無観客・オンラインライブ配信イベントにおける新たなXR演出と体験

無観客・オンラインライブ配信イベントにおける新たなXR演出と体験
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ライブプロダクション / イベント / ライブ配信

2021.03.05

ニューノーマル時代の到来により、あらゆるイベント「音楽ライブ」「カンファレンス」「プレゼンテーション」「製品発表会」「e-Spors」「スポーツ」などが、” 無観客 ” ” オンラインライブ配信 ” 中心になっています。
単にオフラインイベントをオンライン配信に置き換えただけでは伝えきれない、「世界観」「伝えたい情報」「登壇者のパフォーマンス」「空間演出」などを ” XR ” で表現することで、視聴者に驚きと感動を届けます。オンラインならではの新しい映像表現として ” XR ” が求められる時代です。

本記事では、XRとはどんなものなのか?どんなことができるのか?また、XR演出を実現するための弊社のサービスや必要な機材についてご紹介します。

XRとは

XR(Extended Reality)とは、「VR(Virtual Reality/仮想現実)」「AR(Augmented Reality/拡張現実)」「MR(Mixed Reality/複合現実)」といった現実世界と仮想世界を融合する画像処理技術の総称です。
本章では、これらの画像処理技術を利用した主なXR演出手法をご紹介します。

バーチャルスタジオ演出

XR バーチャルスタジオ

グリーンバックやクロマキー装置を使用して、人物の奥にも手前にもグラフィックスを表示でき、より自由な空間演出を可能にする手法です。

AR演出

XR AR演出

バーチャルスタジオ演出とは異なり、グラフィックスが人物の手前に表示される制限はあるものの、バーチャル専用のクロマキースタジオやイベント会場などに縛られることなく、様々な場所で、より手軽に魅力的な空間演出をおこなえる手法です。

LED演出

現実の空間
LED演出で表現された空間

LEDモニターからグラフィックスが飛び出してくるような演出や、床面も含めた3面LEDモニターに対して、LED内とその外側もカメラに連動させたCGでマスクすることで、人物の奥にも手前にも自由にグラフィックスを配置し、バーチャルスタジオ演出よりも、よりリアルな空間演出が可能な手法です。

画像:撮影協力 AVC様

XR演出で何ができるの?

音楽ライブ・カンファレンスや製品発表会

XR演出 音楽ライブ・カンファレンスや製品発表会

音楽ライブであれば、アーティストやアルバム・曲の世界観を表現、カンファレンスや製品発表会などでは、プレゼンテーションの進行に合わせてアピールしたい商品や伝えたい情報などをXR演出。
場面転換も必要なく、いつでも自由に、より魅力的な演出でインパクトに残る映像を視聴者に届けられます。

Twitter情報やリアルタイムデータと連動

XR演出 Twitter情報やリアルタイムデータと連動

リアルタイムグラフィックスの特性を生かして、Twitter情報などをその場でリアルタイムに表示させたり、リアルタイムデータ*と連動させて、必要な情報を好きなタイミングで3Dグラフィックスで可視化して表示できます。

リアルタイムデータ:放送局の例では、選挙開票速報、株価情報、スポーツのスタッツデータなど

ソーシャルディスタンス対応の演出・イベント進行

XR演出 ソーシャルディスタンス対応の演出・イベント進行

出演者を離れた場所でグリーンバックで撮影し、イベント会場に登場させたり、視聴者をビデオウォールでリモート出演させたり、XR演出の特性を生かすことでオンラインイベントならではのソーシャルディスタンスにも対応した演出・イベント進行が可能です。

現実空間と一体化した新たな空間表現

XR演出 現実空間と一体化した新たな空間表現

人物がCGに被らない範囲を3D CGでマスクすることで、会場を広く見せたり、見せたくないものを隠したりすることができます。実際の収録会場が狭くても、現実空間と一体化した新たな空間表現が可能です。小さな会場であっても表現の可能性は無限に広がっています。
XR演出なら、人の被らない天井部分は3D CGでマスクして会場を広く見せたり、一部のセットの世界観を表現できます。

XR演出を実現するには?

本章でご紹介したXR演出を実現するためのサービスとして、弊社は《 Photron x XR サービス 》をご提供しています。
XR演出の「AR」や「バーチャルスタジオ」は長く放送マーケットで使用されてきた映像手法です。《 Photron x XR サービス 》は、1フレームのコマ落ちも許されない放送クオリティの中で、XR演出を実現するための、「システム構築・販売・サポート」を20年以上に渡り提供してきた絶対的な知識と経験を生かして、イベントやオンライン配信においてもXR演出を行うために必要な全てをワンストップで提供します。

Photron x XR サービスの特長

  • 経験と実績
    放送マーケットを中心にバーチャル・ARを実現するための技術・製品・サービスの販売・提供を日常的におこなっており、充分な知識と経験値を持っております。
  • 放送品質
    Photronが提供する技術は放送レベルのものであり、高品質なだけでなく信頼性と安定性に自信があります。
  • 技術スタッフ
    PhotronにはXR・バーチャルを実現するための十分な知識と経験を持ったスタッフがおります。また、必要に応じてプログラム開発なども自社で行える体制が整っております。
  • ワンストップサービス
    XR・バーチャル演出を実現するためには、様々な必要な工程があります。Photronでは、今まで培ってきた知識と経験を生かして、ワンストップにて提供できる体制を整えております。
様々な海外・国内事例をご紹介します。
演出内容・実施環境を踏まえ実現方法を検討します。
実現に必要なカメラトラッキング装置やリアルタイムグラフィックスシステムを提案します。
機材の購入、レンタルをサポートします。
予算・期間に合わせてコンテンツや送出制御アプリケーションを制作します。
機材の運搬・設置・動作確認を行います。
イベント、配信当日のオペレーターを派遣します。
XR演出サービス《 Photron x XRサービス 》詳細

XR演出に必要な機材とは?

XR演出を行うためには、主な機材として「3Dリアルタイムグラフィックスシステム」 + 「カメラトラッキングシステム」が必要になります。
本章では、《 Photron x XR サービス 》でご提供する「3Dリアルタイムグラフィックスシステム」「カメラトラッキングシステム」をご紹介します。

3Dリアルタイムグラフィックスシステム Vizrt

「Vizrt」は、海外・国内を含めて最も放送局で使用されている3Dリアルタイムグラフィックスエンジンです。長年に渡り世界中の放送を魅力的に演出してきたその安定性や修正の即時性など、オンラインライブ配信でも求められる要素を全て兼ね備えています。

世界中の放送局で使用
海外だけでなく国内においても多くの放送局に採用されており、報道番組、バラエティ、スポーツ、選挙特番、株価情報など多くの場面でその安定性と品質が評価されています。

圧倒的な即時性と修正力
コンテンツ修正のたびにレンダリングする必要はなく、リアルタイムにモニタを見ながら位置/サイズ/色など様々な調整が可能。限られた調整時間内にクライアント様のリクエストに最大限対応できます。

カメラトラッキング装置

放送局で長年使用されてきた「メカニカルトラッキングシステム」や画像認識による「イメージベーストラッキングシステム」など、イベント規模・会場の広さ・ご予算などに合わせて最適なシステムをご提案します。最近リリースされたバーチャルエンコーダー内蔵のPTZカメラを使用することも可能です。

メカニカルトラッキング
主に放送局で使用されている手法。ディレイも少なく安定性が高い。

画像提供:株式会社レントアクト昭特様

イメージベーストラッキング
画像解析による手法。メカニカル方式よりディレイは大きいがハンディバーチャルが可能で、ノーマルクレーンをバーチャル用として運用できる。

PTZカメラ
ドリーはできないが、パン・チルト・ズームはカメラ連動が可能。安価に購入・レンタルが可能。

画像提供:パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社様

イメージベースカメラトラッキングシステム TrackMen

マーカーレス・カメラトラッキングシステム VioTrack R
特別なマーカーを必要としない完全マーカーレスカメラトラッキングシステム。カメラに取り付けたセンサー用カメラ映像からリアルタイムに特徴点を3次元的に自動かつリアルタイムにソフトウェアが分析。正確にカメラポジションを割り出してカメラトラッキングを実現。

カメラトラッキングシステム VioTrack F
専用のマーカーシートと、カメラに取り付けた小さな「センサーカメラ」の2つを設置するだけで、トラッキングPCが正確なポジションを割り出し、信頼性の高いデータが「Viz Engine」に送られることにより、カメラに連動したリアルタイムグラフィックスの演出が可能。

XR演出サービス《 Photron x XRサービス 》詳細

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