PFV(Photron FASTCAM Viewer)

FASTCAM標準添付の多機能カメラ制御ソフトウェア

PFV(Photron FASTCAM Viewer)は、フォトロン製ハイスピードカメラ「FASTCAM」シリーズをPC上から制御するためのコントロールソフトウェアです。カメラの制御だけではなく、簡易画像処理や簡易画像計測、ファイル変換、ファイルビューワーとして、多彩な機能を備えております。また、オプションで波形入力装置との連携も可能です。

  • 特長
  • 仕様

直観的な操作可能なシンプルな操作画面と多彩な機能

PFV(Photron FASTCAM Viewer)は、直感的な操作感は初めてハイスピードカメラを使う人でも、すぐに本格的な撮影を行うことが可能です。デジタルズームでの拡大、明るさの調整、距離・角度の計測、ヒストグラム表示など、使いやすく便利な機能が充実しています。

多彩な機能を搭載したツールバー 多彩な機能を搭載したツールバー

レイアウト保存機能

撮影したデータを有効に活用する機能もPFVは備えています。特に多くのユーザー様にご愛用いただいているのがこの「レイアウト保存」機能です。実験の条件を変更した場合、条件Aと条件Bの画像を同時に再生して簡単に比較することができます。例えば、異なる実験条件の比較や右側・左側などの異なるアングルの比較、撮影速度を変えた時の比較といったような使い方ができます。

サイクル表示機能

PFVでは周期的な現象を表示する機能として「サイクル表示機能」を新たに実装いたしました。内燃機関でのクランク角、インクジェットなど周期的な現象に大いに効果を発揮します。詳細設定で表示は「deg」以外にも任意に変更可能ですので、「トリガ信号が入ってから、○msec後の画像を実験1から実験10について比較したい」という場合にも使用できます。

疑似カラー機能

PFVではモノクロカメラで撮影した画像に疑似的に色つけて表示する「疑似カラー表示機能」を実装しています。人間の目はモノクロより、カラーのほうが現象を認識しやすいと云われています。画像解析を行う目的でモノクロカメラを使用した場合でも、カラーカメラのように「見た目で分かりやすい」映像を作ることが可能になります。

情報保存機能

撮影データを保存する時に情報保存機能を使うと撮影した日付やカメラの設定した条件の他、任意のコメントを残すことができます。自分のメモ用、発表時の参考情報用など多岐にわたりご使用いただいています。

HDR合成機能

HDR画像合成機能は、同じ場面において明るさ(露出)の異なる画像から丁度いい明るさの画素だけを抽出し、合成することで、ダイナミックレンジの高い画像を疑似的に作成する機能です。右の画像のように、単純に明るさを上げるだけでは白く飛んでしまいますが、HDR合成では、明るいところと暗いところを合成します。例えば、溶融池の状況、ワイヤーの挙動、スパッタの発生、溶滴などが観察しやすくなる機能です。

※MC/MHシリーズは対応しておりません。

ハレーション除去機能

金属やアーク溶接など、一部分だけ極端に明るい被写体は観察しにくいものです。FASTCAM独自のアルゴリズムDSS(Dual Slope Shutter)機能を使えば、明るい部分のみ暗くして撮影が可能です。光の当て方などを調整する時間を大幅に短縮することができます。

※MC/MHシリーズには対応しておりません。

デジタルズーム機能

数あるハイスピードカメラメーカーのソフトの中でも使い易さに定評のあるPFV(Photron FASTCAM Viewer)は、直観的な操作で拡大表示も楽々行えます。例えば、下の画像のように拡大したい範囲をマウスでドラッグするだけで拡大表示できる機能がついています。拡大撮影用のレンズを付けて微調整が面倒、全体を撮影しておきたい、そんな時に便利なデジタルズーム機能です。低倍率レンズの動画でも最大3000%まで拡大可能。通常のデジタルズームでは粗くなる部分もFASTCAM独自の補完アルゴリズムで鮮明に観察することができます。

ビデオカードの冷却ファンの撮影(3000コマ/秒)
対応ハイスピードカメラ
  • FASTCAM SA-Z
  • FASTCAM Mini シリーズ、FASTCAM Multiシリーズ
  • FASTCAM SA-X/X2
  • FASTCAM SAシリーズ、FASTCAM MCシリーズ
  • MH4-10K、IDP-Express R2000
  • FASTCAM-APX RS、FATCAM-MAX/MAX I2、FASTCAM-NEO、FASTCAM-1024PCI、FASTCAM-512PCI
対応OS Windows 8.1 、Windows 8、Windows 7、Windows Vista 各64bit/32bit
※Gigabit Ethernet(1000Base-T)接続時
CPU Intel Pentium IIIまたはその互換CPU 1GHz以上
マルチコアプロセッサ推奨
メモリ 256MB以上
1GB以上推奨
ハードディスク UltraATA100対応 80MB以上(インストール時)
表示解像度 1024×768、24bitカラー以上
1280×1024、24bitカラー以上を推奨
その他
  • 撮影画像データ保存時に大容量のHDDまたはリムーバブルメディア装置
  • DVD-ROM装置(インストール時使用)
保存形式 AVI、WMV、MOV、MRAW、BMP、JPEG、TIFF、PNG等
※MOVはアップル社製Quick Timeインストールが必要
ツールバーの機能
移動

移動

ビューウィンドウ上でドラッグすると、表示画像をドラッグした方向にスクロール表示します。

ズーム

ズーム

ビューウィンドウ上で上方向にドラッグすると拡大表示、下方向にドラッグすると縮小表示します。

範囲ズーム

範囲ズーム

ビューウィンドウ上で表示させる部分を四角形を描くようにドラッグすると、指定した範囲を拡大表示します。

拡大縮小率指定

拡大縮小率指定

表示される一覧から任意の拡大率を選択すると、拡大縮小表示します。

ピクセル等倍

ピクセル等倍

ビューウィンドウ上の表示画像をPCの画面のピクセルサイズと等倍となるよう表示します。

フィット

フィット

ビューウィンドウのサイズに表示画像がおさまるように表示倍率を自動調整します。

カラープレーン選択

カラープレーン選択

コントラスト/ガンマ/輝度の設定を反映させるカラープレーンを選択します。
ボタンをクリックするごとにR→G→B→RGBの順に選択プレーンが変更されます。
カラー画像の場合に使用できます。

コントラスト

コントラスト

ビューウィンドウの表示のコントラストを調整します。

輝度

輝度

ビューウィンドウの表示の輝度を調整します。

ガンマ

ガンマ

ビューウィンドウの表示のガンマを補正します。

LUTリセット

LUTリセット

設定したコントラスト/輝度/ガンマを初期値の状態にリセットします。

彩度調整

彩度調整

ビューウィンドウの表示の彩度を調整します。
カラー画像の場合に使用できます。

彩度調整リセット

彩度調整リセット

設定した彩度を初期値の状態にリセットします。

エリア保存

エリア保存

ビューウィンドウ上で四角形を描くようにドラッグし、選択します。
範囲選択した部分を指定したファイル形式で保存できます。
範囲選択部分を画像としてコピーすることもできます。

回転

回転

ビューウィンドウ上で上にドラッグすると、画像を右に90度回転、下にドラッグすると、左に90度回転表示します。

反転

反転

ビューウィンドウ上で上にドラッグすると、画像を左右反転、下にドラッグすると、上下反転表示します。

マルチロック

マルチロック

ボタンクリック後、表示されている全てのビューウィンドウに同じ設定内容が適用されます。

クロスカーソル

クロスカーソル

クロスカーソルが表示されます。ポイントした位置の座標とRGBが、ビューウィンドウ情報に表示されます。
ビューウィンドウ上の任意の位置でクリックすると、クロスカーソルを固定することができます。

描画ツールバー表示/非表示

描画ツールバー表示/非表示

クリックすると描画ツールバーが表示されます。ビューウィンドウ上に文字や図形を描画できます。

スケール表示

スケール表示

クリックすると、スケール表示に関する設定を行うことが可能です。

角度計測

角度計測

ビューウィンドウ上の任意の角度を計測します。

2点間計測

2点間計測

始点と終点をクリックして指定し、計測の基準値を設定すると、ビューウィンドウ右下に2点間の距離の計測結果が表示されます。

ヒストグラム

ヒストグラム

ビューウィンドウ上で任意の範囲をドラッグすると、指定した範囲のヒストグラム(輝度値の分布状況を表したグラフ)を表示します。

ラインプロファイル

ラインプロファイル

始点と終点をクリックすると、指定したライン上のラインプロファイルが表示されます。

一括データ変換

一括データ変換

複数のファイルを別のファイル形式に変換して一括保存できます。

サイクル表示

サイクル表示

1つの動画の各フレームを縦横に並べて表示します。

移動体抽出

移動体抽出

基準となる背景画像と比較し、異なる輝度を抽出することで、移動体を抽出します。

疑似カラー表示

疑似カラー表示

モノクロ画像に疑似的にカラーを付けて表示できます。

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