
フルHD解像度で最大2,000fpsの撮影性能を持つ、フォトロン社製ウルトラスローカメラ「FASTCAM BC2 HD」 をEVSリモコンでダイレクト制御できます。スポーツ選手の表情や動きを鮮明にとらえます。
世界標準のEVS LSMシステムで、瞬時にスローリプレイ、ハーフタイムのハイライト送出を「XT3」「XTnano」 などのEVSサーバから行えます。「EPSIO」を使えば、サッカーピッチにオフサイドラインやスコア・チームロゴなどをCGで効果的に演出することもできます。
ENGクルーが捉えた試合会場の様子や選手の直前インタビュー、サポータインタビューなどの映像ファイル(XDCAM,P2など)を、「Xedio Dispatcher」を使ってEVSサーバにファイルインジェストできます。
ポータブルNAS「XFly」や、XTサーバ用アーカイブステーション「XF2」を使えば、収録素材を簡単にファイルとして、持ち運びできます。また、セントラルストレージへのゲートウェイソフトウェアの役目も果たすので、 ネットワーク環境次第で、ファイルの受け渡しが簡単にできます。
今までVTRで行っていたインジェストも、EVSサーバ「XT3」「XS」に置き換えれば、セントラルストレージへのファイル保存が素早くできます。
また、インジェストしながら、「IP Director」のロギング機能でメタ情報を予め付加することができ、クリップ数が膨大になっても、ファイル名や、メタデータキーワードでのソートが可能になり、必要な素材を簡単に検索できます。
インジェストをファイルベースで構築しておけば、ノンリニア編集との連携もスムーズです。
AvidやFinal Cut Pro、Adobeなど、使いなれたノンリニア編集機と連携できます。また、ノンリニア編集機で編集された完パケは、EVSサーバ内へファイル書き戻しが可能。高い実績を誇るEVSサーバからファイルをプレイアウトできます。
録って出しや、追いかけ編集・送出は、リアルタイム編集/ハイライト作成ソフトウェア「TL Editor」、フォトロン製キューシート登録ソフトウェア「OA Manager」で実現できます。EVSサーバによる安定性と、「OA Manager」「TL Editor」の使いやすいGUIがあれば、複雑なオペレートは必要ありません。
コンテンツ管理ソフトウェア「IP Director」を使えば、クラウド上にあるサーバとコンテンツ配信システムを経由してマルチセカンドスクリーン「C-Cast」へ各カメラアングルの素材をタブレット端末へアップロードでき、テレビでは放送できなかったシーンを、場所や時間に制限されることなく、視聴者へ提供することができます。
もちろん、webページへのアップロードもできますので、コンテンツの持つポテンシャルを最大限に活用することが可能です。