偏光カメラ CRYSTA

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用語集

基本的な用語

用語 カナ 用語の意味
基本的な用語
位相 イソウ 周期的な波形において、同じ地点に相当する箇所の状態のこと。
位相差 イソウサ ある地点における、2つの波の位相の差のこと。
複屈折位相差 フククッセツイソウサ 進行方向に垂直な面内で、光を互いに直交する成分に分けたとき、分けられた波の位相の差のことを指す。単位は【°】、【deg】、【rad】、【nm】、【波長】、【λ】を使用し、業界により使用する単位が異なる。
相対位相差 ソウタイイソウサ 波の周期性により、1波長毎に繰り返される位相差の考え方。
たとえば位相差が1波長分発生した場合、相対位相差では位相差0、絶対位相差では2πとなる。
⇔絶対位相差
絶対位相差 ゼッタイイソウサ 波の周期性にかかわらず、1波長以上の位相差も足し合わせる位相差の考え方。
たとえば位相差が1波長分発生した場合、相対位相差では位相差0、絶対位相差では2πとなる。
⇔相対位相差
複屈折 フククッセツ 結晶などの異方性物質に入射する光が、互いに垂直な振動方向をもつ二つの偏光に分かれる現象。
屈折率が偏光方向に依存し複数あるとき、光の速度も複数存在するため、このような現象が現れる。
偏光 ヘンコウ 振動方向が規則的な光。
直線偏光、円偏光、だ円偏光の3種類がある。
主軸方位 シュジクホウイ 物質がもつ複屈折の方位。
2種類あり、屈折率が最大の方位を遅相軸、最小の方位を進相軸という。
偏光主軸方位 ヘンコウシュジクホウイ ⇒方位角
複屈折現象 フククッセツゲンショウ ⇒複屈折
方位角 ホウイカク 直線偏光、またはだ円偏光における長軸と、伝播方向に垂直な面上の軸との間の角度。
180°周期のため、0 < x ≦ 180°の範囲で表される。
複屈折体 フククッセツタイ 複屈折を発生させる性質を持つ物体。
偏光状態の種類に関する用語
偏光状態 ヘンコウジョウタイ 偏光の種類の分類のこと。
完全偏光、部分偏光、非偏光があり、完全偏光は更に直線偏光、円偏光、だ円偏光と分類できる。
円偏光 エンヘンコウ 偏光状態のひとつ。
光の進行方向に対して受光側から見たとき、光の振幅の先端が円運動をしているもの。
大きく2種類に分けられ、右回りのものが右回り円偏光、左回りのものが左回り円偏光と呼ばれる。
光を、偏光子と、それに対し主軸方位を45°回転させた1/4波長板を透過させることで得られる。偏光子の透過軸に対し、受光側から見て時計回りに1/4波長板の進相軸を45°回転させると左回り円偏光、遅相軸を45°回転させると右回り円偏光になる。
右回り円偏光 ミギマワリエンヘンコウ 偏光状態のひとつ。
円偏光のうち、左回りになるものを左回り円偏光、右回りになるものを右回り円偏光という。
光を、偏光子と、それに対し主軸方位を45°回転させた1/4波長板を透過させることで得られる。偏光子の透過軸に対し、受光側から見て時計回りに1/4波長板の進相軸を45°回転させると左回り円偏光、遅相軸を45°回転させると右回り円偏光になる。
⇔左回り円偏光
左回り円偏光 ヒダリマワリエンヘンコウ 偏光状態のひとつ。
円偏光のうち、左回りになるものを左回り円偏光、右回りになるものを右回り円偏光という。
光を、偏光子と、それに対し主軸方位を45°回転させた1/4波長板を透過させることで得られる。偏光子の透過軸に対し、受光側から見て時計回りに1/4波長板の進相軸を45°回転させると左回り円偏光、遅相軸を45°回転させると右回り円偏光になる。
⇔右回り円偏光
だ円偏光 ダエンヘンコウ 偏光状態のひとつ。
光の進行方向に対して受光側から見たとき、光の振幅の先端がだ円運動をするもの。
大きく2種類に分けられ、右回りのものが右回りだ円偏光、左回りのものが左回りだ円偏光と呼ばれている。
直線偏光 チョクセンヘンコウ 偏光状態のひとつ。
光の進行方向に対して受光側から見たとき、光の振幅の先端が直線運動をするもの。
光を偏光子に透過させることで得られる。
=平面偏光
平面偏光 ヘイメンヘンコウ ⇒直線偏光
非偏光 ヒヘンコウ 様々な偏光が混じりあい、規則性がなくなった状態の光のこと。
一般的には、非偏光、無偏光、ランダム偏光が同じ意味で使用されてるが、厳密には下記のような違いがある。

「非偏光」
JIS規格で規定されていない。
完全偏光の対義語として、非偏光がよく用いられる。

「無偏光」
JIS規格で【光波(電界ベクトル)の偏光状態が異なる多くの光が混じった光】と規定されている。
ただし分野によっては、光波(電界ベクトル)がすべての方向に均一に分布している光のことを無偏光と呼ぶので注意が必要。

「ランダム偏光」
JI規格で【光波(電界ベクトル)の偏光状態が、時間的にランダムに変化している光】と規定されている。
無偏光 ムヘンコウ 様々な偏光が混じりあい、規則性がなくなった状態の光のこと。
一般的には、非偏光、無偏光、ランダム偏光が同じ意味で使用されてるが、厳密には下記のような違いがある。

「非偏光」
JIS規格で規定されていない。
完全偏光の対義語として、非偏光がよく用いられる。

「無偏光」
JIS規格で【光波(電界ベクトル)の偏光状態が異なる多くの光が混じった光】と規定されている。
ただし分野によっては、光波(電界ベクトル)がすべての方向に均一に分布している光のことを無偏光と呼ぶので注意が必要。

「ランダム偏光」
JI規格で【光波(電界ベクトル)の偏光状態が、時間的にランダムに変化している光】と規定されている。
ランダム偏光 ランダムヘンコウ 様々な偏光が混じりあい、規則性がなくなった状態の光のこと。
一般的には、非偏光、無偏光、ランダム偏光が同じ意味で使用されてるが、厳密には下記のような違いがある。

「非偏光」
JIS規格で規定されていない。
完全偏光の対義語として、非偏光がよく用いられる。

「無偏光」
JIS規格で【光波(電界ベクトル)の偏光状態が異なる多くの光が混じった光】と規定されている。
ただし分野によっては、光波(電界ベクトル)がすべての方向に均一に分布している光のことを無偏光と呼ぶので注意が必要。

「ランダム偏光」
JI規格で【光波(電界ベクトル)の偏光状態が、時間的にランダムに変化している光】と規定されている。
完全偏光 カンゼンヘンコウ 単一の偏光状態の光。
単一の偏光状態の光を完全偏光、偏光状態が合成し、完全に規則性がなくなった状態の光を無偏光という。
部分偏光 ブブンヘンコウ 異なる偏光状態の完全偏光が足しあわされた状態の光。
単一の偏光状態の光を完全偏光、偏光状態が合成し、完全に規則性がなくなった状態の光を無偏光という。
円偏光度 エンヘンコウド 光がどのくらい円偏光化しているかを表す指標。
0〜1の値をとり、1に近いほど完全な円偏光であることを表す。
=DOCP
DOCP ディーオーシーピー ⇒円偏光度
直線偏光度 チョクセンヘンコウド 光がどのくらい直線偏光化しているかを表す指標。
0〜1の値をとり、1に近いほど完全な直線偏光であることを表す。
=DOLP
DOLP ディーオーエルピー ⇒直線偏光度
偏光度 ヘンコウド 光がどのくらい完全偏光化しているかを表す指標。
0〜1の値をとり、0が無偏光、1が完全偏光を表す。
=DOP
DOP ディーオーピー ⇒偏光度
偏光解消度 ヘンコウカイショウド 光がどのくらい偏光解消化しているかを表す指標。
(1-偏光度)で定義される。
0〜1の値をとり、0が無偏光、1が完全偏光を表す。
P偏光 ピーヘンコウ 入射面内に振動をもつ直線偏光。
平行という意味の”Parallel”から、P偏光という。
S偏光 エスヘンコウ 入射面に垂直な振動をもつ直線偏光。
ドイツ語で垂直という意味の”Senkrecht”から、S偏光という。
偏光状態の変化に関する用語
リターダンス リターダンス 光の屈折率が、偏光依存性をもつ現象。
ダイアテニュエーション ダイアテニュエーション 光の吸収率が、偏光依存性をもつ現象。
複屈折性 フククッセツセイ 同じ波長の直線偏光が物質を透過するとき、直線偏光の方位角によって、光の屈折率が異なる性質。
直線偏光に対し、リターダンスを発生させる。
二色性 ニショクセイ 同じ波長の直線偏光が物質を透過するとき、直線偏光の方位角によって、光の吸収率が異なる性質。
直線偏光に対し、ダイアテニュエーションを発生させる。
直線複吸収 チョクセンフクキュウシュウ ⇒二色性
旋光性 センコウセイ 同じ波長の円偏光が物質を透過するとき、右回りか左回りかによって、光の屈折率が異なる性質。
円偏光に対し、リターダンスを発生させる。
結果、直線偏光が回転する現象がみられる。
旋光 センコウ ⇒旋光性
光学活性 コウガクカッセイ ⇒旋光性
円二色性 エンニショクセイ 同じ波長の円偏光が物質を透過するとき、左回りか左回りかによって、光の吸収率が異なる性質。
円偏光に対し、ダイアテニュエーションを発生させる。
高分子などで螺旋構造を持つものは、分子によって吸収される光の量が異なるため、この現象が発現する。構造解析などに利用されている。
=円偏光二色性
円偏光二色性 エンヘンコウニショクセイ ⇒円二色性
円複吸収 フクキュウシュウ ⇒円二色性
偏光解消 ヘンコウカイショウ 特定の偏光しか持たない状態の光を、無偏光の状態に変換すること。
デポラリゼーション デポラリゼーション ⇒偏光解消
数学的な表記に関する用語
ミュラー法 ミュラーホウ ストークスパラメータとミュラー行例を用いて、偏光状態の変化を数学的に表す手法。
ストークスパラメータ ストークスパラメータ 光の偏光状態を表すパラメータ。
4×1行列からなり、すべての偏光状態を表現する事ができる。
ミュラー行列 ミュラーギョウレツ 入出射光の偏光状態をストークス・パラメータで表したとき、その間にどのような偏光状態の変化があったかを表すことができる、4×4行列。ストークスパラメータと同様に、各成分に実数を用いる。
行列の成分から、複屈折性、旋光性、二色性、円二色性、偏光解消が分かる。
ミュラーマトリックス ミュラーマトリックス ⇒ミュラー行列
ジョーンズ法 ジョーンズホウ ジョーンズベクトルとジョーンズ行列を用いて、完全偏光における偏光状態の変化を数学的に表す手法。
ジョーンズベクトル ジョーンズベクトル 光の偏光状態を表すベクトル。
2×1行列からなり、完全偏光の偏光状態を表現する事ができる。
ジョーンズ行列 ジョーンズギョウレツ 入出射光の偏光状態をジョーンズベクトルで表したとき、その間にどのような偏光状態の変化があったかを表すことができる、2×2行列。ジョーンズベクトルと同様に、各成分で実数と複素数と用いる。
行列の成分から、複屈折性、旋光性、二色性、円二色性が分かる。
ジョーンズマトリックス ジョーンズマトリックス ⇒ジョーンズ行列
複屈折の種類に関する用語
配向複屈折 ハイコウフククッセツ 高分子の配向によって発生する複屈折。
応力複屈折 オウリョクフククッセツ 応力によって発生する複屈折。
形態複屈折 ケイタイフククッセツ 棒状の微細物と高分子材料からなる配合材で発生する複屈折。
繊維状のドメインが配向することで発生する複屈折。
偏光測定手法に関する用語
回転検光子法 カイテンケンコウシホウ 位相差測定手法のひとつ。
検光子を回転させて変調を与えることによって、ストークスパラメータを得る手法。
回転偏光子法 カイテンヘンコウシホウ 位相差測定手法のひとつ。
偏光子を回転させて変調を与えることによって、ストークスパラメータを得る手法。
回転位相子法 カイテンイソウシホウ 位相差測定手法のひとつ。
位相子を回転させて変調を与えることによって、ストークスパラメータ、ミュラー行列を得る手法。
傾斜法 ケイシャホウ 光の測定面への入射角度を変化させ、複屈折位相差を求めることから三次元屈折率分布を再構成する手法。
偏光レイトレーシング法 ヘンコウレイトレーシングホウ レンズ設計のように、光線追跡によって偏光状態の変化を追うことで、光学システムの入出射の偏光を計算する手法。
その他の用語
進相軸 シンソウジク 光の進行方向に垂直な面内で、偏光に対し、屈折率が最小となる光軸のこと。
複屈折において、光が最も速く伝搬する光軸となる。
=F軸
⇔遅相軸
⇔S軸
遅相軸 チソウジク 光の進行方向に垂直な面内で、偏光に対し、屈折率が最大となる光軸のこと。
複屈折において、光が最も遅く伝搬する光学軸となる。
=S軸
⇔進相軸
⇔F軸
S軸 エスジク ⇒遅相軸
F軸 エフジク ⇒進相軸
消光位 ショウコウイ 偏光子と検光子の間にサンプルをいれたとき、検光子を回転して消光する点。
=消光点
消光点 ショウコウテン ⇒消光位
入射面 ニュウシャメン 光が物体に入射したとき、入射光線と、反射、あるいは屈折した光線が作り出す面。