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プロ野球中継を中心としたスポーツ番組のHD化ニーズ
中部日本放送株式会社
技術局 製作技術部 課長
伊藤 義之 氏
中部日本放送株式会社(以下、CBC)では、番組のHD化の取り組みを数年前から進めているが、その中でもプロ野球は同社の中でも放送コンテンツとしてウェートが高く、スポーツ中継を担うKサブのHD化は必須であった。Kサブは中継番組の受けサブとしての運用だけでなく、制作VTR室としての機能も兼ねているため、中継先からの素材の収録、編集、送出といったマルチな役割を担っている。
信頼性に加え、サーバをネイティブにコントロールできてこそ、その性能が100%発揮できる
これまで使用してきたサーバは、操作性には大きな不満はなかったが、サーバとしての信頼性が低かった。実際、追っかけ番組のような機器トラブルが放送事故に直結する運用は控えていた。そこで、そのサーバに代わるシステムを選定するにあたって、CBCでは次の点を重視し、いくつかシステムを比較検討した。
「生放送で使用する放送機器はトラブルが限りなくゼロに近いシステムを採用したいのが採用する側の本音です(ないのは分かってはいますが)。OA中にシステムが落ちることは絶対に許されません。結果、HDビデオサーバとしてデファクトになっているXTサーバが第一候補として挙がりました。XTサーバは各局、プロダクションで多数使用されていることもあり、その評判等から信頼性が高いことは知っていました。」と、CBC技術局制作技術部 課長 伊藤義之氏は語る。
「各メーカーからの提案を聞いている段階で、フォトロンからXTサーバをネイティブプロトコルで制御できる新しいアプリケーションソフトウェア[TL]Editorの開発計画を聞き、そのシステムに高い期待を持ちました。他社の連携システムでは、どんなに高性能なサーバがあっても、その性能を100%活かしきれていない、つまりそのサーバをネイティブにコントロール出来ていないのではと日頃感じていました。そうした中、フォトロンとIMAGICAテクノロジーズ社によるXTサーバのフルオペレーションを目指す開発姿勢に共感を覚えました。」 |