溶接の可視化

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フォトロン製ハイスピードカメラ(高速度カメラ)で撮影した溶接の可視化を紹介します。

溶接の可視化では、高温で非常に強い光を放つ現象を「どのように可視化するか」が重要です。
フォトロンでは、長年の経験により、さまざまな方法で接合される溶接工程(プロセス)をハイスピードカメラ映像で可視化・解析することができます。挙動・溶融池・スパッタの飛散・溶接スラグの生成・凝固挙動などの可視化、電圧/電流などの波形データの同期撮影が可能です。
品質向上のためにさまざまな検証実験をされている方に、課題の原因追及や最適な解決策をご提案します。

目次

「被覆アーク溶接」の撮影による可視化

被覆アーク溶接は、金属棒に被覆と呼ばれるフラックスや保護材を巻いた溶接棒を電極として、母材との間にアークを発生させる溶接工法です。アークの出す高温で母材が溶け金属の溶融池ができ、溶けた溶接棒が溶滴となって母材と融合します。
以下の動画ではその様子をハイスピードカメラ(高速度カメラ)にて撮影し可視化しています。

「レーザー溶接」の撮影による可視化

レーザー溶接は溶接工法の一種で、レーザービームのエネルギーを利用して行う溶接です。入熱量が少ないため熱に対する歪が大きい鋼材にも使用可能です。シールドガスを使えば大気中でも溶接可能です。
以下の動画ではその様子をハイスピードカメラ(高速度カメラ)にて撮影し可視化しています。

「Co2溶接」の撮影による可視化

Co2溶接は「炭酸ガス溶接」のことで、ガスシールドアーク溶接の一種です。シールドガスに「炭酸ガス」を使うアーク溶接をCo2(炭酸ガスアーク)溶接といいます。炭酸ガスを使用するため低コストです。主に軟鋼で使われる溶接です。
以下の動画ではその様子をハイスピードカメラ(高速度カメラ)にて撮影し可視化しています。

「MAG溶接」の撮影による可視化

MAG溶接は溶接工法の一種で、ガスシールドアーク溶接の一種です。シールドガスに不活性ガスと炭酸ガスを混合して使うものをMAG溶接といいます。主に軟鋼で使われる溶接です。Co2(炭酸ガス)溶接と比べ、スパッタが少なく仕上がりもきれいです。
以下の動画ではその様子をハイスピードカメラ(高速度カメラ)にて撮影し可視化しています。

「MIG溶接」の撮影による可視化

MIG溶接は溶接工法の一種で、ガスシールドアーク溶接の一種です。シールドガスに不活性ガスのみ使うものをMIG溶接といいます。主にステンレスやアルミの溶接に使われる溶接です。
以下の動画ではその様子をハイスピードカメラ(高速度カメラ)にて撮影し可視化しています。

「TIG溶接」の撮影による可視化

TIG溶接は溶接工法の一種で、電極にタングステン、シールドガスに不活性ガス(主にアルゴンガス)を用いる溶接です。工業的に使用されるほとんど全ての金属の溶接が可能で、スパッタの発生もなく、溶接作業が容易です。
以下の動画ではその様子をハイスピードカメラ(高速度カメラ)にて撮影し可視化しています。

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