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トピックス&コラム
2004/12/29

こんなところにもフォトロン!(ビリヤード編)

ビリヤードを一度は体験したことのある方は多いのではないでしょうか。
これが実に科学的で奥の深いスポーツで、まずは、真っ直ぐ手球を撞くことがそう簡単な話ではないのです。キューの向かう方向と手球の回転方向が正しくなければ、手球は真っ直ぐに進まないからです。

その瞬間に何が起こっているのか?

須藤路久氏

プロインストラクターの須藤路久氏は、「インパクトの瞬間、タップ(キューの先端)と手球の間で何が起きているのか」についての研究を15、16年前から行っています。

手球を撞く時の「タップと手球の接触距離はどのくらいなのか」という疑問に対し、一般的には、球1/2から最高1個分くらいは接触しているだろうと言われていました。

須藤氏は、上級者のこのような感覚で言われてきた、ある種"伝説"のような話を理論化しインストラクションに活かせれば、と考えたのです。

ハイスピードビデオカメラとの出会い

この疑問を解くために、ビデオカメラを使って試してきましたが、インパクトの瞬間が肉眼で確認できないほど高速なため、その決定的瞬間を撮影することは不可能でした。

ある時高速度カメラを使わせてもらうチャンスが訪れました。可視化情報学の観点で、あるキューメーカーと大学の共同研究がおこなわれる場に参画する機会を得ることができたのです。
こうして高速度カメラを用いて1/40,500秒の世界の様々な状況を分析することにより、これまで感覚的に語られてきた"伝説"の姿が、ハッキリと見てとれるようになったのです。

イメージの言語化

感覚的にはタップと手球の接触距離は球1/2個(約30mm)分くらいだと思っていたものが、実は15mm程度であることがわかりました。また、ストローク時の状況によっては手球に「不完全回転=オーバースピンが起こる」といわれていましたが、「そんなことはあり得ない」ことなども証明されたのです。

このような実験を、球の動き(回転)だけでなく、「キューの挙動や、撞き手のフォームやストローク」に至るまで、あらゆる場面で行なうことにより、ビリヤードを理論化してきています。特に「球のカーブの様子を超スローモーションの動画で見せられるのは非常に有効だ」と須藤氏は語ります。ある程度撞ける人にインストラクションするには非常に役立ち、確信をもって教えられるそうです。

「何が起きているかを知る」ことで、イメージを言語化し理論としてまとめているわけですが、こんなところでもフォトロンの製品が活躍しているのです。

須藤氏が代表を務める東京・大塚の「ビリヤード&ダーツラボ」では、実際に高速度カメラを使ってレッスンを受けることができます。興味が湧いた方、あるいは腕に自信のあるという方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

サンプル 解像度 コマ数 ムービー
サンプル映像1 512x256画素 4000コマ/秒 ダウンロード (2.66MB)
サンプル映像2 512x512画素 500コマ/秒 ダウンロード (4.82MB)

サンプルをご覧いただくには、最新の"Windows Media Player 9 シリーズ"が必要です。右のバナーをクリックし、ダウンロードを行って下さい。対応OS・動作環境につきましてはマイクロソフト社ページをご確認ください。※Windows Media Playerは米国マイクロソフト社の登録商標です。

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