教育映像システム導入事例

システム運用の負荷を軽減し、学内ポータルサイト利用率を向上

e-Leariningプラットフォーム「Moodle」との親和性に優れた「Cbox」「Power Contents Sever」。マルチコンテンツの同時作成が可能になり、先生と学生双方の負担削減を実現。

導入前の課題

  • 誰もが使いやすく、低コストで拡張性の高いシステムを構築したい。
  • 板書やモバイル視聴にも対応した収録システムが欲しい。

導入後の効果

  • 誰でも手軽に収録できる環境を構築でき、先生・学生双方の利用負担を削減することができた。
  • 板書もコンテンツとして残せるようになり、モバイル視聴も可能になった。
導入システム :
CBox, Power Contents Server, Moodle

導入の経緯

システム利用の敷居を低くしたい

1902年に東京薬学専門学校として創立し、1949年に新制大学として発足後、多くの薬剤師・薬学研究者を輩出してきた長い歴史を持つ明治薬科大学は、2003年度に文部科学省のサイバーキャンパス整備事業に採択され、薬剤師になるための国家試験対策をメインとした学内ポータルサイト「明薬サイバーキャンパス」を立ち上げました。

当時の「明薬サイバーキャンパス」は、国家試験の過去問や、収録した授業を復習用コンテンツとして配布するほか、○×形式の簡単なテストやレポート提出などに利用されていました。

『「明薬サイバーキャンパス」の導入で、国家試験の合格率は上がりました。しかし、権限管理機能がなく、教員が公開したコンテンツや講義資料が全ての利用者に公開されてしまうため、先生方の利用率は決して高くありませんでした。また、収録システムそのものも、黒板を使った授業が多いにも関わらず、板書に対応していなかったり、使用環境にも制限がありました。』と、明治薬科大学 情報教育研究センター長 野口 保 教授、総務部 学術情報課 松永 正隆 氏、総務部 学術情報課 宮田 大介 氏は語ります。

明治薬科大学
情報教育研究センター長
野口 保 教授

「Moodle」との高い親和性を持つ「CBox

システムを改修するには、莫大なコストがかかり、拡張性も不十分であったため、明治薬科大学では、新しいシステムの導入を検討し始めました。

『学内委員会を設立し、いくつかの収録システムを比較検討した結果、「CBox」を選びました。視聴時に見たい箇所を自由に拡大/縮小できるSilverlight形式でコンテンツを作成できるので、板書の文字も読めますし、マルチコンテンツを同時作成できるため、収録後にわざわざモバイル用に変換する手間がない点、録画レイアウトが自由に選択できることも、決定理由のひとつです。』

『新システムのベースとして注目していたのが、オープンソースのe-Learningプラットフォーム「Moodle(ムードル/Modular Object-Oriented Dynamic Learning Environment)」でした。「Moodle」は低コストであると同時に拡張性が高く、私たちが求めるものを満たしていたのです。「CBox」と「Power Contents Server」は、この「Moodle」との親和性に優れており、1つのシステムとして操作/管理できることも、大きな魅力でした。また、管理画面のシンプルさも非常に好感が持てました。』と、松永 氏、宮田 氏は語ります。

明治薬科大学
総務部 学術情報課
松永 正隆

明治薬科大学
総務部 学術情報課
宮田 大介

導入の効果

先生・学生双方の利用負担を削減

2013年夏に「CBox」が6台導入され、据え置き型の「CBox S2HD」5台が、講義棟にある4つの教室と大講義室に設置されました。可搬型の「CBox P2HD」1台は、主に小規模教室で利用されています。収録コンテンツは、サーバ室にあるコンテンツ管理サーバ「Power Contents Server」に自動アップされます。コンテンツが追加されると、自動的に再生用URLを取得し、連携する「Moodle」サーバ内の「コースページ」に公開されます。学生が、PCやモバイル端末でコンテンツを視聴したり、教員のFD研修にも利用されています。

野口 教授、松永 氏は、導入後の効果について、こう語ります。『収録に関しては、板書にも対応でき、マルチコンテンツを同時に作成できるようになったので、とても満足しています。導入前は、講義資料やレポートを共有ファイルサーバにアップしており、先生側/学生側双方にとって分かりづらい部分がありました。「Moodle」の導入で、講義ごとのフォルダわけが明確になり、一目瞭然で資料を探せるようになりました。学生アカウントとの紐付が可能なので、提出物のチェックにも役立っています。小さなことのようですが、こういった小さな負荷を減らすことができたことは、重要な点だと思っています。また、アクセス権限の制御も可能なので、セキュリティ面でも安心して運用できています。今後は、実習などでの収録や、他大学との積極的な情報交換で、良い事例を取り入れていきたいと考えています。』

CBoxを設置した大講義室がある総合教育研究棟
フロネシス

ワークフロー

USER PROFILE

理念:
薬学の普及と社会に有用な薬剤師を養成し、医薬分業を実施し、もって国民の保健衛生へ貢献する。

ソフィア(純粋知)とフロネシス(実践知)を兼備えた人材を育成する。
  1.薬物治療に責任を持てる薬剤師を養成する。
  2.強い探究心と洞察力を持つ、独創的発想力豊かな人材を育成する。
  3.柔らかな心と豊かな人間性を持った国際的に通用する薬学人を育成する。

学校法人 明治薬科大学
学長 石井 啓太郎

所在地:東京都清瀬市野塩2-522-1
学部:薬学部 薬学科 / 薬学部 生命創薬科学科
教育設備:本部棟 / 講義棟 / 実習棟 / 研究棟 / 研修・図書・厚生棟 / 総合教育研究棟フロネシス / 明薬資料館 / サークル棟 / 体育館 / グラウンド / テニスコート / 薬用植物園

(この記事は2015年4月現在の情報です)

導入システム

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