Thermera(サーメラ) 2色温度解析ソフトウェア

ガラス越しに計測できる2色温度解析ソフトウェア

Thermeraは、燃焼や溶接状態などの高温領域の温度解析ができるソフトウェアです。二色温度法を用いているので赤外線サーモカメラとは異なり、ガラス越しの温度解析や、レンズを自由に選ぶことが可能です。固体・液体の温度分布を Ratio二色温度法で、燃焼場の温度とkL値をHottel&Broughtonの二色温度法で解析し、温度分布の擬似カラー表示と作表ファイルを出力します。

  • ■ 熱電対に代わる非接触温度計測として、固体・液体または燃焼場の温度計測に最適
  • ■ 2つのセオリーによる2色温度法アルゴリズムにより放射率補正が不要
  • ■ 観察窓などのガラス越しの温度計測が可能
  • ■ 可視から近赤外域の波長を計測域とするので、一般的な光学系が使用可能
  • ■ 高速度カメラを使用することで高速現象や過渡現象の温度計測が可能
  • ■ 記録画像からの温度計測またはリアルタイムでの温度計測が可能
  • ■ 燃焼温度とkL値(存在粒子の濃度)の同時計測が可能(オプション)
  • 主な用途
  • Thermeraの種類
  • 仕様

ハイスピードカメラとThermeraを組み合わせることで、狭小なエンジン内の燃焼状態や火炎温度分布の時間変化が解析できます。
※各画像の左が元画像、右が温度分布の擬似カラー表示となります。

溶接


レーザー溶接

ディーゼルエンジン、ボイラーなどの燃焼


炎温度解析


ロケットの固体燃料

各種炉内監視(窓越しの観察)


電気炉の炉内温度


燃焼炉の火炎

加熱された金属、ガラス、セラミックなど


金属ヒーター


鉄鋼の熱間圧延


材質の異なる2種類の金属

Thermera-HS

■ ハイスピードカメラで記録した画像からの温度計測

ハイスピードカメラで撮影された画像を読み込み、温度計測を行います。ハイスピードカメラを使用することで、燃焼や爆発のような高速現象を可視化することができ、1つのデータから高速現象解析と熱画像解析の両方が可能です。カメラはご用途に応じてご提案させていただきます。


計測例:ディーゼルエンジンの燃焼

Thermera-seenU

■ 高解像度・リアルタイムの温度計測

230万画素の高解像度計測用カメラDensitoCam(カラータイプ)により被検体を撮影し、リアルタイムに解析用PCへ画像を転送、擬似カラーによる温度分布を表示し、指定点/範囲の温度履歴のグラフ表示・CSV出力が可能です。画像を記録しておき、後刻Thermera-HSのように記録画像の温度計測も可能です。


高濃度諧調カメラ DensitoCam U174

Thermera-NIR2

■ 波長選択・中高温度計測

2センサーカメラDensitoCam Duo2に任意の波長、半値幅のバンドパスフィルター2枚を取り付け温度計測を行います。カラーカメラを使用する方法と比較し、当システムは1μmまでの波長感度を有していますので、500℃からの温度計測が可能です。リアルタイムでの温度監視及び記録画像の温度解析が可能です。


2センサーカメラ DensitoCam Duo2

Thermera-InGas

■ 波長選択・低〜中高温度計測

2センサーカメラDensitoCam InGasを使用します。従来のシリコンCCDに代え、波長感度が1.7μmまであるInGaAs_CCDセンサーを採用することにより、Thermeraシリーズの中で最も低温の300℃からの温度計測が可能です。リアルタイムでの温度監視及び記録画像の温度解析が可能です。


近赤外2センサーカメラ
DensitoCam InGas

Twin-wave Eye

■ 1台のカメラで2波長画像の同時撮影

モノクロカメラを接続し、任意の波長の2画像を同時に撮影ができます。付属のソフトウェアで2波長の画像を合成し、Thermeraにて温度計測を行うことが出来ます。波長を選択することで、熱計測において邪魔な化学発光などの影響を避けることが出来ます。


2分岐光学系 Twin-wave Eye

モデル Thermera-HS Thermera-seenU Thermera-NIR2 Thermera-InGas
特長 記録画像からの温度計測 リアルタイム温度計測 波長選択・中高温度計測 波長選択・低~中高温度計測
使用カメラ 高速度カメラ /
計測用カメラ
DensitoCam U174 DensitoCam Duo2 DensitoCam InGas
画像 カラー カラー モノクロ モノクロ
計測波長 カメラ仕様に依存 R(中心波長概略600nm)
およびG(中心波長概略550nm)
400-1000nmの中で
任意の2波長
900-1600nmの中で
任意の2波長
波長の選択 カメラ仕様に依存 不可
レンズマウント カメラ仕様に依存 Fマウント Fマウント Fマウント
露光時間 カメラ仕様に依存 30μs〜1s 65μs〜1s 25μs〜480ms
インターフェース カメラ仕様に依存 USB3.0 USB2.0 /
ギガイーサネット×2
USB2.0
計測処理画素数 カメラ仕様に依存 1,920×1,200 960x600 128×128
最高撮影速度* カメラ仕様に依存 10コマ/秒(1,920×1,200時)
30コマ/秒(1,280x960時)
100コマ/秒(640x480時)
34コマ/秒(960x600時)
50コマ/秒(640x400時)
100コマ/秒
記録画像の温度計測
リアルタイム温度計測 不可
事前処理 サブストラクション、加算平均、中央値フィルター、シフト&補正、チャンネル変換、ファイル名変更等
温度計測法 2色温度法(レシオ法)、2色温度法(H&B法:オプション)、輝度温度、放射温度、単純比、濃度表示、f(t)/f他
画像フォーマット BMP、TIFF、PNG、AVI
画像処理階調 16ビット
温度表示単位 摂氏(℃)または絶対温度(K)
温度表示分解能 1℃、5℃、10℃選択
温度計測範囲 範囲1:900℃〜1800℃
範囲2:1300℃〜2500℃
範囲1:500℃〜1200℃
範囲2:900℃〜1800℃
上記のうちいずれか
範囲1:300℃〜1000℃
温度測定精度 カメラ性能に依存 測定温度の±1% 測定温度の±2% 測定温度の±10℃
または±1%
温度較正 NPL2次標準、較正済黒体炉 または 較正済輝度高温計による

*撮影速度は計測対象の温度によって制限されます。計測温度が低いほど撮影速度は遅くなります。

2分岐光学系 Twin-wave Eye
画像分割数 2
対応波長範囲 400nm〜800nm
対応フィルターサイズ φ25、t1〜6mm
レンズマウント Fマウント(オプション:Cマウント)
ソフトウェア 画像合成ソフトウェア付

記載されている内容・仕様等は予告なく変更される場合があります。

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