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北の大地にロボットの“芽” 〜ロボット製作現場に拡がる図脳RAPIDの輪〜

以前、ロボット製作チーム「ROBO-ENGINE」での図脳RAPID活用事例をご紹介しました。Web掲載後、各方面からお問合わせや感想をいただき、ロボット製作というジャンルに携わる人が非常に多い、という事に驚かされました。

そんな中、「ROBO-ENGINE」代表・中野さんから“札幌にロボット製作の新鋭がいるんです”という情報が入りました。 というわけで今回は「図脳RAPID15PRO」を使って、ライントレースロボットの設計・製作を行っている「北海道大学工学部ロボットアーキテクト」の活動についてご紹介します。

サークルプロフィール紹介

平成18年に北海道大学工学部内に設立された、出来て間もないサークル。部員数は20数名。(代表:中野基輝さん、副部長:佐野竜一さん)
北海道はロボット製作という事においては、まだまだ「未開の地」。小学生向けの工作教室や各種イベントへの出展、ライントレースロボット※1大会の出場などを通じて、ロボットを通じた「ものづくり」の楽しさを伝える事をテーマに活動をしています。

※1 ライントレースロボット
光を感知するセンサーを搭載したロボットで、地面に描かれた黒いラインを認識・追跡する事で自動コーナリングやカーブ走行が可能なロボット

CAD導入前の活動

当初ロボットの殆どが製作者の感覚のみで製作されているため、問題が起こった時の対処や設計の違いでどんな特徴が出るのか、といった技術の蓄積が全く出来なかったそうです。その後設計図、回路図を残すようにしたが、手書きの紙ベースで保存されている為、目的の設計図などを探すのに時間が掛かったり、また図面の一部を修正するのが面倒という問題が発生してしまいました。以上のような理由から、データとして設計図、回路図を残す為にCADが必要になり、図脳RAPID15PROの導入に至りました。

導入後の効果

「操作が非常に直感的で、設計時間が大幅に短縮された事はもちろんですが、何よりもメンバー全員の理解度が向上した事が一番大きいですね。」という中野さん。
実際に製作に取り掛かる前に干渉部分や構造的に脆い部分を図面上で全員で評価したり、何人かが分担して1つのものを製作する時に設計図を共有できる事でメンバーの方向性を統一させる事が出来るようになったとの事。

門外不出(?)の設計図

左の図は新入生の教育用として製作されたロボットで、名称は“スリム”と名付けられました。この“スリム”は単純な構造ですが、パーツ換装が容易で多種多様な実験を行う事ができるように設計されています。
今回は、特別に設計図をご提供いただいています。「平面図だけでなく、側面図も見たい!」という方はこちら※2からダウンロード可能です。

※2 データは図脳RAPID15PROの形式となっております。
製品をお持ちでない方は体験版ソフトウェアをご利用ください。

ロボットアーキテクトの今後

最後に、これからのスケジュールについて、中野さん、佐野さんに伺ってみました。
「秋からは北海道地区でイベントやロボット大会が多く予定されています。まずは大会用のロボットを図脳RAPID15PROで描き、設計精度を向上させていきたいです。」と中野さん。
「現メンバー個人の知識・技術を向上させていきたいですね。そうして学んだ知識やデータを必要な時に引き出せるインデックスを構築し、来年度以降の新入生にも引き継いでいきたい。」と佐野さん。

・・・そうですか、秋にはイベントがあるんですか。是非、その時にもコラムで登場していただきましょう!
今後も「図脳」は北の大地に芽吹いたロボットの“芽”を陰ながら見守って行きます!!

<執筆後記>

Let's HUMANOID !!」でご紹介した「ROBO-ENGINE」の代表も中野さんで、今回の「北海道大学ロボットアーキテクト」の代表も中野さん・・・。親戚or兄弟!?
※実際には、全く血縁関係は無いそうです・・・念のため。

北海道大学ロボットアーキテクト
http://circle.cc.hokudai.ac.jp/architect/

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