教育映像システム導入事例

授業に出席できない生徒や、復習を希望する生徒への充実した学習環境の構築を実現

「Power Rec MV」の導入で授業に出席できない生徒の授業時間外学習や復習を希望する生徒の自己学習をサポート。

導入前の課題

  • 一般的な教室での授業だけでなく、家庭科などの特殊教室(ICT 機器設備)での授業も収録したい。
  • 従来の板書授業だけでなく電子ホワイトボードなどを使用した授業も収録したい。
  • 操作が簡単で、且つ、校舎内での移動が容易に行え、収録準備の負担が少ないシステムが欲しい。

導入後の効果

  • 目的通り授業をコンテンツとして収録/蓄積できるようになった。
  • 教員が、収録した自分の授業を振り返ることで、授業の質向上/改善につながった。
  • 他の教員のコンテンツを閲覧することで、特に新任教員の授業研究に役立っている。
導入システム :
Power Rec Station

生徒サポートの必要性

学校法人開智学園は、高等部(1983年に設立した埼玉第一高等学校の後継校)と、中高一貫部(1997年にスタートした新進校)と、小学校1年から中学2年までの総合部(2004年開校、中高一貫部へ中学3年生で合流)がある。

新進校である中高一貫部は「創造型・発信型の21世紀の心豊かな国際的リーダーの育成」を教育理念とし、2003年の第1期生より、卒業生が100名程度と少人数ながら東京大学に毎年数名の合格者(2009年7人)を出している他、難関大学にも多くの合格者を出す進学校となっている。
近年は生徒に対する効果的な学習環境の構築が重要なテーマとなっており、日常行われる授業を収録することで、蓄積したコンテンツを以下のような用途で使用し、生徒のサポートを行うこととした。

  • 怪我、病気等で授業に出席できない生徒のために、欠席分の授業を自宅に配信する、もしくは放課後にコンピュータ教室で閲覧し、補完にあてる。
  • 復習として理解を深めるために使用する。
    ただし、授業を収録するには以下の要件を満たす必要があった。
  • 一般的な教室で行われる授業だけでなく、家庭科や理科で使用されるようなICT機器が設備された特殊教室での授業も収録できる。
  • 従来の黒板による板書授業だけではなく電子ホワイトボードを使用した授業の収録も行える。
  • 校舎内での移動が容易に行え、収録の準備が極力少ないシステム。
  • 操作が簡単で、パソコン等に詳しくない先生でも収録・編集作業ができる。

学校法人開智学園
瀬戸口 武一 教諭

そこで導入したのが講義収録システム「Power Rec MV Station」(2式)である。講義収録システムを導入する際、似たような機能を持つ製品を他にも比較したが、「Power Rec MV Station」が他社製品と比べて収録システムとして最適と判断された。理由は次の通りである。

■高品質
パソコン画面と講師の映像を収録できるシステムは他にもあるが黒板の板書映像まで高品質に収録できる。

■操作性
パソコン操作に詳しくない先生でもシステムの起動から収録の録画開始・停止操作や編集作業が行える。

■可搬性
校舎内の移動が必要なため、可動式のラック構成であることに加え、設置場所での準備に時間がかからない。

■信頼性
国内メーカーであり、迅速かつ充実したサポートが期待できる。

システム図

現在の運用と導入効果

2008年8月に「Power Rec MV Station」を2式導入して以降、取扱い方法の習得に時間を要することなく順調に収録し、200以上ものコンテンツを蓄積できた。
また2009年度からは「東大など世界の最先端大学への全員合格を目指す」として新設した「先端クラス」で日々行われている主要教科の授業も収録している。
導入して1年近くが経過し、先生からは効果として次のような点があげられた。

  • 当初の目的通りに授業をコンテンツとして収録し、蓄積できている。
  • 教員が、収録した自分の授業を振り返ることで授業の改善活動へつながっている。
  • 他の教員のコンテンツを閲覧することで授業研究をすることに役立っており、特に新任教員には大きな効果がある。
  • MV Stationの写真

  • 授業風景の写真(教室A)

  • 収録コンテンツのサンプル画像(教室B)

今後の展望

今後はネットワークを利用して授業に参加できない生徒の自宅へ配信するという当初の計画へ向けて、フォトロン社の映像コンテンツ管理配信システム「Power Contents Server」の導入を検討しながら、日々行っている授業の収録を継続して行うことで高校3年間分の主要教科をコンテンツとして蓄積していく。
また大学の受験対策として行っている演習科目を収録し、受験期に生徒の学習サポートが行えるような体制構築にも取り組んでいく予定である。
将来的な構想としては生徒や授業研究を進める先生が通学・通勤途中にモバイルメディアで授業などのコンテンツを閲覧できるような仕組みにも興味を持たれている。

学校法人開智学園
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(この記事は2009年10月現在の情報です)

導入システム

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