ゴルフ番組視聴の新たな楽しみ
これまでのゴルフ中継は、プレーの流れに沿って番組が進行していくパターンが一般的でした。
しかし最近では、番組がプレーの見せ方をいろいろと工夫しようとしていることをご存知でしょうか。そのひとつの試みとして、高速度カメラを用いて、新たな映像を提供しようと奮闘している、ある人々がいます。
ゴルフ中継と高速度カメラ
高速度カメラは、例えばスポーツ用品の開発や自動車の衝突実験など、主に研究開発の現場でスローモーション撮影に使われているカメラです。
しかし近年、解像度がハイビジョン並みに向上し、高感度で屋外の自然光で充分な撮影が行える機種(FASTCAM-MAX)が開発されてからは、研究開発だけでなく、ゴルフをはじめとするスポーツ中継など放送用途でも使うことが可能になりました。
こうしてゴルフ中継での高速度カメラの使用が試みられるようになったのですが、当初の撮影はティーショットの場面に限定されていました。なぜなら、高速度カメラを使用するには、電源を専用の電源車から供給できる場所に設置することが必要だったからです。
「ゴルフ場内を自由に移動して、フェアウエイやバンカーからのショットも撮影したい」
このような発想を実現するために、電源をバッテリで供給し、スタッフがカメラとアンテナを担いでどこにでも移動し撮影できる新しい方法にトライしました。(写真右)
ゴルフ番組をもっと楽しくするために
この手法を利用した高速度撮影は、ゴルフ中継では初の試みであり、プレーの流れを追うこれまでの映像に加えて、プロゴルファーのインパクトの瞬間をスローモーションでじっくり見る楽しみを視聴者に提供することに成功したのです。
このようにある人々、すなわち番組のディレクターたちは、より新鮮で斬新な映像を世に送り出すために、高速度カメラを駆使し、日々努力をしているのです。
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