図脳RAPIDブラウザ
図脳RAPIDブラウザはLANやWAN、インターネットのサーバ上にアップした図脳CADシリーズの図面を、CADが入っていないPCのマイクロソフト社のインターネットエクスプローラから閲覧できるようにするツールです。設計部門がCADで描いた図面を、CADを持っていない他の部門や協力会社・取引先で閲覧・印刷するなど、実際に作図・編集は行なわず図面を見たり、印刷したりする用途は多々見受けられます。このような運用をインターネット、イントラネット環境のもとで実現するのが、図脳RAPIDブラウザです。
図脳RAPIDブラウザはActiveXに対応しており、Webサーバに登録することにより図脳RAPIDの図面(ZRD形式・ZFD形式・ZSD形式)やDXF形式の図面をインターネットエクスプローラ上で表示、印刷することができます。これによりCADを持っていない相手も、インターネット、イントラネット経由で図面の閲覧が可能になり、コミュニケーションを行なうことができます
図脳RAPIDブラウザは図脳RAPIDユーザー以外の方もダウンロードが可能です。
- 図脳RAPIDブラウザはWindows XP、2000、NT4.0(SP4以上)で動作します。Windows Vistaでも使用できますが、「メイリオフォント」および「図脳フォント2004」には対応していません。
- インターネットエクスプローラはVer5.5以上をご利用ください。その他のブラウザには対応していません。
- 本ソフトウェアのご使用および、使用に付随するブラウザソフトの設定で生じるすべての結果に対して、弊社は一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
図脳RAPIDブラウザの設定
1.インターネットエクスプローラの設定
まずはインターネットエクスプローラ上での実行を許可するため、セキュリティの設定をおこないます。インターネットエクスプローラのバージョンによって設定が異なります。下記を参照し、ご使用のインターネットエクスプローラのバージョンにあわせた設定をおこなって下さい。
インターネットエクスプローラを起動し、[ツール(T) ]メニューの[インターネットオプション(O) ]の「セキュリティ」のタブを開きます。
続いて、「レベルのカスタマイズ」ボタンをクリックし、ActiveXについての詳細設定を行います。「ActiveXコントロールとプラグイン」について以下のように設定します。
| ActiveXコントロールとプラグインの実行 |
ダイアログを表示する |
| ActiveXコントロールに対して自動的にダイアログを表示 |
有効にする |
| スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行 |
ダイアログを表示する |
| スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行 |
ダイアログを表示する |
| 署名済みActiveXコントロールのダウンロード |
有効にする もしくは ダイアログを表示する |
| 未署名のActiveXコントロールのダウンロード |
ダイアログを表示する |
設定したら「OK」ボタンをクリックすると「このゾーンに設定されているセキュリティのレベルを変更しますか?」という確認のダイアログボックスが表示されますので、「はい」を選択します。セキュリティレベルは「カスタム」になります。
※この設定は図脳RAPIDブラウザで図面を見るための設定です。セキュリティについてはユーザー様の責任で有効/無効の選択を行ってください。この設定で生じるすべての結果について弊社は一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
2.図脳RAPIDブラウザのダウンロード
(1) 以下から図脳RAPIDブラウザをダウンロードしてセットアップしてください。
「ダウンロード」をクリックすると、別ウィンドウが開き、自動的にセットアップが開始されます。
図脳RAPIDブラウザ Ver.4.1.1.1
| 2007/11/6更新 |
図脳RAPIDブラウザをダウンロードします。既にセットアップされている場合にも、最新のバージョンがセットアップされます。 |
ダウンロード |
(2) ダウンロードを実行すると次のダイアログが表示される場合があります。表示された場合は、「はい」をクリックして下さい。
(3) 図脳RAPIDブラウザをダウンロードするとビューイングに必要なRapidbrs.ocxがセットアップされます。セットアップに成功すると、以下のように表示されますので「ウィンドウを閉じる」をクリックして、セットアップを終了してください。
※インストール状態で先に進まなくなった場合、もしくは別ウィンドウの中央がグレーになったままの場合は、一度「ウィンドウを閉じる」をクリックしてセットアップを中止いただき、その後[ツール(T) ]メニューの[インターネットオプション(O) ]の「セキュリティ」のタブで「信頼済みサイト」を選択して、「サイト」ボタンをクリックし、本サイト(http://www.photron.co.jp)を追加してお試し下さい。
3.図面読込のテスト
セットアップが完了したら、下の「サンプルを開く」ボタンをクリックします。正常に動作している場合、建築図面のサンプルが表示されます。
図面上でマウス右ボタンをクリックし、「拡大」「縮小」など図面の制御コマンドが表示されるかどうかご確認下さい。
※「サンプルを開く」を押すと、セキュリティの設定によっては、ActiveXコントロールが警告を受けますが、このサイトに限っては弊社が安全を保障しています。
図脳RAPIDブラウザの基本操作方法
サンプル図面を一度クリックしてActiveXを有効にした後、図面上でマウス右ボタンをクリックすることにより図面を操作できます。
| 拡大 |
マウスでクリックした位置を中心に図面を拡大表示します |
| 縮小 |
マウスでクリックした位置を中心に図面を縮小表示します |
| 範囲拡大 |
マウスで対角2点指定した範囲内を拡大表示します |
| 全体表示 |
図面全体表示に戻します |
| 移動 |
マウスで1点目を指示し、2点目を指示した方向、距離に図面を移動します |
| 最大化 |
図面をブラウザサイズいっぱいに表示します |
| 元のサイズに戻す |
図面を元のサイズに戻します |
| DXFの設定 |
DXF形式の図面データの場合、寸法を線分に分解する/しない、用紙サイズの指定などを行うことができます |
| 印刷 |
図面を印刷します |
| 名前をつけて保存 |
図面に名前をつけて図脳RAPID形式(*.zrd、*.zfd、*.zsd)で保存します |
| 保存して開く |
図面データを保存して、図脳2次元CADで開きます |
| パスワード設定 |
セキュリティの掛かっている図面を表示する際にパスワードを入力します。 |
| バージョン情報 |
現在使用しているRAPIDブラウザのバージョンを表示します |
図面のインターネット・イントラネットへの登録方法
図面のインターネット・イントラネットへの登録をおこなうにはHTMLファイルを作成する必要があります。以下にサンプルをご用意してありますので参照ください。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>RapidBrowser</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<OBJECT ID="RapidBrowser1" WIDTH=423 HEIGHT=335 ←図面の表示領域サイズの指定が可能
CLASSID="CLSID:79EF041E-C4FF-11D0-A4E5-00A0240C947C">
<PARAM NAME="_Version" VALUE="65536">
<PARAM NAME="_ExtentX" VALUE="11187">
<PARAM NAME="_ExtentY" VALUE="8858">
<PARAM NAME="_StockProps" VALUE="0">
<PARAM NAME="FileName"
VALUE="E:\CAD\DATA\ZRD\PRNTESTX.ZRD"> ←図面のフルパスを記述※
</OBJECT>
</BODY>
</HTML>
※この例では、ローカルディスク上の図面ファイルをテスト的に埋めていますが、図面ファイルをFTPに置く場合は例えば、
<PARAM NAME="FileName" VALUE="ftp://photron.co.jp/plot/xxxx.ZRD">
のように変更してください。
HTMLはWindowsに標準で搭載されている「メモ帳」でも作成できます。
今までHTMLを作成したことの無い方はサンプルをコピーしていただき、メモ帳に貼り付けていただいた上で、図面のフルパスのみ(サンプルの赤字の部分)を今回参照したい図面のパスに書き換えてください。
例えばローカルディスク上の C:\DATA フォルダにある、TEST.ZFDという図面を閲覧したい場合は
<PARAM NAME="FileName" VALUE="C:\DATA\TEST.ZFD">
と記述します。その後、 [名前を付けて保存]で、任意のファイル名.htmlと付けて保存すれば練習用のHTMLが作成できます。