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トピックス&コラム
2007/2/9

こんなところにもフォトロン −Let's HUMANOID !!−

皆さんはロボットを動かしてみた事はありますか?おそらく「NO」という人がほとんどでしょう。しかし、男性であれば子供の頃に一度は「ロボットに乗ってみたい・動かしてみたい」と思った事があるはずです。

小型人型ロボットのデザイン・製作チーム「ROBO-Engine」(代表:千葉工業大学4年 中野博文さん 写真・一番右)ではロボットによる格闘技コンテスト「ROBO-ONE」に参戦する傍ら、地元・千葉県の小学校を中心にロボットの面白さを伝える特別授業を開いています。
ロボットの名称は「Emma‐U0A(以下Emma)」。そしてこのロボットは弊社2次元CADソフト「図脳RAPIDPRO」で設計されていると聞き、早速お話を伺ってきました。

柔よく剛を制す(?)

「ROBO-ONE」とは「ロボットの楽しさ」をより多くの人に広める事を目的とした、二足歩行ロボットによる格闘競技大会です。まず予選で規定動作デモンストレーションを行い、その上位32位までが本戦のトーナメント戦を戦って王座を争います。

通常「ROBO-ONE」に出場しているロボットは全長50p以上、重量1.5kg以上の大型ロボットが殆どですが、Emmaはわずか全長22cm、重量0.8kg。一見するとかなり不利なように感じます。
しかし格闘技はパワーだけでは無いというのは人間と一緒。対戦相手はみな50cmクラスの相手への攻撃を想定しているのでEmmaには攻撃が当たらないという長所もあります。また、制御ソフトウェアを担当する二田さん(写真・中央)の調整により、「パンチにきた相手の腕をかち上げる」「焦れて近寄ってきた相手の懐にもぐってバックドロップ」といった素早いモーションも可能になっています。さしずめ、小兵力士と大型力士の相撲といったところでしょうか。
当然「小さい=省電力」の鉄則どおり、他のロボットよりもバッテリー持続時間が長くなり、持久戦に絶対の自信を持っています。

以下をクリックすると、Emmaのモーションを動画でご覧いただけます。とっても、機敏で面白い動きです。

 

「図脳」が支えるEmmaの小型化

中野さん曰く、こうした小型ロボットを設計する際には「図脳RAPIDPRO」が最適との事。「ヒジやヒザ、足首など関節にあたる部位を板金固定するときに各部の可動領域を確保する為にはどうしても、角度や距離の計算が不可欠。その計算の際には補助線機能を豊富に持つ「図脳RAPIDPRO」がとても重宝します。」

これからの目標

現在、ROBO-Engineが公開しているHPやブログでは、全国から意見やアドバイスの依頼が毎日のように届いていています。工業高校の有志サークルはもちろん、最近では会社勤めをしている大人の方からの相談もあります。

今後の目標について尋ねたところ、「ロボットの高速化、スリム化」という答えが。
実用可能なロボットの為にはもっとスリムで高速移動が可能なロボットになる必要があり、それに向けて脚部へのタイヤ内蔵や自作でのモーター開発なども視野にいれているそうです。研究を重ね、今後もROBO-Engineは新しいアイデアでロボットを開発してくれるでしょう。「図脳」はこれからもそんなロボットの未来を支え続けていきたいと思います。

以下のURLからチーム「ROBO-Engine」のHP・ブログをご覧いただけます。「ロボットを始めたい、興味がある」という方にも、丁寧に答えてくれますよ。

ROBO-Engine HP: http://www.k2.dion.ne.jp/~radio-w/index.htm
ブログ: http://d.hatena.ne.jp/kaijii/

※今回の取材直後、「ROBO-Engine」は、京都大学主催のアイデアコンテスト、「テクノ愛‘06」にて見事、準グランプリ(ハイテク部門)を獲得しました!!おめでとうございます。

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