。
  • 地域貢献の目標
    「知」の源泉として、地域のニーズに応えるとともに、蓄積された研究成果をもとに、文化、産業、医療、生涯学習などの振興に寄与する。

国立大学法人 香川大学 様

学長
長尾省吾
所在地
幸町キャンパス(香川県高松市幸町1-1)(香川県高松市幸町2-1)、三木町医学部キャンパス(香川県木田郡三木町池戸1750-1)、林町キャンパス(香川県高松市林町2217-20)、三木町農学部キャンパス(香川県木田郡三木町池戸2393)
学部
教育学部・教育学研究科/法学部・法学研究科/経済学部・経済学研究科/医学部・医学系研究科/工学部・工学研究科/農学部・農学研究科/地域マネジメント研究科/香川大学・愛媛大学連合法務研究科

※この記事は2014年3月現在の情報です

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