Nucoda
リリース情報Nucoda 2016.1.046 新機能一覧
Nucoda 2016.1 新機能一覧 (Nucoda 2016.1.046 リリースノートより抜粋・和訳)
AJA KONAアップデート
・AJA KONA NEW DRIVER - 当リリースに適応する AJA DriverはV12.3.7.8です。
※最新版のAJAドライバーをインストールする前にすでにインストールされている
AJAドライバーはアンインストールし、PCを一旦再起動している必要があります。
・AJA KONAでのビデオ・オーディオキャプチャのサポート - オーディオは最大8チャンネルまでのサポートとなります。
・AJA KONA バッファ設定 - AJAカードのバッファサイズを設定する項目がPreferenceに追加となりました。
数値を低くすることでKONA SDIの表示とPC画面(GUI)間の再生画面のズレを調整することができますが、
再生信頼性は低くなります。
ACES 1.0.2サポート
・ACES ccワークスペースのサポート
・128点トランスフォームのサポート
インターフェイスの改善
・ボタン、表示スタイルが更新されました
・いくつかのボタンアイコンが変更になりました
・サムネイル、マルチ再生ヘッドの設定はユーザーごとに設定が可能となりました
・IN/OUT点、Durationのタイムコードボックスは文字の入力が可能になりました
・デフォルトのタイムラインのスタート時間をPreferenceで設定が可能に
・エフェクト及びタイムラインのサイズなどいくつかの設定はユーザーごとに記憶が可能
・トラックの表示/非表示の操作の信頼性を向上
・レイヤー名やラベルの名前の入力時のフォーカスを見失わないよう改善
Precisionパネルにおける改善
・Precisonパネルの表示、メニューボタンの表示の更新
・Touchスクリーンのキーボードのサイズを大型に
タイムラインに置かれたフッテージを検索する(Find)ボタン
・ライブラリ内の選択されている素材がタイムラインのどこで使用されているか検索する「Find」ボタンを追加
GUI上にマスターリセットボタンの追加
・Master Resetrボタンを押した場合の挙動は Ctrl + Shift を押しながらマスターリセットボタンをクリックすることで設定が可能
・Alt + マスターリセットで全項目をリセット
・Shift + マスターリセットで選択したレイヤーのリセット(選択されたアイテムを除く)
・Ctrl + マスターリセットで選択したツールのリセット
Precisionボタンの変更
・キーの表示モードの切り替えを [Show K] と他のキーの組み合わせで変更可能です。
Ctrl + [Show K] キーヤーのマットを表示します
Shift + [Show K] シェイプのマットを表示します
Alt + [Show K] 差分マット ( Matte Diff ) のマットのみ表示
[Show K] 長押し マットが寄与するすべてのレイヤーマットを表示
Matte - Matte Diff - Keyer - Shapes -Matte Paint - Matte Tools
ショートカットキー更新(詳細は本体に付属のShortcutキーに関するドキュメントを参照してください)
・MASTER RESET、と REVERT および NEW REVERTに対応するショートカットキーを追加
HUDとGRIDファイルの追加、修正
新規プロジェクトに使えるファイルをExamples項目に追加
シェイプの変形に関するキーコンビネーション
・クリックしながらドラッグすることで、複数ポイントの選択
・シェイプのアウトラインをダブルクリックすることで、トランスフォームモードに
・Ctrlキー を押しながらシェイプの内側を触るとシェイプを動かせます
・Ctrlキー を押しながらコーナーポイントをクリックすることで、シェイプの回転
ファイルフォーマット
・SONY SDKアップデート
・RED SDKアップデート
・MXF出力の際の項目名称変更 DNxHD/R
・MXF出力の設定をサブカテゴリーに分類
・AVIDのガイドラインに従い、DNxHRおよびDNxHDの規格名称を変更
・AVCi 100の出力の際にP2ストラクチャを保ったまま出力が可能に
・ProResメディアの拡張メタ情報がプロパティ表示で確認可能に
AVIDワークフロー
・AAFコンポジション内のサブクリップのサポート
・AAFにロケーターが付属していた場合インポート時にタイムラインマーカーとして取り込まれます
Preference項目
・レイヤー項目表示の自動折りたたみ、展開を規定する設定項目の追加
・タイムラインのスタートタイムコードの初期値を設定する項目の追加
LUT
・ .cube LUTファイルのインポートに対応
・ 新規 LUT がCMSフォルダーに追加: PQ to HLG ( Hybrid Log Gamma ), HLG to PQ
EDL
マットなどを含めたワークフローに対応するためにEDLを独自に拡張。
カラーレイヤー、エフェクトレイヤーなどを付けることも可能(ごく一部のみ)。
トラックコピーボタン
コピーS3Dトラックボタンの追加(これはS3Dプロジェクトでのみ有効な機能となります)
CLI (コマンドラインインターフェイス)の機能向上
ライセンス状況表示ボタンの追加(プロジェクト管理画面内)
ルーターツール機能拡張
・他の任意のレイヤーからのマット、キー、ソース、差分マット、を現在のレイヤーに取り込むことができます。
エフェクトレイヤーとカラーレイヤーで使える新ツール
・マットペイント - マットペイント機能はシングルフレームのマットに直接ストロークを描画可能です。
INVERTが初期値となっていることにご注意ください。
・差分マット(MATTE DIFF) - 差分マットはあるレイヤーとのあるレイヤーの差分をマットにすることができます。
新DVOフィルター
・DVO Dry Clean
Digital Vision社の長年に渡るノイズ除去の経験を元に作り上げられた最新のノイズ・ダスト除去アルゴリズムです。
以前のものでは時として手動の修正が必要な映像であっても自動で映像の修正部分を綺麗にします。
DVO Dustフィルターも従来と同じようにDVO Restoreに残されています。
長年に渡り作り上げられた、DVO DustのプリセットなどもDVO Dustの機能として引き続きお使いいただけます。
※DVO Dry Cleanご使用上の注意。DVO Dry Cleanはエフェクトレイヤーとして適用される必要があります。
※DVO Dry Cleanの後段にClarityやFlickerなどの時間軸での処理を行うフィルターを適用すると、適切に動作しません。
※エフェクトレイヤーに新たに加わったマットペイントツールで処理不要部分のマットを調整することができます。
DVO速度向上
・DVOスレッド設定(Preference内)
CPU処理の見直しを行うことでDVOフィルター処理を高速化させることに成功しました。
これはマルチコアCPU使用時に顕著に効果が現れます。
Phoenixはシステムに最適なCPUスレッドの設定を行います。
手動での設定が必要な場合には Preference 内で設定が可能です。
システムの処理性能を生かすためにはハイパースレッディング機能はオフに設定してください。
現時点で以下のDVOフィルターの処理は高速化されていません。
- DVO Dust
- DVO Dropout
- DVO Grain
- DVO Noise
セグメントモードにおいて、セグメントを移動するためのキーボードショートカットキーの追加
[ セグメントモード内において ]
・タイムライン上のクリップを Shift + ↑ ボタン Shift + ↓ボタンのショートカットで上下に移動
・タイムライン上のクリップを m または , 、. または / を押すことで長手方向に移動
#参考: ノーマルモード・トリムモード・セグメントモードの切り替えは ctrl + U ショートカット
Extended Formats オプションにて以下の形式の出力をサポート
AVC Intra 100 - OP-1a .MXF
・AVCi.mxf
・Panasonic AVCi codec in OP1A mxf file
・ビットレート 100mbps
・解像度は 720 と 1080 のみ
DVCPRO HD - Op-1A .MXF
・DV.mxf
・ビットレート 100mbps
・解像度は 720 と 1080 のみ
JP2 - OP-1a .MXF
・VBRでの出力
・出力解像度制限なし
XDCAM - Op-1A .MXF
・HD4:2:2
・ビットレート 50mbps
・解像度は 720 と 1080 のみ
・コンテナフォーマットは XDCAM、HDF01A
DVCPRO HD - .Mov
・DV100.mov
・ビットレート 100mbps
・解像度は 720 と 1080 のみ
DV50 and DV25 - .Mov
・PAL および NTSC
JP2 - .JP2
・VBRでの出力
・出力解像度制限なし
DCP Package
・Jpeg 2000 XYZ Color Space.
・プレビューのための基本的な書き出し用途
以上